- iPhoneにのディスプレー縦線が入った...
- 落としてもいないのに線が入っている
上記のような状況にあるのではないでしょうか?
iPhoneはさまざまな原因によって、ディスプレーに縦線が入ることがあります。だいたいこの状態ではまともに利用できないのでかなり困った状態だと言えます。
本記事ではiPhoneの縦線が入る問題について詳しく解説します。
落とさなくてもディスプレーに縦線が入ることもある
iPhoneディスプレーに縦線が入る原因として以下2点が挙げられます。
- ソフトウェアの不具合
- 落下以外の物理的な刺激
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
ソフトウェアの不具合
まず、ソフトウェアの不具合が考えられます。この場合は、白黒模様の縦線が入りやすい様子です。
iPhoneの内部にはソフトウェアがあり、ここから画面に表示すべき情報を送信しています。しかし不具合があると、適切な情報が受け渡しできず、結果として白黒の縦線が入ってしまうわけです。
落下以外の物理的な刺激
iPhoneに縦線が入ったなら、物理的な刺激があったのかもしれません。
落下した場合は心当たりが残るので別として、気がつかないところでどこかにぶつけている可能性があります。
物理的な刺激があった場合は、赤・青・緑のカラフルな縦線が入る傾向です。
また筆者の場合ですが、おそらく音の振動が原因で縦線が入ったことがあります。
そのときライブ会場の大きなスピーカーの前で、iPhoneをズボンのポケットに入れた状態にありました。
ライブ開始前は間違いなく画面が割れておらず、特に観客同士の接触もなし。しかし、終了後にiPhoneを開くと画面が割れて、さらに縦線が入っていました。
色々と調べた結果、スピーカーから発せられる振動が原因ではないかと考えています。
そのまま使い続けるのはNG
iPhoneにカラフルな縦線が入った場合、そのまま使い続けるのはNGです。
以下のような危険が考えられるからです。
- 液晶漏れして手に付着する
- 破片が指先に刺さる
- そもそも使いづらい
一番怖いのは液晶漏れ。これは人体には無害とは言い切れない液体なので、これが手に付着するのは危険です。
これが何かの間違いで口に入ると、健康上の問題が起こり得ます。
また破片についても注意が必要です。運が悪いと指に刺さったり、目の中に入ったりするかもしれません。
また、シンプルに使いづらいという問題もあります。画面の一部が虹色の縦線が隠れている状態ではまともには使えません。
もし虹色の縦線が入ってしまったなら、基本的には継続して使わないようにしましょう。
iPhoneに縦線が入った場合の対策
iPhoneに縦線が入った場合の対策として4つ考えられます。
縦線が入るとかなり絶望的な状況に感じられますが、意外とそうとも限りません。
- iPhoneを再起動する
- iOSをアップデートする
- iPhoneを初期化する
- 素直に買い換える
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
iPhoneを再起動する
iPhoneに縦線が入ったならとにかく再起動してみましょう。
ただしこれは白黒の縦線が入った場合のみに有効です。物理的な刺激で虹色の縦線が入っていた場合は意味がないので注意してください。
iPhoneのソフトウェア不具合は、再起動すればだいたいすぐに改善されます。
iOSをアップデートする
再起動を実施しても改善しない場合、iOSのアップデートを実施しましょう。
iOSが古いと、ソフトウェアに何らかの悪影響があり、白黒の縦線につながることも。
実施する手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「ソフトウェア・アップデート」を開く
- 「自動アップデート」をタップする
- 「iOSアップデートをダウンロードする」をオンに切り替える
- 「iOSアップデートをインストール」をオンに切り替える
ただしこの方法も、物理的な損傷に対しては効果がないので注意してください。
iPhoneを初期化する
ここまでやっても改善しないなら、iPhoneの初期化を試してみましょう。
つまり、一旦データを全部消去して、もう一度やり直すわけです。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「転送または”デバイス”のリセット」をタップする
- 「すべてのコンテンツと設定の消去」を選択する
このあと、もう一度iPhoneをアクティベーションすれば多くの場合白黒の縦線が入る問題は解決します。
素直に買い換える
上記までで、白黒の縦線が入る問題はおおむね解決できます。ただしiPhoneに虹色の縦線が入ってしまうなら、素直に買い替えを検討しましょう。
物理的な故障だけは、自力ではどうにもなりません。
ちなみに修理するのはおすすめできません。なぜならiPhoneを修理するとなると、新しい端末が購入できるほど高額の費用がかかるからです。
ナンバリングにもよりますが、修理するだけで50,000円から70,000円ほどかかることも。その点を踏まえればもう少し費用を上乗せして、新しい端末を購入したほうがよほど効率的です。
もしiPhoneが物理的に故障したなら、素直に買い換える方向で検討しましょう。
放っておいたら直ることも
iPhoneに入っている縦線が白黒だった場合、意外と放っておいたら直ることもあります。
何がどうなって直るかはわかりません。ソフトウェアの問題なので、何とも言いづらい部分があります。
もしiPhoneに白黒の縦線が入ってしまったら、しばらく放置してみましょう。次にiPhoneを開くころには、問題が解決しているかもしれません。
まとめ
iPhoneの画面には、時々縦線が入ってしまいます。
うち、白黒の縦線はソフトウェアの問題。再起動や初期化を実施すれば、たいてい問題はないはずです。
一方で虹色の縦線は物理的な故障が原因なので、自力で改善するのはほぼ不可能。この場合はコストパフォーマンスも考えて、買い替えをするのがおすすめです。
なおiPhoneを買い替える場合は、基本的にオンラインショップで購入するのがおすすめ。事務手数料がかからず、専用キャンペーンによって数万円単位で端末料金が安くなったりします。
まずはオンラインショップをのぞいてみましょう。