日常的に利用されるiPhoneは、ときに水に濡れたり埃で汚れたりといったことがあります。
それは最悪の場合故障などのリスクにつながるため、利用の際には注意すべきものとなるでしょう。
一方で、最近のiPhoneには、「耐水機能」がついています。
この耐水機能の仕組みやポイントを理解することで、iPhoneはより使いやすくなるでしょう。
こちらでは、iPhoneの耐水機能の基本について解説します。
実際にiPhoneが水に濡れたときの対処法と合わせて確認し、iPhoneを低リスクで使えるように備えてみましょう。
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iPhoneには耐水機能がついている?
引用元:Apple公式サイト
近年発売されたiPhoneには耐水・防沫・防塵性能がついているため、ある程度は水からの被害に耐えられる設計になっています。
キッチンで使っていて落としてしまった、外出中に雨に降られて濡れてしまった。
そういった日常にあり得る水の被害から、iPhoneを守りやすくなっているのです。
2020年7月現在、耐水機能のついているiPhoneは以下の機種となっています。
・iPhone SE (第2世代)
・iPhone 11
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11 Pro Max
・iPhone XS
・iPhone XS Max
・iPhone XR
・iPhone X
・iPhone 8
・iPhone 8 Plus
・iPhone 7
・iPhone 7 Plus
これらのiPhoneを利用している場合には、基本的に耐水機能がついていることになります。
また、iPhone SE(第2世代)、iPhone11、iPhone11 Pro、iPhone11 Pro Max、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRに関しては、一般的な飲み物をこぼしても耐性があるとしています。
ジュース、コーヒー、ビールといった飲み物をこぼした場合には、その部分を水でそそいで乾かすことで故障を防ぐことができるのです。
このようにiPhone7以降に発売されたiPhoneに関しては、耐水機能による水への対応があると考えていいでしょう。
iPhone6sより前の機種は水に注意
上記のラインナップに入っていないiPhone、つまりはiPhone6s以前の機種には耐水機能が備わっていません。
そのため最新のiPhoneよりも、より水に注意して利用する必要があるでしょう。
旧機種と新機種を併用している場合なども、それぞれの耐水機能に差があることを理解して、利用方法を考えるのがポイントです。
iPhoneが水に濡れたときの対処法
iPhoneの耐水機能は完全防水とは違うため、たとえ水に耐えられる仕様でもきちんとした対応や配慮が必要となります。
水に濡れてからの対応次第では、故障などのリスクを招く可能性はあるのです。
以下からiPhoneが水に濡れたときの対応方法を確認し、万が一の状況になっても冷静に対応できるようにしておきましょう。
柔らかい布などを使ってiPhoneを拭く
iPhoneが水に濡れてしまった場合、柔らかい布などを使って本体を拭きます。
表面の水気を拭きとって、本体に水を侵入させない対応が必要になるのです。
iPhoneを拭く布には、糸くずがでないレンズクロスなどを使うことが推奨されています。
特にSIMトレイを開く際には、必ず事前にiPhoneを拭いておきましょう。
また、水以外の液体がiPhoneにこぼれた場合には、まずその液体を水で洗ってから拭きとります。
水分を排出して自然乾燥させる
付着した水気を拭きとったら、iPhoneの内部の水分を排出して自然乾燥を行います。
水分を排出させるには、iPhoneのLightningコネクタの部分を下にして手のひらに置き、叩くようにして水を落としましょう。
乱暴に叩くのではなく、あくまで優しく行うのがコツです。
自然乾燥の際にはそのまま放置するだけでなく、扇風機などを使って直接風を送ることも考えられます。
Lightningコネクタの部分に風が当たるようにして乾かせば、完全に乾燥させるまでの時間を短縮することもできるでしょう。
一方で、高温の熱風を当てたり、Lightningコネクタに直接綿棒などを差し込んで水分を取るなどの行為はNGとなります。
完全に乾くまで充電はしない
iPhoneが水に濡れている場合には、完全に乾くまで充電をしないように注意しましょう。
充電器だけでなく、iPhoneとつなぐ外部機器はすべて取り外し、故障を避けるための対応が必要となります。
iPhoneが水に濡れた場合、最低5時間は待ってから充電・その他外部機器を接続することがAppleによって推奨されています。
ケーブルを接続しないワイヤレス充電の場合にも、水気を十分に拭きとって乾燥を確認した上で、対応機器に設置するようにしましょう。
耐水機能があっても避けるべき行為とは?
先にも触れたように、iPhoneの耐水機能は完全防水とは違うため、水に関係する避けるべき行為がいくつかあります。
それぞれの内容を確認し、耐水機能を過信しすぎないように注意しましょう。
水泳・サウナの最中はiPhoneを身につけない
水泳やサウナの最中にiPhoneを利用・身に着ける行為は、故障の原因となるので避けるべきだと言えます。
過度な水濡れや多湿環境は、iPhoneの耐水機能で対応しきれません。
あくまで日常的な水気への対応となるので、あえて水泳時やサウナの際にiPhoneを使うようなことはやめておきましょう。
水圧が強い水や流速が大きい水はNG
iPhoneの耐水機能は、IEC規格などによって対応できる深さや時間の限界が明示されています。
そのため強すぎる水圧や大きすぎる流速を浴びせることは、iPhoneの故障リスクを招く可能性があるのです。
たとえばシャワーなどを当てると、その強さに対応できずに故障することも考えられます。
「iPhoneが汚れたから水で洗いたい」といった場合にも、シャワーなどは使わずに少量の水で軽く拭きとるのがポイントです。
意図的な水没はやめること
「iPhoneには耐水機能があるから大丈夫」と考えて、意図的に水没することもNGとなります。
耐水は意図しない水気に対応するものであるため、わざと大量の水に浸すような行為を考えて作られてはいません。
「耐水」の存在意義を間違えないように、用途を考えて使うようにしましょう。
また、同様にiPhoneに衝撃を与えたり、分解したりといった行為は、結果的に水によるリスクを増大させる可能性があります。
通常の範囲内で使うように心がけることが、iPhoneの耐水機能を使いこなすコツになると覚えておいてください。
耐水機能を正しく理解して安心できる使い方を楽しむ!
iPhoneの耐水機能は、「安心」のひとつの形です。
「耐水だから水に濡れても大丈夫」という安心が、iPhoneを日常的に使いやすいスマホにするのです。
しかし、耐水機能を正しく理解していなければ、その安心をきちんと体験することが難しくなります。
こちらで耐水についての理解を深め、iPhoneの耐水機能を考慮した使い方を考えてみましょう!
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