- iPhoneの画面に謎の縦線が入ってしまった
- どうしたら直るんだろうか?
- 自力で修理できるだろうか?
上記のような問題と悩みを持っている人は多いでしょう。
iPhoneの液晶に縦線が入った場合、原因を特定することで復旧することが可能です。
逆にそれがわかっていないと、無駄な修理を払うことになるので注意しなければいけません。
本記事は以下について解説します。
- iPhoneの液晶に縦線が入るふたつの原因
- それぞれの原因におけるできる限りの対処法
iPhoneの画面に縦線が入って困っている人は、ぜひ参考にしてください。
iPhoneの液晶に縦線入る原因はふたつある
iPhoneの絵企業に縦線が入る原因は、大きく分けて2つです。
- 技術的な問題
- 物理的な衝撃
これを取り違えると、無駄な修理費を払うことにもなりかねません。
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
技術的な問題で縦線が入る
iPhoneの画面に縦線が入ったなら、以下のような技術的な問題が考えられます。
- iOSアップデートがうまくいかず、画面表示が狂っている
- 何らかのシステムやプログラムにおいてバグが発生し、その不具合が画面縦線として現れている
- ストレージ容量が限界ギリギリで、動作に支障が出ている
上記のようなパターンが考えられるでしょう。
そして上記の問題は、多くの場合すぐに修理する必要はなく、自宅で操作をすればなんとか復旧させることが可能です。
ここで「壊れた」と決めつけてすぐに修理に出すと、お金が無駄になってしまいます。
物理的な衝撃で縦線が入る
対処が面倒なのが、物理的な衝撃でiPhoneの画面に縦線が入った場合です。
ほとんどの場合はこちらが原因になるのではないでしょうか?
もっとも画面に縦線が入りやすいのは、やはり高いところから落下した場合。
そのほか、水没などでも同様の現象が予想されます。
iPhoneの技術的な問題で縦線が入った場合の対処法
iPhoneの技術的な問題で縦線が入ったとき、できることとしては3つ挙げられます。
- iOSアップデートを実施する
- 再起動を実施する
- iPhoneのリカバリーを実施する
いくつかを試してみれば、たいてい改善するはずです。
iOSアップデートを実施する
iPhoneの画面に縦線が入ったなら、iOSアップデートを試してみましょう。
細かいメカニズムはさておき、アップデートを怠っていると、iPhoneにはさまざまな問題が起こります。
逆に言うと、これさえきちんとやっておけば、画面に縦線が入るなどの不具合はすぐに改善するでしょう。
iOSアップデートの実施方法は以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップする
- 画面下部の「ダウンロードしてインストール」を選択する
再起動を実施する
iPhoneの画面に縦線が入ったとき、再起動も試してみましょう。
一度画面を真っ黒にして、電源を入れ直せば、たいてい不具合は解消されるはずです。
手順は以下のとおり。
- iPhone7以前→ロックボタンとホームボタンを同時に押し続ける
- iPhone X以降→音量ボタンとスリープボタンを同時に押し続ける
iPhoneのリカバリーを実施する
ここまでやっても改善しないなら、iPhoneのリカバリーを実施しましょう。
つまり、一度データをすべて削除する作業です。
もちろん、バックアップを取得して、後ほどデータを復旧できるようにしておきましょう。
この場合の手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「転送またはiPhoneをリセット」をタップする
上記でいったんはiPhoneをリカバリーできます。
これはiPhoneの不具合を改善するうえで、ほぼ最後の手段です。
リカバリーを試してもどうにもならないなら、さすがに修理や買い替えを検討する必要があります。
物理的な衝撃で、iPhoneの画面に縦線が入った場合の対処法は「買い替え」
iPhoneに物理的な衝撃で画面に縦線が入ったなら、かなり厄介です。
この状態を受け入れて使っていくか、それとも新しいiPhoneを購入するか、どちら一方となります。
ただし縦線が入っている、つまりひびが生じているiPhoneを使うのは、もちろん危険なことです。
指を切ったりするかもしれないし、欠片が基盤に入り込んで二次故障へ発展するかもしれません。
そうなると修理が必要になりますが、ここでネックになるのが費用です。
トータルで50,000円ほどかかることもあり、それなら新しいiPhoneを買ったほうがよい、ということもしばしば。
基本的には買い替えで対応するのがおすすめです。
自力で修理することはまず不可能
結論から言うと、iPhoneの画面に縦線が入った場合、自力で修理するのはまず不可能です。
縦線が入ったというのはつまり、液晶が破損しているということ。
液晶の修理交換はかなりむずかしく、相当な技術を持っている人でないとどうにもなりません。
むしろ修理過程において他の部分を傷つけて、より深刻な故障を引き起こすのが心配です。
ちなみにiPhoneを自力で修理する場合は、二度と正規の修理サービスを受けられない点に注意してください。
Appleは正規修理店以外がiPhoneを修理することを認めていません。
自力、もしくは非正規店で修理すると、修理対象から外されます。
まとめ:iPhoneの画面に縦線が入ったら買い換えるのがおすすめ
iPhoneの画面に縦線が入る原因は、技術的、物理的問題ふたつが考えられます。
うち技術的な問題であれば、さほど困ることはありません。
iOSアップデートと再起動が大体なんとかなるし、最悪リカバリーすればたいていは回復するはずです。
問題は物理的な破損で縦線が入った場合で、これはもう修理するほかありません。
しかしネックになるのは、iPhone特有の高額すぎる修理代。
場合によっては50,000円〜60,000円と、新しい端末が購入できるレベルの金額になることもあります。
だとしたら、買い替えを検討したほうがコスパは優秀でしょう。
オンラインショップを利用すれば、端末料金が数十%単位で安くなるなどのキャンペーンもあります。
ぜひ一度オンラインショップをチェックして、買い替えできないか考えてみましょう。