「それにしてもスマホの端末は高い!」と思っている人多くないでしょうか?最新の機種なんて10万円を超えるものもあり、パソコンと大差ない高価なものになっています。
そのスマホの端末を安く済ます方法として、人気が上がってきているのが「中古スマホの利用」です。
特に常に最新のスマホが欲しいという人は、何も壊れていないのイ買い替えている人も少なくないですよね!
そんな多少型落ちでも、別に問題なく動けば大丈夫というのであれば、より安く手に入れることができる中古スマホはやはり注目です。
そこで、ここでは中古スマホを格安SIMを入れて使う注意点について詳しく解説していきたいと思います。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
中古スマホの入手方法
中古スマホはどのようにして手に入れることができるのでしょうか?
キャリアショップ(ドコモショップなど)や家電量販店では基本販売しているのは新品スマホだけで、安価な中古スマホ市場はそこにはありません。
まずは、中古スマホの入手方法についておさらいしておきましょう。
以前使っていた自分の旧端末
以前使っていたスマホが別に故障はしていなくても、「どうしてもiPhoneが欲しくなった」「最新のモデルが欲しくなった」「カメラ機能に欲しい機能が出た」などで機種交換した人も多いでしょう。
そんな以前使っていた自分の旧端末スマホも再びSIMカードを入れれば、利用することができます。
別に大手キャリアで契約したものであっても、SIMカードは格安SIMでもOKです。
(例えばドコモのスマホだったら、格安SIMでもドコモ版を契約すればそのまま使え、それ以外の場合は一度キャリアショップでSIMロック解除が必要です。)
家族・友人から譲り受ける
特に家族や友人で、縛りの取れる2年ごとに必ず最新スマホを購入しているような人は少なからずいるものです。
また、中古スマホを個人情報が漏洩することを危惧して買取や引き取りに出さない人も多いと思います。
そんな家族や友人の引き出しに眠っている中古スマホを譲り受ける方法も良いのではないでしょうか。
家族や友人なら、データをきちんと消去すれば安心できるので譲っても良いという人は多いはずです。
フリマサイト・オークションサイトを利用
引用:メルカリ
具体的には、メルカリ、ラクマなどのフリマサイトや、ヤフオクなどのWowmaなどのオークションサイトで個人間取引で中古スマホを手に入れる方法があります。
相場としては、1年くらいの型落ちモデルなら定価の1/5~1/8程度になっている場合が多く、5,000円以下の安価な端末も多いです。
ただし、これら個人的取引の場合、粗悪品が出品されている、バッテリーの劣化が激しい場合が多いなどのリスクも多いので、その点は覚悟しておく必要があります。(詳しくは、下記の注意点に記載してあります。)
引用:ヤフオク
中古スマホショップの利用
引用:GEO
上記の個人間取引はリスクがあるので怖い人は、専用の中古スマホショップが実店舗でも、ネットショップでも多数展開しています。
具体的には、「アイフォンプラザ」「GEO」「ブックオフ」「ムスビ―」「イオシス」「TSUTAYA(一部の店舗」などです。
これらは、中古スマホを買い取って、一度動作確認のうえ、リフレッシュ品にしているので、粗悪品を掴まされる不安は極めて少ないです。
また、お店独自の保証制度がある場合もあります。
古いスマホの設定方法
中古スマホを上記の方法などで入手したら、そのまま使えるようにするまでの流れを説明します。
スマホを手に入れる
上記で詳しく説明した通り、
- 以前使っていた自分の旧端末
- 家族・友人から譲り受ける
- フリマサイト・オークションサイトを利用
- 中古スマホショップの利用
などの方法で、中古スマホを手に入れてください。
購入(譲り受ける)際に、
- SIMカードのサイズ
- SIMフリーモデルか、それともキャリアモデルか
- 保証の有無(ショップの場合)
特にSIMカードのサイズは、各スマホ端末によって入るサイズが異なっており、違うサイズのものだと入りません。
格安SIM契約の際に、どのSIMカードサイズなのか確認でき、選べますので、SIMカードサイズは確認を絶対に行いましょう。
は最低限チェックの上、購入すると良いでしょう。
格安SIMやキャリアと契約する
続いて、格安SIMとの契約を行います。
上記の通り、SIMカードサイズ(nanoSIM、microSIM、標準SIM、をチェックの上、契約プランを選びましょう。
SIMフリーモデルであれば、どのプランでも契約できますが、中古スマホの場合、念のため、キャリア販売モデルであれば、同じプラン(例:mineoの場合、ドコモ版ならdプラン、au版ならaプラン、ソフトバンク版ならsプラン)を選ぶと良いでしょう。
また。格安SIMではなく、キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)との契約をしたい場合は、一度キャリアショップに行く必要があります。
ショップにて、「SIMカードのみの契約がしたい」旨を話してください。
引用:mineo
SIMカードをスマホに入れる
入手した中古スマホに(契約した)SIMカードを入れてください。
SIMカードの入れ場所は、サイドやバッテリーの横など各スマホ端末によって異なります。
iPhoneのようにピン(付属品ですがない場合は安全ピン)がないとSIM入れが空けられないものもあります。
(今使っているスマホがある場合)データを保存する
現在、スマホを使っている場合は、電話帳データなど残しておきたいデータはクラウド上もしくはmicro SDカードなどに保存をしておいてください。
なお、既に故障してしまって動かない場合は、キャリアショップや携帯修理屋などに持ち込むとデータを取り出せる場合があります。
初期設定(APN設定)を行う
SIMカードを入れたら、初期設定を行いますが、できればWi-Fi環境のもとで行ってください。
自宅や学校など生活圏にWi-Fiがない場合は、コンビニでは大抵無料のWi-Fiがあるので便利に活用できます。
※AndroidのAPN設定方法
電源を入れたら、「設定」→「無線ネットワーク」→「もっと見る」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」→「(契約した)格安SIM名※無ければ新しいAPNを選び、APN設定情報を入力」→「保存」を押して完了です。
※iPhoneのAPN設定方法
Wi-Fiでネットと接続する→電源を入れ、契約した格安SIMアプリをダウンロード→「設定」→「一般」→「プロファイル」→「インストール」を順に押して完了です。
動作確認(使えるか)確認する
これで設定は完了していますので、通話やメール、ネットが使えるかどうか確認してみましょう。
中古スマホを使う際の注意点
とにかく安価で手に入れることができるのが大きなメリットの注意点ですが、新品スマホより注意点があります。
しっかり注意点も把握したうえに、中古スマホを利用すると良いでしょう。
SIMカードのサイズに注意
SIMカードサイズには、「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類があります。
最新モデルの場合、大抵の端末がnanoSIMですが、海外製などではmicroSIMのものもまだまだあります。
microといっても一番小さいものではなく、nanoSIMが一番小さいSIMカードサイズになります。
このSIMカードサイズが合っていないと、スマホに入れることができないので、使うことができません。
中古スマホを手に入れる際にSIMカードサイズはしっかり確認しましょう。
引用:QTモバイル
バッテリーの劣化に覚悟
標準的な使い方ですが、リチウムイオン電池は300回の充電で約7~8割、500回の充電で5~7割程度の容量に劣化してしまうとされており、寿命は2~3年とされています。
そのため、中古スマホはバッテリーの寿命が早いと覚悟しておいたほうが良いです。
中古スマホ店やキャリアショップなどではバッテリーだけでも売っており、数千円くらいはします。どうしても充電してもすぐに消えてしまうようでしたらバッテリーだけは新品の購入をするようにしましょう。
稀ではありますが、個人間取引や悪徳中古ショップなどでは、わざと消耗しきったバッテリーに交換して売り出すような場合もあるようです。
付属品を確認する
具体的には、「充電コード」や「テレビアンテナ」など本来、新品では標準付属品になっているものがない場合もあります。
これらを(特に充電コードは必須)手に入れる必要があり、譲ってもらう、購入する場合でもきちんと付属品には何があるか確認すると良いでしょう。
逆になかには、microSDカードやケースなど本来付属されていないようなものが付いてくることもあります。
赤ロムに注意
特に個人間取引(フリマアプリ)などで気を付けたいのが「赤ロム」の存在です。
「赤ロム」とは、分割払いで購入したスマホを、分割払いが終わる前に契約解除をしてしまい、キャリア側で遠隔操作にてロックがかかっているスマホ端末のことです。
もし、赤ロムを掴まされると、いくら正常なSIMカードを入れても使用できません。
個人間取引で購入する場合は、評価が低い人、はじめての取引になっている人などは要注意です。
保証が利かない(一部保証がある場合もあり)
特に個人間取引や譲り受ける場合は、基本保証がありません。
(家族などから譲り受ける場合は、一応保証期間内かどうか確認すると良いでしょう。)
保証がない場合、困るのは故障時です。
故障具合によっては、新しい端末を購入するより高くなってしまうこともありえます。
中古ショップの場合、独自の保証制度があるところが多いので、できる限りそのようなお店を選ぶとよいでしょう。(万一の購入時の動作不良でも保証があれば安心ですね)
2年より古い製造のスマホはおすすめできない
OSによって違いますが、だいたいiOS(iPhone)の場合は、発売から4~6年、Androidだと早いものだと2年でOSのサポートが終了してしまいます。
古いOSの場合、アプリでダウンロードできないものがあったり、動かないものが出たりと何かと不具合が生じます。
スマホの場合、OSのアップロードが可能なので、古いバージョンのOSでもアップロードをすれば問題ないですが、古すぎるスマホなど最新OSにアップロードできない場合もあります。
そのため、2~3年前より古いスマホはできるかぎり避けるべきだと思います。
ガラケーでも使える?
今ではめっきり使用している人も少なくなってきている感のあるガラケータイプの携帯電話ですが、まだまだ現役という人もいますよね。
ガラケータイプの方がなにより画面は小さくても、耳にきちんとスピーカー部が届くスタイルなので通話するのは抜群に使いやすいですから、ガラケー派の人もいるでしょう。
このガラケータイプの中古携帯電話でも格安SIMを入れることはできるのでしょうか。
結論から言うと、可能です!格安SIMを入れて利用することができます。
やり方を説明する前に、根本的な注意点をひとつ!
『ガラケータイプでは基本、通話とショートメール(SMS)のみとなります。ネットも規格がことなってしまうこともあり見ることができません。』
一部SIMフリーモデルも(海外からの並行輸入品を中心に)出回ってはいますが、ガラケータイプでは特にドコモ、au、ソフトバンク(ボーダフォン)といったキャリアで契約した携帯電話のため、SIMロックがかかっています。
これをキャリアショップ(ドコモショップなど)に出向き、まずはSIMロック解除を行わなければなりません。
SIMロック解除ができれば、格安SIMでも同じドコモ版、au版、ソフトバンク版のSIMを選べば使えますが、上記で説明した通り、ほとんど携帯電話の使い道が限られてしまうので、通話専用くらいの人向きになります。
あてのSIMカードを入れないで中古スマホを使う方法もある
あえてSIMカードを入れずに、Wi-Fi環境だけであれば、そのままでもスマホを使うことができます。例を挙げれば、
- 子どものおもちゃ代わりとして使う
- 音楽専用プレイヤーとして使う
- 自宅専用YouTube閲覧用、ゲーム専用機として使う
などの利用方法の場合、通話をする必要もなく、Wi-Fi環境以外では使うことが考えられない場合は、そのままお金をかけずSIMカード入れずに使う方法もアリです。
古いスマホを格安SIMで使う注意点 まとめ
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。