2022年7月、AppleはiPhoneシリーズの値上げを発表。近年稀に見る円安や半導体の不足などが重なって、ある意味で仕方のない判断でした。
そして廉価なモデルとしてライト層を支えてきてiPhone SEシリーズも、当然ながら値上げされています。
比較的安価なのに、その割にスペックが高いのがSEという機種の魅力です。しかし値上げされてしまった今、「購入すべきかどうか」と悩んでいる人も多いでしょう。
そこで今回は主に以下を解説します。
- iPhone SE3の値上げ後の金額
- 値上げされていてもiPhone SE3を利用する理由
iPhone SE3の購入を考えている人はぜひご参考にしてください。
iPhone SE3は値上げしていくらになったのか
まずはiPhone SE3が、値上げでいくらになったの確認しておきましょう。
モデル | 値上げする前の価格 | 現行の価格 | 上げ幅 |
64GB | 57,800円 | 62,800円 | 5,000円 |
128GB | 64,800円 | 69,800円 | 6,000円 |
256GB | 76,800円 | 84,800円 | 8,000円 |
5,000円から8,000円の値上げでした。元々の金額がさほどでもないので上げ幅は小さめです。
ただし上記はApple Storeの価格で、キャリアによっては微妙に価格か異なる点には注意してくださ。
値上げしても安いiPhone SE3
値上げで少し手を出しづらくなったiPhone SE3。しかしナンバリングシリーズと比べれば圧倒的に安く、ライト層の助けになる点は変わりません。
ちなみにiPhone14シリーズの価格は以下を参照してください。
iPhone14 | iPhone14Plus | iPhone14Pro | iPhone14ProMax | |
128GB | 119,800円 | 134,800円 | 149,800円 | 164,800円 |
256GB | 134,800円 | 149,800円 | 164,800円 | 179,800円 |
512GB | 164,800円 | 179,800円 | 194,800円 | 209,800円 |
(税込表記)
ご覧のとおり...というか「ありさま」で、高ければ200,000円オーバー。ちなみにMacBookAirの最新モデルは164,800円(税込)。
かつて「iPhoneはもはやパソコン並みに高い」と言われていますが、実際に同額、あるいはそれ以上の価格設定まで到達しています。
そんな中、iPhone SE3は最安62,800円(税込)。ナンバリングシリーズと比較して圧倒的に安く、値上げをしてもライト層の受け皿であることには変わりありません。
さらに安く買う方法
値上げしても安いiPhone SE3。しかし工夫次第では、さらに安く購入することも可能です。
その方法として3つ挙げられるでしょう。
- オンラインショップで購入する
- 下取りしてもらう
- リユース品を狙う
3つの方法を組み合わせれば、もはや多少の値上げなど些細な問題です。それぞれについて詳しく解説するので、ご参考にしてください。
オンラインショップで購入する
iPhone SE3を購入するなら、かならずオンラインショップを利用しましょう。
オンライン、というだけで、数万円単位の値引きがかかったり、長期的にプラン料金が安くなったりするからです。
また地味にうっとうしい事務手数料(税込3,300円)が免除されたり、ポイントが還元されたり、とにかくいろんな面でリーズナブル。
iPhone SE3を購入するならかならずオンラインショップを利用しましょう。ちなみに手続きは実店舗よりもオンラインのほうが圧倒的に便利です。
下取りしてもらう
今手元にあるiPhoneを手放してもかまわないなら、下取りサービスで買い取ってもらうのもひとつ。
これを利用すれば、「下取り価格がそのままiPhone SE3の購入金額から割引」されます。
たとえばAppleに下取りしてもらう場合、最大で100,000円の割引を適用可能。これはiPhone13ProMaxがベストな状態だった場合の極端な例ですが、そのほかの端末でもそれなりに高価買取されます。
下取りサービスを利用すれば、iPhone SE3の購入にかかる費用を相当に圧縮することが可能。
ただし注意したいのは、今持っているiPhoneが手元から離れること。つまり2台持ちや、iPhone SE3をサブ機として使いたい場合は使えない手なので注意してください。
リユース品を狙う
iPhone SE3を安く購入するなら、リユース品を狙うのもよいでしょう。
これはAppleやキャリア、SIM業者が扱っている中古整備品のこと。ただの中古ではなく、各社での整備やメンテナンスが実施され、美品かつ不具合が考えづらいのが魅力です。
にもかかわらずリユース品は新品価格から2、3割安く販売されるなど、かなりリーズナブル。多少人の手がついていてもよいなら、リユース品を探してみるのがよいでしょう。
ただその安さから人気が高く、売り切れているケースが多いのがデメリット。もしリユース品で探すなら、定期的にWebサイトをチェックするようにしましょう。
値上げされても光る、iPhone SE3ならではのメリット
iPhone SE3は、値上げしたところで色褪せない、以下のようなメリットがあります。
- チップはiPhone14無印・Plusと同等
- 指紋認証の搭載で非常に便利
- コンパクトかつスッキリとした見た目
- カメラ性能もかなり充実
- バッテリーも高性能
- 5G通信にも対応している
これだけのメリットがあれば、多少の値上げは問題なさそうです。
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iphone SE3の性能はどう?SE2のほうがよい?特徴やレビューを解説
待望のSEシリーズ新作、iPhone SE3が登場しました。
ナンバリングシリーズの異常な高値を突きつけられているライトユーザーには重要な存在です。
「iPhone SE3のクオリティはどの程度のものか」と関心のある人も多いでしょう。
まとめ
(引用:Apple)
本記事ではiPhone SE3の値上げや、より安く購入する方法を解説しました。
値上げがあったのはネガティブなニュース。しかしナンバリングシリーズと比較すればかなり安い価格帯で、いまだにライト層には必要とされる存在です。
一方でナンバリングシリーズはかなり高価で、正直手が伸びない部分もあります。iPhone SE3でも相当なスペックなので、よほどハイエンドにこだわっているといった事情がないならこちらで手打ちにするのもよいでしょう。
またオンラインショップを利用したり、下取りしたりリユース品を購入したりすれば、さらに安くできます。
ぜひオンラインショップから、iPhone SE3を探してみましょう。