テレワークが一気に普及して、一般的な働き方のひとつになっています。
特にテレワークでは、対面することがなくなるため、電話を活用する機会も増えているのではないでしょうか。また、テレワーク以外でも、ちょっと電話をすることも多くなっていますよね。
仕事で電話を使う場合、会社からスマホを支給されていたり、通話料の負担をしてくれるところもありますが、結構電話代は自腹なんて人も多いのではないでしょうか。
やはり、電話代も塵も積もれば山となる、多く使えばそれなりの金額になってしまいます。
そこで、少しでも電話代を節約することも可能!おすすめのIP電話アプリサービスを比較していきたいと思います。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
IP電話アプリとは?
そもそも「IP電話アプリ」とは何なのでしょうか?IPは、「Internet Protocol」の略で、簡単に言ってしまうと、IP電話アプリは、インターネット回線を通じて通話を行うことができるシステムです。
従来のいわゆる電話は電話回線を通じて話していましたが、従来ネットサーフィンなどもしているインターネット回線を通じて話すため、同一サービス内なら通話料が無料だったり、遠い海外などでも従来の電話回線に比べると、通話料が格安で利用ができます。
IP電話アプリが普及し始めたころは、なかなか電話回線に比べると品質が落ちてしまい聞こえづらかったり途切れてしまったりするのも多かったですが、最近はかなり品質が上がっていますし、今後5Gが普及すれば、ビデオ通話などもフリーズしたりすることなくスムーズになることでしょう。
また、SkypeならSkype同士、LINEならLINE同士と同一サービス間でのみ利用できるイメージを持っている人も多いかもしれませんが、従来の電話番号への通話も可能で、基本的に050から始まる電話番号を付与できるサービスも多いです。
各IP電話アプリ 比較表
Skypeや(日本国内では特に)LINEなどがメジャーですが、今では10以上のIP電話アプリが登場しています。
それぞれ通話料金(国内、海外)が異なっていたり、固定の月額料金の有無など微妙にサービス内容に違いがあるのです。
そこで、おすすめのIP電話アプリ10社のサービス比較を見てみましょう。
サービス名 | 月額料金 | プロバイダー同士の通話料(※) | 通話料(国内) | 通話料(海外)※アメリカの場合 | 留守番電話 | 転送サービス |
Skype | 3カ月855円、12カ月2,400円 | 無料 | 固定 1分/10.81円 携帯 1分/2.26円~ | 最大220分/665円~ | 〇 | 〇 |
LINE | 無料 | 無料 | 固定 1分/3円 携帯 1分/14円 | 1分/1円~ | 〇(一部有料) | × |
050plus | 300円 | 無料 | 固定 3分/8円 携帯 1分/16円 | 1分/9円~ | 〇 | × |
My050 | 無料 | 無料 | 固定 1分/19.80円 携帯 3分/8.79円 | 1分/99円~ | 〇 | 〇 |
Viber | 無料 | 無料 | 固定 1分/10.64円 携帯 1分/3.26円 | 526 分/$9.99 | 〇 | 〇 |
SMARTalk | 無料 | 無料 | 固定 30秒/8円 携帯 30秒/8円 | 30秒/8円 | 〇 | 〇 |
LaLa Call | 100円 | 無料 | 固定 1分/2.67円 携帯 1分/18円 | 1分/6円 | 〇 | 〇 |
DMMトーク | 無料 | 無料 | 固定 30秒/10円 携帯 30秒/10円 | 30秒/10円 | 〇 | 〇 |
G-calll 050 | 280円 | 無料 | 固定 1分/16円 携帯 3分/8円 | 1分/5円 | 〇 | × |
FleaLine | 400円 | 無料(SMARTalkとも無料) | 固定 1分/16円 携帯 3分/8円 | 3分/8.8円 | 〇 | 〇 |
※プロバイダー同士の通話は無料であっても、別途データ通信量(ギガ)が消費します。
おすすめIP電話アプリ10選 それぞれの特徴ポイント
ここでは、各IP電話アプリの特徴ポイントを解説していきます。各サービスのメリット、デメリットを知ってより自分たちに合っているIP電話アプリサービスを見つけましょう。
Skype
引用:Google Play
Skypeは、マイクロソフトが提供しているIP電話アプリで、世界中で利用しているユーザーが多い、最もメジャーなIP電話アプリのひとつといえます。
63の国と地域で使うことが可能で、パイオニア的な存在であることもあり、品質(音質)もクリアで話せると評判も良いです。
そのため、SkypeIDさえ分かれば世界中の人々と無料でコミュニケーションを図ることが可能です。
また、SMSの機能もあるのでテキストメッセージを送りたい人は、LINEのように利用することもできます。
LINE(LINE OUT)
日本国内だけでもアクティブユーザーが8,200万人を超える、今では誰もが使っていると言ってよいコミュニケーションアプリです。
そのため、LINE間の通話は、既に登録されている相手が多く、面倒な設定要らずですぐにでも通話やビデオ通話が楽しめます。また、ID検索やQRコードで登録作業も簡単です。
LINEはLINE同士のコミュニケーションツールとして有名ですが、「LINE Out」というサービスがあり、「LINE Out」では、世界中の多くの国に最大5分間の無料通話が可能です。
(※日本国内では固定回線3分/回、携帯電話回線で1分/回)
もちろんお馴染みとなったスタンプのバリエーションも豊富なため、多彩なコミュニケーションを図れることでしょう。
引用:Google Play
050plus
引用:App Store
050plusは、NTTコミュニケーションズが提供しているIP電話アプリで、日本国内では特に電話と言えばNTTとブランド力があるため、信頼感が強く安心して使用ができます。
法人での利用など、品質や料金とともに、信頼感、ブランド力もしっかりしたところが良い場合に特におすすめです。
050から始まる電話番号が付与されるため、通常の電話と同様な使い方もでき、営業電話などで利用している会社も増えています。
留守番電話は、90秒のメッセージを20件、168時間保管され、録音されるたびにメールで届くので電話の取りこぼしがない点も、大事な連絡も逃せないビジネスには最適ではないでしょうか。
My050
引用:Google Play
My050は、プラステル株式会社が提供しているIP電話アプリです。
My050の最大の特徴といえるのが、料金体系がプリペイド式ということです。あらかじめチャージした分しか通話できないので、ついつい長話をしてしまって料金がとんでもないことになってしまうことを防ぐことができます。
また、このチャージ額を人に譲渡することもできるので、例えば会社がチャージをして、各社員に渡すような使い方も容易にできます。
都度払いで基本管理料などもなく、契約期間の縛りもないというプリペイド式ならではのメリットも見逃せません。
Viber
引用:App Store
Viberは、全世界で10億人以上が利用しているとされている老舗のIP電話アプリのひとつです。日本では楽天が運営しています。
LINEと同様で、外部への通話が可能になる「Viber Out」を利用すれば、050通話も可能になります。
また、月額の一定料金で無制限で話せるプランもあり、外国と電話をする頻度が多いような人にも向いています。
世界中で利用しているユーザーが多いメリットに加えて、楽天が運営しているだけに、通話はもちろんメッセージを送っただけでも楽天スーパーポイントを貯めることができ、楽天スーパーポイントを貯めている人は特におすすめです。
比較的、携帯電話への通話料金も格安なので、携帯(スマホ)によく電話をする人にも最適です。
SMARTalk
引用:Google Play
SMARTalkは楽天グループの楽天コミュニケーションズが運営しているIP電話アプリです。
60%通話料が安くなると謳っている事でもお馴染みですね(一般の携帯電話会社の通話料は20円/30秒、SMARTalkの通話料は8円/30秒のため)。
国内でも海外でも、固定電話でも携帯電話でも通話料30秒/8円で利用ができるので、特に国内での通話はそこまでお得感はありませんが、海外での利用の場合、かなり通話料を節約することができます。また、管理やしやすい点も見逃せないメリットです。
アプリが起動していないときもプッシュ通知でお知らせしてくれるので、常時接続をしていなくても利用が可能、スマホのバッテリーが気になる方にもおすすめです。
LaLa Call
引用:Google Play
LaLa Callは、「eoひかり」などでもお馴染みのオプテージが提供しているIP電話アプリです。基本使用料が100円かかりますが、月額料金が100円ですがeo光契約者については月額基本料金0円で使えます。
1分単位で見ると、固定電話が1分/2.67円、携帯電話が1分/18円t他社と比較しても格安で利用することができ、とにかく安く済ませたいときにおすすめです。
留守電は20件まで登録可能、録音時間は90秒と長いので、留守電を使う機会が多いような場合に特におすすめといえます。
また、LaLa Callならではの面白い機能として、「トクトク表示機能」があります。一般の電話と比べてどれくらい安く料金を抑えることができたかアプリ内で視覚的に分かることができます。
グループトーク機能で画像や動画、位置情報の送信や、電話帳アプリとの同期、スタンプ送信で個性を出せるといったオリジナリティある機能の充実も高ポイントとなっています。
DMMトーク
引用:Google Play
DMMトークは、DMMモバイルが行っているコミュニケーションアプリで、厳密にはIP電話アプリではないため、050の電話番号が付与されることはありませんが、現在利用中の携帯電話番号をそのまま利用できるので、かける相手にもわかりやすいメリットがあります。
国内、海外問わず30秒/10円で通話ができる名良会計なところも管理がしやすいところではないでしょうか。
電話回線を利用していることもあり、安定的な通話クオリティが保てるところもポイントです。
G-calll 050
引用:Google Play
G-calll 050は、ジーエーピーが運営しているIP電話アプリです。
特に、国際電話がリーズナブルで、アメリカ、ハワイへは1分5円、中国、韓国、シンガポールへは1分10円と国内電話と大差ない低価格で国際電話が可能となっています。また、付与される050の番号のみで、海外から国番号を入れなくてもそのまま通話することができる点もポイントです。
他にも、バックグラウンド起動時はもちろん、アプリを終了させた状態でも着信が可能で、プッシュ通知で着信が分かります。また、メールで着信のお知らせが可能など細かなサービスも特徴的です。
FleaLine(FleaLine Light)
FleaLineは、コヴィア・ネットワークスが提供しているIP電話アプリで、設定工事不要で外線、内線を自在に共有、制御できるようになります。
FleaLineは法人(オフィス)向きですが、1つ電話番号が付与される個人向けのFleaLine LightやFAX機不要でFAXの送受信ができるFleaFax、電話秘書サービスである「FleaAgent」などさまざまなサービスを展開しているため、用途に合わせて利用ができます。
IP電話アプリ便利な使い方
通話料金節約
なんといってもIP電話アプリを利用する最大のメリットが、通話料金の節約でしょう。
利用するサービスによっては、従来の電話料金の半額以下になることは珍しくなく、特に海外での利用が多い人では相当の通信費削減に貢献ができます。
仕事用・プライベート用で分けて利用する
テレワークで自宅でも電話を取る機会が増えているなどの場合、仕事とプライベートで利用する番号を分けておきたい人も多いと思います。
サービスによっては複数電話番号が付与されるところや転送できるところも多いので、的確に仕事用とプライベート用を切り分けられます。
仕事用はきっちり会社に利用した分を請求するようなときにも重宝します。
サブ番号をして利用する
例えば、ネットオークションや宅配、ネットショッピング等で自身の携帯電話や固定回線番号を知らせたくない時に、IP電話アプリを使ってサブ番号を持つこともおすすめです。
個人情報の流出のリスクを防ぐことができますね。
どこが自分向き?IP電話サービス比較 まとめ
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。