みなさんついに来ましたよ。
Samsungが出している人気機種Galleryシリーズの中でも、その使いやすさ、便利さで圧倒的人気を誇る、Galaxy Noteの最新機種、Galaxy Note9の発表が来ましたよ。
2017年8月にGalaxy Note8が発表されてから約1年でのニューモデルの登場です。
一体どんなものに仕上がっているのか、どんな形になっているのか気になりすぎます。
その気になる、最新情報や新機能、スペックについて見ていこうと思います。
Galaxy Note9のスペックやデザイン
まず、Galaxy Note 9の基本スペックやデザインを見ていきましょう。
スペック
まずスペックですが、旧機種であるGalaxy Note 8のスペックとも比較していきましょう。
GALAXY Note 8 | GALAXY Note 9 | |
OS | Android 7.1 Nougat | Android 8.1 Oreo |
CPU | 10nm 64bit オクタコアプロセッサ | 10nm 64bit オクタコアプロセッサ |
Samsung Exynos 8895 | Samsung Exynos | |
Qualcomm Snapdragon 835 | Qualcomm Snapdragon 845 | |
メモリ | 6GB LPDDR4 | 6 / 8GB LPDDR4 |
ストレージ | 64GB / 128GB / 256GB, microSDスロットあり | 128 / 512GB, microSDスロットあり |
ディスプレイ | 6.3型Super AMOLED | 6.4型Super AMOLED |
2960 x 1440 | 2960×1440 | |
背面カメラ | デュアルカメラ | デュアルカメラ |
1200万画素カメラ(OIS対応)×2 | 1200万画素カメラ(OIS対応)×2 | |
F/1.6~F/2.4可変絞り | ||
前面カメラ | 800万画素 | 800万画素 |
バッテリー | 3300mAh | 4000mAh |
寸法 | 162.5 x 74.8 x 7.9mm | 161.9 x 76.4 x 8.8mm |
重量 | 195g | 201g |
USBタイプ | USB Type-C | USB Type-C |
その他 | 虹彩認証, 心拍計, 指紋認証 | 虹彩認証, 心拍計, 指紋認証 |
ご覧のようになります。
CPUの強化、メモリの強化が1番目を引くところかと思います。
あとバッテリーがかなり向上されています。
しかし、CPUやメモリが向上することにより、消費電力も増えていると思います。
ですので、多少はバッテリー持ちは伸びるかも知れませんが、過度の期待はどうかなというのが個人的な意見です。
また、ストレージですが、最小が64GBからでしたが、128GBへと倍増されました。
メモリは、プレミアムモデルだと8GBを選択出来ます。
デザイン
デザインですが、 Infinity Displayを搭載し、Galaxy Note 8よりもベゼルレス化されました。
また、6.3型から6.4型にディスプレイが大型化しました。
大型化した分重量が6g程重くなりました。
また、指紋センサーがカメラの中央に位置変更され、自然にタッチしやすいようになりました。
今までGalleryはカメラの横に指紋センサーがあったせいで、レンズに触れてしまう、指紋センサーが探しづらいなどありましたが、これで一気に解消されます。
Galleryユーザーとしては、嬉しい変更ですね。
カラー
展開されるカラーについてですが、
・ミッドナイトブラック
・オーシャンブルー
・メタリックカッパー
・ラベンダーパープル
の4色展開になっています。
Sペンは本体と合わせた色なのですが、オーシャンブルーのみ、イエローを採用しています。
Galaxy Note9の新機能
次に、Galaxy Note 9から追加された、強化された機能について見てこうと思います。
特にGalaxy Noteの特徴とも言えるSペンが強化されているようです。
Sペンについて
Galaxy Noteと言ったらSペンです。
その機能はもうみなさん知っていると思いますが、今回のGalaxy Note 9ではさらにその機能が強化されました
今回のSペンはBluetoothを内蔵していて、リモコンとして操作が可能になります。
機能の1部として、ボタン長押しでカメラの立ち上げたり、2回押しでカメラの前面、背面の切り替え、タップでシャッターを切る、ビデオの再生や一時停止、スライド上のプレゼンテーションの切り替えなどといったものがあります。
こうした機能を使えるアプリは、最初はカメラ、音楽プレイヤーなどSamsung純正に限定されます。
しかし、今後はSDKを公開して外部のデベロッパーのアプリでも同様の機能を使えるようになるそうです。
また、Bluetooth搭載ということでもちろん充電が必要になってくるのですが、Galaxy Note9に収納中に自動的に充電され、数秒の充電でも30分利用可能になるそうです。
カメラ性能について
カメラ機能ですが、残念な部分として、物理的にはGalaxy S9+と同じです。
前面カメラは800万画素、背面は1200万画素のデュアルカメラ、F値を1.5と2.4に切り替え可能で、セカンドカメラで2倍ズームが可能、といったものです。
しかし、AI対応カメラでより賢くシーン撮影出来るようになりました。
20種類以上のものを識別可能になったうえに、その情報をもとにカメラの設定を自動で最適化するようになりました。
しかし、この機能はHuaweiやLGが2017年後半にやっているので、それほど目新しさはなく、Samsungが追いついたという感覚です。
しかし、おもしろい新機能として、写真がピンぼけだったり逆光だったり、誰かが目をつぶってたりレンズが汚れてたりして、写真がうまく撮れなかったときに、、「撮り直したら?」と警告を出してくれるFlaw Detection機能が追加されました。
余計なお世話かもしれませんが、おもしろい機能だと思います。
Dexモードについて
あまりこの機能を使用している人は少ないかも知れませんが、Galaxy Noteには、Dexモードという機能があります。
これは、パソコンのモニターなどに画面を写せて、より大きな画面で作業などができるという機能なのですが、今まではDeX Stationという別売りのアダプターが必須でした。
しかし、今回のGalaxy Note 9からUSB C to HDMIケーブルのみの接続でその機能が使えるようになりました。
今まで、わざわざアダプター買ってまでと思っていたユーザーも気軽に使えるよになりますね。
また、従来どおり、キーボードやマウスはBluetoothで接続できます。
冷却機能
今回のGalaxy Note 9では、CPUに新たな冷却機能を採用しています。
ハイエンドモデルになるとCPUのスペックはもちろん上がってきます。
それに伴い問題になるのが排熱です。
最近のスマートフォンでは、「フォートナイト」や「PUBG Mobile」のように、3DCGのFPSゲームが楽しめます。
もちろんCPUはフル活動になるので熱がかなり出ます。
長時間ゲームをしていると段々とスマートフォンが暑くなってくるのはそのためです。
1部のユーザーは外付けの冷却ファンなどを使って対策をしていますが、出来ることならそんな物は使いたくありません。
そこで、今回の冷却機能が注目されます。
SamsungはCPU冷却用のカーボンを追加し、発熱を抑えてゲームを安定して遊べる「ゲーミングスマホ」としての魅力をアピールしています。
スマホゲームの要求スペックが段々と上がっていく中、より快適に遊べるようになればと期待します。
Galaxy Note9のベンチマークについて
Tom's Guideでは早くもベンチマーク結果が報告されています。
気になるその結果を見ていきましょう。
●Geekbench 4
まずは、Geekbench 4のベンチマークですが、Galaxy Note9のマルチコアのスコアは「8,876」をマークしました。
Galaxy Note 8のベンチマークが「6,564」なので、かなり伸びています。
Galaxy S9+の「8,295」も上回っていますので、現在のSamsungのスマートフォンでNo.1と言えるでしょう。
参考までに、OnePlus 6は「9,088」、iPhone Xは「10,357」のスコアを記録しています。
●3DMark Slingshot Extreme 3.1
次に、グラフィックの能力を示すベンチマークの3DMark Slingshot Extreme 3.1ですが、Galaxy Note9のスコアは「4,639」でした。
またまた、参考までに、OnePlus 6は「5,124」、iPhone Xは「4,994」というスコアになっています。
数字だけなら1位というわけではありませんが、ハイスペックモデルなのは間違いありません。
Galaxy Note9の価格について
海外での価格は、128GB /の6GBモデルで約1000 USドル(約11万円)、512GBモデルは1250ドル前後(約13万9千円)とされています。
さすがにハイエンドモデルということもあって10万円は確実に超えてきます。
日本での価格はまだ未定ですが、海外版と同額ぐらいになってほしいと思います。
Galaxy Note9の発売日について
グローバル市場での発売日は2018年8月24日より開始されます。
まとめ
どうだったでしょうか。
発表されたばかりのGalaxy Note 9のこと少しはわかってくれたでしょうか?
期待通りと思いましたか?残念と思いましたか?
どちらにせよ確実に進化はしています。
特にGalaxy Noteでの特色であるSペンですが、確実に使い勝手は向上していると思います。
スペックを見ても、しっかりとその性能を挙げてきていますし、現在のハイスペックモデルとして、期待通りの仕上がりだなと個人的には思っています。
発売まで後少しですが、今からとてもわくわくします。