家電量販店でドコモを担当している花木です!
昔々携帯といえば携帯できる電話機のことでした。
家の電話を介さずに恋人と自分の部屋で夜な夜な電話…なんて平成前半あるあるでしたよね。
そして携帯料金の高騰とともにプランも進化!
通話し放題サービスが始まると
各キャリアがこぞってカケホーダイプランを発表します。
しかし、時代は平成から令和へ。
スマホ一人一台は当然の時代です。
今や若者の主な連絡手段はSNSとアプリの無料通話。
通話プランよりもデータ通信プランの安さに重きを置いて論争が繰り広げられています。
そんな声もよく聞きます。
そこで今回は
本当にカケホーダイは時代遅れの不要なプランなのか?
月額料金や通話料を比較して検証してみましょう!
カケホーダイってめちゃめちゃおトク!そのワケは?
携帯料金プランの仕組みからご説明します。
そもそも先にお話しした通り、携帯のプランは古来より
持ち歩ける電話機にメールの機能が付いたよ
という状態で存在しています。
ですのでドコモとauの契約の基本は今でも
通話プラン=基本料金
なのです。
つまり
カケホーダイ=使い放題
と、いう意味になるのです。
電器・ガス・水道などでこんなプラン聞いたことないですよね?
そういう意味でもカケホーダイは革新的でおトクなのです。
5分かけ放題は意外と超える
実際私も家族以外に電話することは減りましたし
友人とのやり取りはLINEで充分です。
しかし皆さんよくよく考えてください。
これは私の3月分のドコモの通話料です。
原因はわかっています。
用件だけ伝えるつもりでかけたら先方の話が長引いてなかなか切れず
21分通話していたことがありました。
その時の料金を試算してみると
通話時間総計21分 ー 無料通話 5分
=16分間の有料通話
通話料は各社共通で30秒ごとに20円なので
1分で40円。
40円×16分=640円
私は仕事柄ちょこちょこ通話をするのですが
ふと電話を終えると無料通話を1~2分過ぎていることが多いです。
私の平均通話時間は6~8分といったところです。
今後の利用頻度によってはカケホーダイを検討すべきですね。
ちなみにドコモ・auの通話基本料金は
1700円 → 5分かけ放題
2700円 → カケホーダイ
1000円の違いでカケホーダイになるならおトクですよね!
ポイント
カケホーダイがいる人・いらない人
お客様の見積もりを出すときにいつも私が言うことです。
カケホーダイが向いている人
カケホーダイはこんな方におすすめ
- 仕事で電話を「かける」ことが多い人
- 利用料金がいつもより高いと損した気分になる人
- 子供が小さくて病院や学校に連絡することがある人
ドコモ・au・ソフトバンクは家族間通話が無料です。
家族以外の人に電話を「かける」頻度がどの程度あるのかがカギとなってきます。
電話はあまり使わないという人でも
特にお子さんが小さいお母さん世代の方は
病院やお店の予約などで意外と電話を使っています。
その都度相手が保留にしたり…と
通話の時間を気にしてはらはらすることないですか?
私はあります。
私のように気になる人はカケホーダイにしていた方が気持ちが楽だと思いますよ!
5分カケホーダイが向いている人
5分カケホーダイはこんな方におすすめ
- 電話はかけることより「受ける」ことが多い人
- 毎月の費用は抑えたい人
- 主要な連絡先はSNS内に収まっている人
最近では学校の連絡網もメールやLINEになっています。
わざわざ電話でするよりもその方が文字として連絡の履歴が残り
漏れがないからです。
そのような方はわざわざ毎月1000円多く支払うよりも
私のようにたまにオーバーするくらいの方がおトクと考えます。
カケホーダイと5分かけ放題の値段の差は1000円ですから
1年で12000円利用料金に差が出ます。
では12000円分通話するとなると…
年間で300分=5時間以上通話することになります。
しかも5分の無料通話を超える分が、ということなのですごい量ですよね。
もちろん利用状況によりますが
使い方が変わったらいつでもプラン変更は可能なので
使ってみて利用明細を確認しつつ
2~3か月連続で500円以上通話しているようなら
カケホーダイを検討しましょう!
ドコモは新料金プランから通話がオプションになった!
ところで先ほど
ドコモとauの基本プランは通話プランだ
とお話ししましたが…
時代を先読みする会社ソフトバンクは
いち早くスマホのパケットに重きを置いたプランを施行しました。
それがウルトラギガモンスター(50ギガ)です。
ではカケホーダイはどうなったかというと
オプション扱いとなりました。
ソフトバンクのカケホーダイと5分カケホーダイ
5Gの時代には大量のデータをやり取りすることになります。
それを見越しての先駆けた行動で、正直業界としてはさすがという感想です。
「携帯電話」の使い方の変化に対応したプランだと思います。
ドコモの通話オプション化はauにも波及する可能性大
ドコモはソフトバンク追随する形で2019年6月1日より新料金プランスタートします。
それに伴って基本プランが無料通話からパケットに移行するのです。
基本プランは
パケット+有料通話+パケットオプション
という形が今後のスタンダードとなっていくと考えられ
よりデータ通信の料金がおトクになっていくでしょう。
2019年10月にはauとソフトバンクが料金プラン改定を控えているので
auもこの形になると予想されます。
後出しじゃんけんでどんなおトクなプランが出るのか
革新的な仕組みが飛び出すのか。
auの動向から目が離せないですね!
まとめ
携帯の使い方がかなり多様化した現代において
通話が基本
という考えは終了し、今後はデータ通信が基本の時代がやってきます。
とはいえご自身の使い方を見極めることも大切になってきます。
私はもしドコモの新料金プランに変更するならカケホーダイオプションを付けます。
なぜなら今の5分カケホーダイと同じ金額でカケホーダイになるからです。
これって私にはすごく魅力的なんです。
ベーシックパック | ギガホ・ギガライト(6/1~) | |
5分かけ放題 | 1700円 | 700円 |
カケホーダイ | 2700円 | 1700円 |
それまでは使い方を見ながらですが、現状のまま行くと思います!
端末購入サポートがあるのでもう少し先のお話しですが
みなさんも料金比較する際には今一度自分の使い方を見直してみることをおススメします!
もし悩んだらショップやコールセンターに問い合わせてもよいですが
オンラインショップで見積もりをしてみると
具体的な数字が目で見て分かるのでおススメですよ!