auでも9月13日よりiPhone 11の予約を開始していますが、機種代金が税込み8万台~18万台となると、気軽に購入しづらいですよね。
しかし実は、auでは「アップグレードプログラムDX」や「アップグレードプログラムEX」を使えば、最新のiPhone 11も税込み5万円台から購入することが可能です。
更に、auでは他にもスマホの機種代金を数万円から値下げしてくれるキャンペーンを多数実施中です。
10月の増税前に駆け込みでスマホの機種変更をする方にも知っておいてほしい、auで実施中のキャンペーン・割引サービスの最新情報を紹介します。
アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXのメリット
高額なスマホをなるべく安く買うなら「アップグレードプログラムDX」と「アップグレードプログラムEX」の利用を検討してみましょう。
アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXとは、スマホを48回払いで購入し、25ヶ月後の機種変更時に古いスマホを返却することで残りの分割支払い額(最大25回分)が免除されるというキャンペーンです。
もっと簡単に言うと、auで2年ごとに機種変更することでスマホの実質負担額「機種代金の半額 + プログラム利用料9,360円」で購入できるようにするキャンペーンですね。
2019年9月30日まではアップグレードプログラムEXが、2019年10月1日からはアップグレードプログラムDXが提供されます。
EXとDXの違いについては後で紹介しますが、割引額はどちらも同じと考えてもらってOKです。
こちらを利用すれば、iPhone 11 Pro(64GB)も下記の価格で購入できます。
かかる費用 | 負担額(※) |
---|---|
iPhone 11 Pro(64GB)の本体価格 | 62,496円 (2,604円 × 24回) |
アップグレードプログラムEX / アップグレードプログラムDX プログラム利用料 | 9,360円 (390円 × 24回) |
合計 | 71,856円 |
※機種代金などは2019年9月14日(土)現在のau SHINJUKUの価格になります。
本来、124,992円するiPhone 11 Pro(64GB)も、アップグレードプログラムEXまたはアップグレードプログラムDXを利用すれば実質負担額7万円台で購入できる(※)ようになるわけですね。
※25ヶ月目にプログラムを利用して機種変更した場合
アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXの利用条件
アップグレードプログラムDXとアップグレードプログラムEXを利用するためには、下記の5つの利用条件を満たす必要があります。
- auで指定端末を48回払いで購入する
- 端末購入と同時にアップグレードプログラムDX/アップグレードプログラムEXに加入する
- 12ヶ月間の利用後auで新しい端末に買い替える
- 買い替え時に古い端末はauに返却する
- プログラム利用料390円×24回分(9,360円)支払う
アップグレードプログラムEXのみ上の条件に加えて、「購入と同時に指定のプラン加入すること」も条件になります。
スマホ購入時にアップグレードプログラムDXまたはアップグレードプログラムEXに加入していても、条件を満たしていない場合は利用できないので注意しましょう。
なお、アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXは13ヶ月目~24ヶ月目に利用することも可能です。
13ヶ月目~24ヶ月目に利用する場合は、残りのプログラム利用料(最大4,680円)を先払いで一括で支払うことになります。
アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXを利用せずauで買い替えた場合
もし、アップグレードプログラムDXまたはアップグレードプログラムEXに加入していたのに、利用せずにauで端末を買い替えた場合は、それまで支払っていたプログラム利用料(月額390円)をau WALLETポイントでキャッシュバックしてもらえます。
なので、auで機種変更する限りは、アップグレードプログラムの利用料が無駄になるわけではない、ということですね。
アップグレードプログラムEX前倒し利用料おトクキャンペーンも
auでは、アップグレードプログラムEX加入者を対象に、2019年9月20日から12月1日まで「アップグレードプログラムEX前倒し利用料おトク」キャンペーンを実施します。
こちらは、アップグレードプログラムEXに加入して13ヶ月目~24ヶ月目の方が、指定端末への機種変更時にアップグレードプログラムEXを使うと、通常前倒しで請求されるプログラム利用料(最大4,680円)が無料になるというもの。
指定機種は、2019年9月20日発売開始の「iPhone 11・iPhone 11 Pro・iPhone 11 Pro Max」です。
もちろん、現在利用中のスマホの機種代金の分割支払金の残り(最大24回分)は免除されますよ。
アップグレードプログラムEX加入中で、新型iPhone 11に興味がある方は要チェックです。
アップグレードプログラムDXとアップグレードプログラムEXの違いは?
2019年10月から提供されるアップグレードプログラムDXは、9月末までのアップグレードプログラムEXと下記の点が違います。
- auユーザー以外も利用できる
9月末まで実施中のアップグレードプログラムEXは、指定プランへの加入が必須=auユーザーになる人しか利用できないキャンペーンでした。
一方、10月から開始するアップグレードプログラムDXでは、auユーザー以外の人も利用できるようになります。
ただし、auユーザー以外の人が利用するにあたっては、いくつか注意点もあります。
アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXの注意点
高額なスマホも安く購入できるようになるアップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXですが、注意点やデメリットもあります。
アップグレードプログラムDX利用時も100日間はSIMロック解除不可
非auユーザーの方が注意したいのが、アップグレードプログラムDXを使ってauでスマホを購入しても、100日間はSIMロック解除ができない点です。
auやドコモ、ソフトバンクが販売したスマホには、「SIMロック」という自回線でしか使えないようにする制限がかかっています。
この制限は「SIMロック解除手続き」を行うことで外せますが、現在のauでは機種代金の分割払いを選択すると、101日目以降にしかSIMロック解除手続きが行えません。
つまり、非auユーザーがアップグレードプログラムDXを利用してauからスマホを買っても、100日間はドコモやソフトバンク、またはその2つの回線を使用する格安SIMでは使えないことになります。
非auユーザーがアップグレードプログラムDXを利用してauスマホを購入する際は、100日間寝かせてSIMロック解除するか、mineoやLINEモバイルなどau回線を使っている格安SIM限定で使う端末にするか、事前に決めておいた方が良さそうです。
25ヶ月後もauで買い替える必要あり
アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXを利用する際に注意したいのが、購入したスマホの分割支払い残額を免除してもらうためには、25ヶ月後の買い替え時もauでスマホを購入する必要がある点です。
au以外でスマホを買い替えた場合は、アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXに加入していても、残りの分割支払金は免除されません。
しかも、この場合、au WALLETポイントによるプログラム利用料のキャッシュバックもないので、それまで支払っていた利用料分だけ損することになります。
アップグレードプログラムDXは非auユーザーでも利用できるとはいえ、実質、2年ごとにauでスマホを買い替えないといけない縛りがある点はアップグレードEXと同じということですね。
26ヶ月目以降は徐々に恩恵が少なくなる
アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXを最大限に活用するなら、スマホの購入から25ヶ月目に買い替えるのが1番です。
というのも、アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXは、プログラムを利用して買い替えた際に残りの分割支払金を免除する制度なので、ある程度機種代金を支払った後だとメリットが少なくなってしまうためです。
26ヶ月目以降にプログラムを利用して買い替えると、実質負担額が増えることになるので注意しましょう。
古いスマホをauに返却しないといけない
アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXを利用するためには、次の買い替え時に古い端末をauに返す必要があります。
最新のiPhoneなら2年後でもまだまだ使える可能性が高いですが、手元に残して複数台持ちしたり、家族に古い端末を使ってもらうといったことができないわけですね。
また、下取りプログラム(機種変更)と併用したり、au以外の下取りサービスで買い取ってもらうこともできないので注意しましょう。
古いスマホが故障していた場合最大20,000円の費用が発生
アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXを利用して買い替える際、auに返却したスマホが故障・破損していた場合、最大20,000円(※)の故障時利用料が追加で発生します。
「電源が入らない」「充電できない」といった深刻な故障以外に「本体や画面の割れ・破損」なども対象になるので、スマホの落下による液晶割れには注意しましょう。
その他のauの割引・キャンペーン
2019年9月現在実施中のアップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEX以外の割引・キャンペーンをまとめました。
なお、名前の後ろに(★)が付いている割引・キャンペーンは2019年9月30日で終了となります。
10月からは消費税増税も控えているため、この秋にスマホ・ケータイの機種変更を考えている方は、今のうちにお得に利用できる割引・キャンペーンがないかぜひチェックしておきましょう。
カケホ割60(★)
カケホ割は60歳以上の方がauで指定の機種の購入と同時に指定プランに加入(新規・機種変更・MNP)することで、利用料金が永年1,000円割引されるキャンペーンです。
対象機種は「AQUOS sense2 かんたん」「BASIO 3」「LG it」で、指定プランは「auピタットプラン(カケホ)」「新auピタットプラン+通話定額」となっています。
「家族割プラス」や「auスマートバリュー」とも併用可能なので、例えばauユーザーが家族に3人いる60歳以上の方なら「新auピタットプラン+通話定額」を月額2,680円~で利用できます。
初スマホ割(★)
初スマホ割は、4G LTE対応のauケータイから指定のスマホへの機種変更と同時に、「2年契約N・2年契約・2年契約(自動更新なし)・スマイルハート割引」のどれかに加入することで、機種代金が割引されるキャンペーンです。
割引額はスマホによって違いますが、例えば「iPhone 7(32GB)」なら37,800円、「AQUOS sense 2かんたん」なら16,200円も割引を受けられます。
現在4G LTE対応のauケータイを利用中でスマホへの乗り換えを考えているなら、初スマホ割を利用することでお得にスマホに乗り換えられますよ。
3Gスマホ機種変更プログラム
3Gスマホ機種変更プログラムは、3Gスマホから指定の4G LTE対応のスマホへの機種変更と同時に「2年契約N・2年契約・2年契約(自動更新なし)・スマイルハート割引」のどれかに加入することで、機種代金が割引されるキャンペーンです。
先に紹介した初スマホ割と似ていますが、こちらは機種変更前に「3Gスマホ」を使っている方が対象です。
また、初スマホ割の割引対象外の「iPhone 7(128GB)」や「iPhone SE(64GB)」も3G機種変更プログラムの割引の対象になっている点が特徴です。
ケータイとりかえ割
ケータイとりかえ割は、3Gサービス利用中の方が、指定の4G LTE対応auケータイに機種変更すると同時に、「2年契約・2年契約(自動更新なし)・スマイルハート割引」のどれかに加入することで機種代金の割引や特典を受けられるキャンペーンです。
例えば、2019年5月に発売されたばかりの京セラの「GRATINA KYF39」でも機種代金から最大10,800円割引されます。
更に、通常なら別途購入が必要な充電器も一緒にもらえます。
対象となっている機種は全て、見た目や操作感が3Gケータイに近い、いわゆる「ガラホ」と呼ばれる機種なので、「スマホに変えるのは不安」という方も安心して乗り換えられますよ。
au購入サポート(★)
au購入サポートは、指定の機種を「au購入サポート」で購入し、対象プランに加入(新規契約・機種変更・MNP)することで、機種代金を大幅割引してもらえるキャンペーンです。
対象となる機種の多くは2018年以前に発売された型落ち品ですが、基本スペックが高くまだまだ現役で使える製品も多いです。
例えば、2018年8月に発売されたSONYの「Xperia XZ2 Premium SOV38」なら最大54,000円割引、2018年6月に発売のSHARPの「AQUOS R2 SHV42」なら最大48,600円割引で購入できますよ。
なお、au購入サポートを利用して購入した場合、12ヶ月以内に解約・機種変更するとサービス解除料が発生する点には注意が必要です。
Galaxy A30 機種変更購入サポート
こちらは、機種変更時にGalaxy A30を購入し、対象プランに加入した場合に機種代金から最大10,800円割引してもらえるキャンペーンです。
対象機種がGalaxy A30に限定されていることと、機種変更時のみに限定されている以外は先に紹介したau購入サポートと同じです。
下取りプログラム
下取りプログラムは新規契約・機種変更・乗り換え(MNP)時に古いスマホを下取りに出すことで、au WALLETポイントを還元してもらえるサービスです。
もらえるau WALLETポイント(下取り価格)は機種によって違いますが、2019年9月現在だと、正常な「Xperia XZ2 Premium SOV38」なら15,000円相当、「iPhone 8 Plus(64GB)」なら29,160円相当のポイントがキャッシュバックされます(※)。
もらったau WALLETポイントは、機種変更後の新しいスマホの機種代金の割引に使う以外に、1ポイント=1円として買い物などにも使えますよ。
また、アップグレードプログラムDX・アップグレードプログラムEXに加入している方でも、時期や機種によっては下取りプログラム(機種変更)を利用した方がお得になることもあるので、機種変更時は下取り価格もチェックしてみましょう。
※下取り対象機種は時期によって違います。
auの割引・キャンペーンのまとめ
これからauでスマホの購入、または機種変更したいとお考えの方は、次の3つの点を要チェックです。
- アップグレードプログラムDXは非auユーザーも利用できる
- アップグレードプログラムDXは100日間SIMロック解除不可&次回もauで購入が必要
- 2019年9月30日で終了するauの割引・キャンペーン多数
10月から始まるアップグレードプログラムDXは、非auユーザーも利用できる点を除けば実質アップグレードプログラムEXと同じです。
ただし、非auユーザーがアップグレードプログラムDXを利用する際は、100日間SIMロック解除不可と2年後の買い替えもauで行わないといけない点には注意しましょう。
また、現在、auでは機種代金の割引キャンペーンを多数実施していますが、2019年9月30日で終了するキャンペーンも多いです。
この秋、スマホの機種変更や新規契約、乗り換え(MNP)をお考えの方は自分が利用できるお得なキャンペーンがないか、9月中にチェックしておくのがおすすめです。