2020年4月に発売されたコンパクトモデルiPhone SE(第2世代)。
Touch ID搭載ということで人気が高いですが、2022年にiPhone SE(第3世代)が発売されたこともあり、「いつまで使えるのか?」「そろそろ機種変更すべき?」と考えている方も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではiOSや修理サポート終了時期からiPhone SE(第2世代)がいつまで使えるのかを検証していきます。
iPhone SE(第2世代)は2025年または2026年頃まで使える可能性大
引用 : Apple
iOSアップデートと修理サポートの終了時期から考えると、iPhone SE(第2世代)は2025年または2026年頃までは使える可能性が高いです。
ただし、場合によってはもう少し長く使える可能性もあります。
では、なぜiPhone SE(第2世代)が2025年または2026年頃まで使える可能性が高いのか、その理由詳しくみていきましょう。
iOSのサポートが2025年で終了する可能性が高い
iOSは、定期的に行われるバージョンアップごとに、サポート対象外のモデルが出てきます。
iOSのサポート期間は、基本的に機種発売から5年、あるいは6年と考えて良いでしょう。
ちなみに、2022年9月に公開されたiOS16では、2017年モデルiPhone7シリーズがサポート対象外となりました。
このため、順当に行けば2020年モデルiPhone11は2025年のiOS19でサポート対象外となる可能性が高いです。
iOSのアップデートが出来なくなると、セキュリティ面のリスクが高まるほか、動作や対応アプリで問題が生じるケースが多くなります。
このため、iOSのサポート面から考えると、iPhone SE(第2世代)は2025年、もしくは2026年頃まで使える可能性が高いです。
ただし、最近ではiOSのサポート年数が延長される傾向にあるため、iPhone SE(第2世代)は2025年あるいは2026年以降も利用できる可能性もあります。
修理サポートが2027年に終了する可能性が高い
Apple製品は、販売終了から5年が経過すると「ビンテージ品」という扱いになり、Appleや認定サービスプロバイダでの終了ができなくなります。
iPhone SE(第2世代)は、2022年3月に販売終了したため、2027年3月頃に「ビンテージ品」として修理不可能になる可能性が高いです。
このため、修理サポートの面から考えると、iPhone SE(第2世代)は2026年頃までは安心して利用できるといえそうです。
iPhone SE(第2世代)はスペック的にまだ使えるか?
iPhone SE(第2世代)のスペック面をみると、プロセッサはiPhone11シリーズと同じA13 Bionicなので、まだ余裕をもって利用できそうです。
しかし、RAM容量が3GBと少ないので、ゲームや負荷のかかるアプリ、マルチタスクではかなり厳しいかもしれません。
実際に、TwitterでiPhone SE(第2世代)ユーザーの声を拾ってみると、ゲームをするには「限界」「厳しい」という人が多かったです。
ウマ娘、アニバ以降一日一回はアプリ落ちるようになってしまったな。iPhone SE(第2世代)ではそろそろ厳しいか
— マメデンチ (@mamedenchi) February 25, 2022
原神やってるとすごく思うんだけど、iPhoneSE第2世代、そろそろ限界です()
— なぽりたん@白猫ฅ^._.^ ฅ (@napori_sironeko) August 1, 2022
一方、SNSなど軽いアプリを中心に利用している方からは「余裕で使える」という声が聞かれました。
Lightroom、Twitterぐらいしか使わないからiPhoneSE2で余裕なんだよな
— TK_ photo (@takuya096) September 7, 2022
このため、iPhone SE(第2世代)はネットやSNSを中心に利用するなら問題なし、ゲームなどは厳しいといえそうです。
また、iPhone SE(第2世代)は記事を執筆している2022年10月段階で発売から2年半を迎えています。
このため、「バッテリーが限界」「バッテリーがもたなくなってきた」という声も多く聞かれました。
iPhone SE2 バッテリー減り早すぎ
— Tak (@tak_sword) October 19, 2022
iPhone SEの新しいの出たら教えて。
第2世代のバッテリーがそろそろ限界なんで、買い替えを検討する。— 聖也 (@sei_photo) September 7, 2022
特に、iPhone SE(第2世代)はバッテリー容量が小さいため、バッテリーが劣化してきた場合は、早めに交換しておいた方が良いかもしれません。
また、バッテリー持ちが悪い程度なら問題ありませんが、突然電源が落ちるようになったら要注意です。
参考までに、Apple Storeや正規サービスプロバイダーでiPhone SE(第2世代)のバッテリーを交換する場合の費用は9,800円です。
これに対して、通常の修理業者に依頼した場合ばあいの費用は、6,000円〜8,000円程度となるようです。
まとめ
iPhone SE(第2世代)がいつまで使えるのか、iOSや修理サポート終了時期から解説してきました。
iPhone SE(第2世代)は、iOSサポートや修理の面ではまだ長く使えそうですが、RAM容量が少ないため、ゲーム用途などではスペック的にそろそろ厳しいと言えそうです。
最後にもう一度要点をまとめてみましょう。
- iPhone SE(第2世代)は2025年頃または2026年頃まで、場合によってはもう少し長く使える可能性が高い
- スペック面から考えると、iPhone SE(第2世代)は通常用途で問題ないがゲームなどは厳しい
- iPhone SE(第2世代)を使い続けるなら早めにバッテリー交換をした方が良さそう