わずか10年ちょっと前の2010年には4%程度だったスマホ保有率も、2022年の今では94%まで上昇し、小学生から高齢者まで総スマホ保有時代になっていますよね。
ただ、普通のスマホは文字が小さかったり、多機能すぎて機械が苦手な高齢者には電話を使うだけになっている人も少なくないのではないでしょうか。
それこそ「宝の持ち腐れ」。
そこで今回はシニア層も使いやすいおすすめスマホ6選を紹介します。
シニア層がスマホを選ぶ基準
今や回線を提供しているキャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)だけでなく、キャリアから回線を借りて運営している、いわゆる格安SIMも入れると選択肢は無数に広がります。
そこでシニア層がスマホを選ぶ基準をいくつか紹介します。
家族が持っているスマホと同じキャリアもしくは近所にキャリアショップがある
簡単操作で動かせるシニア用スマホもありますが、やはり通話とメールが主なやれることだったガラケーに加えると、通話とメールだけでなくLINEをはじめとした、好きなアプリを入れて使ったりをはじめ、スマホになるとやれることは倍増。
便利な反面、操作もどうしても難雑になりがちです。
そこでおすすめなのが、家族が使っているスマホと同じ機種にすること。
家族だったら分からない点も聞きやすいし、遠慮なく何でも聞けますよね。
また、キャリアショップと言われるスマホ天社のショップに出向く方法もありますが、そもそも近所にないと出向くだけでも大変ですし、電話やメール、チャットで問い合わせも可能ですが、実物を見てのアドバイスではないのでなかなか分からず、スマホ初心者だとどうして良いか分からない場合も多くあります。
画面の見やすさを実際キャリアショップや家電量販店でお試ししておく
画面サイズはパンフレットや商品ホームページを見ればすぐに分かりますが、機種ごと横幅や重量によって同じインチ数の画面サイズでも見た目の印象は変わってくるもの。
そこで各キャリアショップや家電量販店などスマホ販売店に1度は行き、実際の実物を見て、感覚を確認しましょう。
もちろんその場で購入もできますが、料金プラン、オプションなども選ばないといけないので、まずは見るだけで後日ネット購入がおすすめといえます。
自分にとって何が必要かあらかじめ決めておく
スマホには機種ごとに特徴ある機能が付帯しています。例を挙げると、
- 防水、防塵
- ワンセグ/フルセグ(テレビが見られる)
- 望遠カメラ(表運カメラの画素数も含む)
- バッテリー容量
など様々な機能が考えられます。
例えば、外にいる時間が長い人は「バッテリー容量」を、どこでもプロ野球などテレビが見たい人は「ワンセグ/フルセグ」をと、自分にとってスマホで通話やメール、LINE以外にどんなことをやりたいかシミュレーションしてみましょう。
そもそもiPhoneかAndroidか
そもそもスマホのベースであるOS(オペレーションシステム)には主としてAndroidとiPhoneの2極化しており、日本ではそれぞれのシェア率はおよそ半数ずつとなっています。
主なそれぞれの特徴としては、まずiPhoneの特徴として、
- Apple社1社が製造・販売しているため、違うiPhoneの機種でも操作性が同じだったり、同じ充電ケーブルが使えるなど、機種変更してもすんなり馴染める。
- 機種ごとのシャア率は圧倒的に高いため、ケールなど周辺器具、機器が豊富で選ぶ自由がある。
- アプリなどのセキュリティが強い。
- 所有している人が多いから人に操作などを聞きやすい。
Androidの特徴としては、
- 各社が製造・販売しているため、同じAndroidでも機種ごとに操作性が違う。
- 低価格帝から高価格帯まで本体代の値段がまちまちで選択肢の幅が広い。
- 付帯している機能もサービスも異なり、それぞれ特色がある。
それぞれiPhoneとAndroid、特徴がはっきり分かるので、自分向きはどちらか考えてみましょう。
シニア層も使いやすいおすすめスマホ6選
今回はシニア層でも使いやすいスマホをAndroidから5機種、iPhoneから2機種紹介します。
AQUOS sense6(SHARP)
引用:ドコモオンラインショップ
サイズ:幅:約152mm/高さ:約70mm/幅:約7.9mm
重量:156g
ディスプレイ:6.1インチ
カメラ:アウトカメラ=標準4800万画素、広角:800万画素、望遠:800万画素、インカメラ:800万画素
メモリ:ROM:64GB、RAM:4GB
バッテリー容量:4570mAh
おサイフケータイ:あり
防水/防塵:IPX5/IPX8、IP5X
生体認証:顔/指紋認証
ワンセグ/ハイレゾ:なし
カラー:ブラック/シルバー/ライトカッパー/ブルーメタリック(一部販売元のみ)
AQUOS sense6 価格
- ドコモ:39,864円
- au:40,470円
- 楽天モバイル:39,800円
※各社分割制度、割引制度あり
AQUOS sense6 口コミ
価格40,000円程度の低価格ながら4800万画素の標準カメラをはじめ、望遠レンズもある3眼仕様のため、カメラで散歩中の景色を撮ったり、お孫さんの写真を楽しみたい人に最適。
他にもバッテリー容量、顔と指紋の生体認証など欲しいものが詰まった1台でバランスの良さが目立ちます。
arrows We(富士通)
引用:au
サイズ:幅:約147mm/高さ:約71mm/幅:約10.2mm
重量:172g
ディスプレイ:5.7インチ
カメラ:アウトカメラ=広角1310万画素、マクロ190万画素/インカメラ500万画素
メモリ:ROM:64GB、RAM:4GB
バッテリー容量:4000mAh
おサイフケータイ:あり
防水/防塵:IPX5/IPX8、IP6X
生体認証:指紋認証
ワンセグ/ハイレゾ:なし
カラー:ホワイト/ネイビー/レッド/パープル(ドコモ)、ブラック/ホワイト/ローズゴールド(au)、ブラック/ホワイト/ターコイズ(ソフトバンク)
arrows We(富士通) 価格
- ドコモ:21,450円
- au:26,180円円
- ソフトバンク:26,180円
※各社分割制度、割引制度あり
スマホ初心者をターゲットしているスマホだけあって、使いやすい操作性が特徴的。
1210万画素という桁違いの画素数を誇る広角カメラ、防水/防塵、おサイフケータイなどあって嬉しい機能は網羅しており、まさに「ちょうど良い1台」、20000円台の低価格も大きな魅力。
ややながら他の機種と比べて重量は気になるところか。
Google Pixel 6(Google)
引用;アマゾン
サイズ:幅:約158.6mm/高さ:約74.8mm/幅:約8.9mm
重量:207g
ディスプレイ:6.4インチ
カメラ:アウトカメラ=広角500メガピクセルウルトラワイド1➁メガピクセル/インカメラ8メガピクセル
メモリ:ROM:128GB、RAM:8GB
バッテリー容量:4614mAh
おサイフケータイ:あり
防水/防塵:IPX6/IIP8X
生体認証:指紋認証
ワンセグ/ハイレゾ:なし
カラー:ストーミーブラック/キンダコラール/サータシフォーム
Google Pixel 6(Google)価格
- au:82,695円
- ソフトバンク:85,680円
※各社分割制度、割引制度あり
OS、Androidの大元、グーグル者のハイエンドモデル。
Googleのアプリをはじめとことんスマホを使いこなしたい人におすすめ。
AI機能の強化により自動文字起こしやオフラインでの翻訳機能などユニークな機能満載。
Google独自のSoCを搭載、メモリ数も高いので長く1台のスマホを使い続けられることでしょう。
motorola edge 20(モトローラ)
引用:Amazon
サイズ:幅:約163mm/高さ:約76mm/幅:約6.99mm
重量:163g
ディスプレイ:6.7インチ
カメラ:アウトカメラ=メイン10800万画素/超広角1600万画素/望遠800万画素、インカメラ3200万画素
メモリ:ROM:128GB、RAM:6GB
バッテリー容量:4000mAh
おサイフケータイ:なし
防水/防塵:IPX2/IIP5X
生体認証:指紋認証
ワンセグ/ハイレゾ:なし
カラー:フロストオニキス
motorola edge 20(モトローラ) 価格
- 39,004円(アマゾン)
日本企業のスマホではないため、おサイフケータイやワンセグボディなどはありませんが、軽量、薄型ボディで持ち運びが多い人におすすめ。
1億画素を超えるメインカメラ、3000万画素超えのインカメラなどもともと携帯電話やトランシーバー、無線機などの携帯通信を製造してきた老舗企業だけに行き届いた高機能が特徴的。
iPhone13 Pro(Apple)
引用;ドコモオンラインショップ
サイズ:幅:約146.7mm/高さ:約71.5mm/幅:約7.65mm
重量:203g
ディスプレイ:6.1インチ
カメラ:アウトカメラ=超広角1200万画素/広角1200万画素/望遠1200万画素、インカメラ1200万画素
メモリ:ROM:128GB、256GB、512GB、1TB
バッテリー容量:3095mAh
おサイフケータイ:あり(Apple Pay)
防水/防塵:IPX8/IIP6X
生体認証:顔認証
ワンセグ/ハイレゾ:なし
カラー:シルバー/ゴールド/アルパイングリーン/シエラブルー/グラファイト
iPhone13 Pro(Apple)価格
- ドコモ:128GB 142,560円、256GB 165,528円、512GB 197,208円、1TB 226,512円
- au:128GB 143,040円、256GB 156,995円、512GB 186,480円、1TB 212,920円
- ソフトバンク:128GB 144,000円、256GB 157,680円、512GB 197,208円、1TB 214,560円
- 楽天モバイル:128GB 122,800円、256GB 134,800円、512GB 158,800円、1TB 182,800円
- SIMフリー:128GB 122,800円、256GB 134,800円、512GB 158,800円、1TB 182,800円
現状でのiPhone最上位クラスの一つ。iPhone史上、高性能、高速化を誇るA15 Bionicチップを搭載し、あらゆる動くがサクサク動きます。
最新のiPhoneを持ちたい人におすすめ。
iPhoneの場合、歴代モデルの操作性は基本変わらないので、数年後機種変更する場合も苦労なく使えこなせるでしょう。
iPhone SE(第二世代)(Apple)
引用:ドコモ
サイズ:幅:約138.4mm/高さ:約67.3mm/幅:約7.3mm
重量:148g
ディスプレイ:4.7インチ
カメラ:アウトカメラ=1200万画素、インカメラ700万画素
メモリ:ROM:64GB、128GB、256GB
バッテリー容量:2200mAh
おサイフケータイ:あり(Apple Pay)
防水/防塵:IPX7/IIP6X
生体認証:顔認証
ワンセグ/ハイレゾ:なし
カラー:ブラック/ホワイト/レッド
iPhone SE(第二世代)(Apple)価格
- ドコモ:64GB:57,024円、128GB 62,568円、256GB 75,240円
- au:64GB:55,270円、128GB 61,250円、
- ソフトバンク:64GB:57,600円
- 楽天モバイル:64GB:44,800円、128GB 49,800円、256GB 62,800円
- SIMフリー:64GB:57,800円、128GB 63,800円、256GB 76,800円
高価なイメージがあるiPhoneのなかでも50,000円台から買え、もちろんiPhoneの特徴である直感的な操作感は継承。
特にiPhoneユーザーがいる人には、おすすめです。