iPhoneでは、ときどき「音量が勝手に下がる」という現象が起こることがあります。
せっかく音楽や動画を楽しんでいたのに、急に音声が聞こえてこなくなっては、水を差された気分になりますよね。
本記事では、音量が勝手に下がる現象の改善方法と、原因について解説します。
同様の不具合に悩まされている人はぜひ参考にして下さい。
iPhoneの音量が勝手に下がるのを改善する方法
iPhoneの音量が勝手に下がるのを改善する方法は、大きく分けて6つ考えられます。
- ボリュームボタンを綺麗に掃除する
- 着信音量とアプリの音量を別々の設定にする
- iPhoneを再起動する
- iOSアップデートを実施する
- Assistive Touchを利用する
- iPhoneを買い替える
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
ボリュームボタンを綺麗に掃除する
まずボリュームボタンを綺麗に掃除してみましょう。
意外と物理的に何かがはさまって、音量を下げるボタン入力が入っていることがあります。
またケースをつけているなら、一度取り外してみましょう。
ケースによっては音量ボタンを圧迫し、無理矢理入力されてしまうケースがあります。
これで改善したならiPhone自体に不具合はなく、これ以上対応する必要は特にありません。
着信音量とアプリの音量を別々の設定にする
iPhoneの音量が勝手に下がるとき、着信音量とアプリの音量を別々の設定にしてみましょう。
同一設定だと、音楽の音量を下げると、着信音なども下がってしまうわけです。
以下の方法で別々の設定に変更してみましょう。
- 設定を開く
- 「サウンド」を開く」
- 「着信音と通知音」をオフに切り替える
iOSアップデートを実施する
iPhoneの音量が勝手に下がるなら、iOSアップデートを実施しましょう。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップする
- 画面下部の「ダウンロードしてインストール」を選択する
この手順でiOSを最新版にアップデートできます。
もし「ダウンロードしてインストールする」が表示されていないなら、すでに最新版なので、他の部分に問題があると考えましょう。
iPhoneを再起動する
ここまでやってもiPhoneの音量が勝手に下がる、再起動が必要です。
以下の方法で、電源を入れ直してみましょう。
- iPhone7以前→ロックボタンとホームボタンを同時に押し続ける
- iPhone X以降→音量ボタンとスリープボタンを同時に押し続ける
iPhoneは、ほとんどの不具合について再起動すれば解決する習性があります。
ここまでやれば基本的に問題は解決されるでしょう。
Assistive Touchを利用する
Assistive Touchを使うのもよいでしょう。
これはiPhoneの画面上に音量調節ができるボタンを表示する機能です。
ボリュームボタンが破損している場合は、この方法で音量を調節できます。
使用方法は以下のとおりです。
- 設定を開く
- 「一般」を開く
- 「アクセシビリティ」をタップする
- 「Assistive Touch」をタップする
- 表示されたAssistive Touchで音量を調整する
ただしこれは、根本的にiPhoneの音量が下がるのを改善する方法ではありません。
あくまでもiPhoneを買い換えるまでの応急処置だと位置付けましょう。
iPhoneを買い替える
ここまでやっても音量が勝手に下がるならiPhoneの故障が考えられるので、素直に買い替えるのがよいでしょう。
音量調節に関係する部品が破損することは滅多になく、実際にそれが起こっているなら、いよいよiPhoneの買い替えどきです。
なお修理ではなくiPhoneの買い替えを勧める理由は、ひとえにそのほうがコストパフォーマンスが高いから。
音量が勝手に下がるのを修理するとなると、対応は現品交換となり、高ければ50,000円ほどかかります。
しかしこれだけ払っても返ってくるのは以前と同様のiPhoneです。
つまり高いお金を払うなら、せっかくの機会なので新しいiPhoneを手に入れたほうがよい、と言うわけです。
再発を防止するために、iPhoneの音量が勝手に下がる原因を知っておこう
iPhoneの音量が勝手に下がる現象の再発を防ぐために以下の方法を試してみましょう。
- ボタンの物理的な不具合
- iOSの不具合
- 画面中止認識か自動音量調節がONになっている
- 機械故障
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
ボタンの物理的な不具合
iPhoneの音量が勝手に下がる原因として、ボタンの物理的な不具合が考えられます。
もっとも多いのはボタンの隙間にゴミが入ること。
もしくケースでボタン自体が圧迫されていることもあるでしょう。
意外とちょっとした刺激で誤入力が起こるので、注意してください。
iOSの不具合
iPhoneの音量が勝手に下がる問題は、iOSによっても引き起こされがちです。
そもそもiOSには不具合がつきものですが、音量も例外ではなくときどき悪影響が発生します。
ただし遅かれ早かれ新しいアップデートが用意されるので、さほど大きな問題ではありません。
機械故障
もっとも厄介なのは機械故障です。
何らかの部品が破損したり、回路が損傷していることで、音量が勝手に下がる現象が起こることもあります。
先ほど触れた改善方法いくら試してもiPhoneの調子が戻らないなら、機械故障があると考えましょう。
こればかりは自力で修理するのも困難なので、修理もしくは買い替えする必要があります。
まとめ
iPhoneは、時々「勝手に音量が下がる」という不具合を起こします。
せっかくのんびりと音楽や動画を楽しんでいるのにこの現象が起こると、水を差されたような気分になるでしょう。
ただし多くの場合は再起動や設定の見直し、あるいはボタンの清掃で解決することが可能です。
改善しないなら、iPhoneの故障か寿命なので、やはり買い替えするのがおすすめ。
ちなみに新しい端末を購入するなら、ぜひともオンラインショップを利用しましょう。
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