ほとんどの格安SIMは、契約3年目を迎えると金額やデータ通信量に大きな変化が起こります。
もちろんUQモバイルも、例外ではありません。
そして「UQモバイルの場合、3年目になると何が変わるのか」、「2年を区切りに、他の格安SIMに切り替えたほうがよいのか」という疑問を持っている人も多いはずです。
そこで本記事では以下について解説します。
- UQモバイルでの契約が3年目を迎えると起こる変化
- UQモバイルから抜けたあとの乗り換え先について
格安SIMにおいて大切なのは、2年目で継続するか、それとも乗り換えるかです。
本記事を参考に、3年目以降の契約についてじっくりと考えていきましょう。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
UQモバイルは3年目になると支払い金額やデータ通信量はどう変動する?
(引用:UQモバイル)
UQモバイルは、3年目を迎えると以下のような変化が起こります。
- 利用料金は端末料金の支払い終了で安くなる
- データ通信量は2/3まで少なくなってしまう
- 無料通話が半分になってしまう
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
利用料金は端末料金の支払い終了で安くなる
まず利用料金についてですが、端末料金の支払いが終了するため安くなります。
UQモバイルと契約した際、基本的には端末を分割で購入しているはずです。
これは毎月の利用料金から引かれていたのですが、ここでようやく残債がゼロになります。
月々の支払いは、これからラクになっていくはずです。
ただしUQモバイルで端末を購入していない場合は、特に関係のある話ではありません。
利用料金は据え置きになるので注意が必要です。
無料通話が半分になってしまう
現行プランではないぴったりプランを利用している状態で契約3年目に突入すると、無料通話が半分になってしまいます。
これはかなり大きなデメリットだと言えるでしょう。
具体的には以下のように変化します。
プランS | プランM | プランL | |
2年目までの無料通話時間 | 60分 | 120分 | 180分 |
3年目以降の無料通話時間 | 30分 | 60分 | 90分 |
プランだと90分も減ってしまうという大きな変化が。
しかし半分になったことさえ忘れて通話を続けていると、うっかり利用料金が高額になってしまいます。
この点については相当な注意が必要だと言えるでしょう。
データ通信量は2年目の時点で無料による上乗せがなくなる
UQモバイルとの契約が2年目に突入した段階で、データ通信量の無料上乗せがなくなっています。
おそらく契約時には、「増量オプションⅡ」を利用しているはず。
これは月額550円(税込)で、月々のデータ通信量を増やせるサービスです。
<増量オプションの内容>
くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL | |
オプション適用 | 3GB→5GB | 15GB→20GB | 25GB→30GB |
しかし増量オプションは「1年間無料キャンペーン」により、13ヶ月間オプション料金なしで利用できていました。
要はタダでデータ通信量が増やせたわけです。
しかし13ヶ月を過ぎると、月額550円(税込)を支払わないとデータ増量できません。
もし解除するのであれば、データ通信量が少なくなる(元に戻る)ことを受け入れる必要があります。
UQモバイルは3年目になったら乗り換えるなら、ワイモバイルがおすすめ
(引用:ワイモバイル)
というようにUQモバイルは、3年目になるといろんな変化が訪れます。
基本的にはいろんな割引や優遇が終了してしまい、ポジティブな変化といえば端末料金の支払いが終わることくらい。
3年目を迎えたら、乗り換えのよい機会だとは言えるでしょう。
UQモバイルから乗り換えるなら、おそらくワイモバイルがもっともおすすめ。
UQモバイル同様に低価格かつ通信速度が安定しており、不満を感じさせられるケースはかなり少ないはずです。
ここでは以下について解説します。
- ワイモバイルの利用料金とデータ通信量について
- ワイモバイルに乗り換えるうえで得られるメリット
UQモバイルの契約が3年目に入っている人は、ぜひ参考にしてください。
ワイモバイルの利用料金
さっそうワイモバイルの利用料金を見ていきましょう。
下記に表としてまとめるので参考にしてください。
シンプルプランS | シンプルプランM | シンプルプランL | |
月額利用料金(税込) | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
家族割適用時の利用料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
データ容量通信量 | 3GB | 15GB | 25GB |
データ増量オプション利用時の データ通信量上限 | 5GB | 20GB | 30GB |
<通話料>
- だれとでも定額→770円(10分以内の通話かけ放題)
- スーパー誰とでも定額→1,870円(回数・時間制限なしでかけ放題)
(注:全て税込)
ワイモバイルには「シンプルプランS・M・L」しか、基本的には存在しません。
そして利用料金については、UQモバイルとほぼ同様です。
データ通信については、「データ増量オプション」を利用することで大きく上乗せされます。
またこのオプションはUQモバイルとまったく同じで、1年間だけ無料で利用することが可能です。
そのほかのメリットとして家族割が強力な点も挙げられます。
ワイモバイルに家族の誰かが契約して、また他の家族が2回線目を開いた場合は、基本月額料金が大幅に安くなる仕組み。
つまり、家族に占めるワイモバイルの契約台数が増えれば増えるほどリーズナブルになっていく仕組みです。
これはUQモバイルにはなかった利点なので、うまく活用してこれまで以上にオトクに携帯電話を使いましょう。
関連記事:ワイモバイルの審査を通った人が語る、落ちる理由と通すコツ
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
まとめ
本記事ではUQモバイルとの契約が、3年目を迎えた場合について解説しました。
格安SIM業者を利用しているとき、3年目を迎えるといろんなことが起こります。
UQモバイルの場合、端末代金の分割支払いが終了するので、いくらか支払い金額は安くなるでしょう。
しかしポジティブな変化といえばそれくらいで、あとはデータ通信量無料が終了したり、通話時間が半分になったりと、あまりよいことはありません。
3年目を迎えたなら、いっそのことUQモバイルからワイモバイルなどへの乗り換えを検討するのがおすすめです。