- iPhoneから「ジー」という変な音がする
- 「カチカチ」「カラカラ」など、金属っぽい音がする
- 気味が悪くて不安に感じる
というような現象に悩まされている人は多いでしょう。
iPhoneから変な音が鳴ったら、まずは故障を疑うことが大切です。
放置しているとさらに悪い状況へ陥るかもしれません。
本記事でははiPhoneにおける変な音の原因や対策法を解説します。
iPhoneから変な音がする!「ジー」などの異音について解説
iPhoneは、不具合を起こしたときに、いろんな種類の変な音を発する傾向があります。
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
「ジー」・「ザザー」など、ノイズ的な異音の原因
iPhoneはときどき、「ジー」・「ザザー」といった、ノイズっぽい異音を出すことがあります。
iPhoneから流れる変な音の大半は、これに該当するでしょう。
まるで放送されていないチャンネルの砂嵐のような音です。
これはおそらくイヤホンジャックに原因があります。
ゴミや埃が入り込んで変な音を出しているのでしょう。
多少なりとも、掃除すればカンタンに解決するはずです。
「カチカチ」「カタカタ」といった何かがぶつかり合う音
「カチカチ」「カタカタ」といった、何かがぶつかり合う音が聞こえたら、それは内部の部品が外れているかもしれません。
また、本来は締まっているべきねじやボルトがハズレかけている可能性もあります。
内部的な異常なので、掃除や自力修理でなんとかできるものではありません。
いずれは外部修理ないし買い替えが必要となるでしょう。
通話中に「ザー」という雑音が入ってくる
通話中に、「ザー」という雑音が入り込んでくることもあります。
この場合は電波環境もしくは通話相手の端末に問題があるのかもしれません。
ただしたいていの場合、iPhoneのレシーバーに問題があることが大半です。
つまり通話音を発している場所が汚れているのでしょう。
また保護フィルムがレシーバーに重なり、結果として「ザー」という異音が鳴ることもあります。
いずれにせよ少し掃除するか、フィルムの位置を変えれば何の問題もありません。
バイブが震えたときに、「カチカチ」という金属っぽい音がする
iPhoneのバイブが震えたとき、「カチカチ」という変な音が鳴ることもあります。
置いている場所の関係で、変な音が鳴るというわけではありません。
通常の状態で、「カチカチ」という金属的な音が鳴ることもあるのです。
この音の正体は、やはり内部で本来外れてはいけない部品が外れたものだと考えましょう。
またねじやナットが外れかけているかもしれません。
これは一度iPhoneを分解する必要があるので、やや深刻な状況だと言えます。
カメラ立ち上げ時に「カラカラ」という音が鳴る
iPhoneのカメラを立ち上げ時に、「カラカラ」という音が鳴ることもあります。
何かを振って鳴らしたような変な音で、不安に感じている人も多いでしょう。
これも絶対ではありませんが、カメラユニットの何かが故障していると考えられます。
また異音と同時に撮影画面のブレや、映像の振動が起こることも少なくありません。
カメラユニットの故障は、やはり素人がどうこうできるようなもではなく、修理や交換対応が必要です。
間違っても自分でカメラユニットをいじらないようにしましょう。
iPhoneから変な音が鳴ったときの対処法
iPhoneから変な音が鳴ったときは、以下のような対処法を試してみましょう。
- iPhone本体をクリーニングする
- 再起動やリカバリーを試してみる
- 水没時は乾燥させる
- 大人しく買い替える
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
iPhone本体をクリーニングする
まずiPhone本体をクリーニングしてみましょう。
とにかく異音の影響と考えられる場所は掃除します。
たとえば「ジー」という音が出ているなら、ティッシュのコヨリなどでクリーニングしてみましょう。
スピーカーなどはエアダスターなどで清掃するのもおすすめです。
とりあえず汚れやゴミが原因で発生しているなら、掃除してしまえば何の問題もありません。
これで変化がないのなら、内部的な故障が疑われます。
再起動やリカバリーを試してみる
iPhoneから変な音が鳴ったときは、とりあえず再起度やリカバリーを試してみましょう。
これは最後の悪あがきにしか過ぎないのですが、意外とどうにかなることがあります。
もし一時的な不具合であれば、再起動やリカバリーでなんとかなるかもしれません。
水没時は乾燥させる
仮にiPhoneを水没させた直後なら、とりあえず乾燥させましょう。
中途半端に乾かした状態では、水が干渉して音を変えてしまうことがあります。
今度こそ2、3日天日干しするなどして、徹底的に乾燥させましょう。
また、今回は「絶対に乾燥した」と言えるまでは電源を入れてはいけません。
残留している水をたどって電気が周り、iPhone自体がショートする可能性があります。
大人しく修理するか買い替える
もしここまでやってもiPhoneが変な音を出すなら、大人しく修理するか、あるいは買い替えましょう。
修理する場合は、以下が依頼先となります。
- Apple Store
- 契約先のキャリアもしくは格安SIM業者
- genius store
上記に連絡すれば、修理することが可能です。
あるいは、iPhone自体を買い換えるのもおすすめです。
もし新しいiPhoneが欲しいとか、使用中のiPhoneが古くなっているのであれば、買い替えのよいチャンスだとも言えるでしょう。
まとめ
iPhoneから変な音がするのは、何かしらの不具合が起こっている証拠です。
ただ、「ジー」という音が鳴る程度なら、おそらくイヤホンジャックなどを掃除するだけで解消するでしょう。
問題は内部から何かの音がするケースです。
これは修理する他ないと言えるでしょう。
ただしiPhoneの修理費は、かなり高額なことで知られており、たとえばiPhone12なら70,000円以上かかることも。
その点を考えれば、いっそのことiPhoneの新品買い替えを検討したほうがよいかもしれません。