使用頻度の多いスマホは、どうしても毎日の充電が欠かさなくなってしまいます。
しかし、忙しいときには充電をする暇がないことも考えられるため、充電が足りない危機感に悩まされることもあるでしょう。
そこで近年注目されているのが、「急速充電」です。
スピーディに充電が行える急速充電を使えば、毎日の充電時間を短縮することができるでしょう。
こちらではそんな急速充電についての、規格やメリットを紹介していきます。
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スマホの急速充電とは?
スマホの急速充電とは、通常よりも多くの電力を供給できる機器・技術を使った充電のことです。
短時間で充電が行えることから日常的な利用に役立ち、スマホを使った作業をさらに快適なものとします。
スマホを使って仕事や勉強をしているため充電が減りやすい、家にいる時間が少なくて充電するタイミングが限られる。
そういった場合には急速充電を活用することで、スマホの充電時間を短縮して使いやすくできるでしょう。
急速充電はその種類ごとに性能が異なるため一概には言えませんが、通常の充電器よりも1/2・1/4ほどの充電時間で済むケースがあります。
そのためずっと急速充電を使い続ければ、使うほどに時間というコストがお得になるのです。
今やスマホは日々手放せないアイテムになっているため、スムーズに充電する方法に大きな価値があります。
充電時間を少しでも短く済ませたいのなら、急速充電が可能な機器をチェックしてみることがおすすめされるでしょう。
急速充電には「規格」がある?
急速充電には明確な定義がなく、一般的に充電器のW数(電流(A)×電圧(V))が高いものほど、素早くスマホを充電できます。
充電器ごとに「5V/1A」や「5V/2A」といった表記があるため、こちらの数値から充電スピードを見ることができるでしょう。
一方で、急速充電にはいくつかの「規格」があり、各社からさまざまな製品が販売されています。
そういった規格を頼りにすることで、簡単に急速充電を求めることも可能です。
スマホの急速充電規格として近年主流だと言えるのは、「Quick Charge」と「USB PowerDelivery」でしょう。
Quick ChargeとUSB PowerDeliveryは同じく急速充電という立ち位置にありながら、それぞれに違った特徴を持つ製品です。
これらの規格について知ることで、自分のスマホに合った急速充電を見つけることができます。
以下でQuick ChargeとUSB PowerDeliveryについて確認し、その魅力を把握しておきましょう。
Quick Chargeとは
Quick Chargeとは、アメリカの企業Qualcommが提供する急速充電規格で、スマホへのスピーディな充電のためにさまざまなシーンで用いられています。
日本国内でも広く普及している規格であり、通常よりも約4倍のスピードで充電できるQuick Charge3.0などがよく見かけられるでしょう。(Quick Charge 4は、国内でそれほど高い普及率ではないようです)
Quick Charge3.0には電圧値を変動させて調節する機能もあり、スマホのバッテリーに負担をかけずに急速充電が行えるなどの特徴もあります。
Quick Chargeは広くAndroid機種に対応していることから、特にAndroidユーザーにとって注目の規格になるでしょう。
利用する際には本体デバイス、充電器、ケーブルといった全ての機器がQuick Chargeに対応している必要があります。
さらにQuick Chargeは、2020年7月に新しい急速充電規格「Quick Charge 5」を発表しました。
4,500mAhのバッテリーをたった5分で0%から50%まで充電できるというスペックが示されているので、スマホの充電時間がこれまで以上に短縮されることになりそうです。
さらにQuick Charge 5は前規格のQuick Charge 4と比較して70%効率が高くなり、摂氏10度低い温度で使うことができるとのこと。
対応機種は、Qualcommのプロセッサーである「Snapdragon 865」や「Snapdragon 865 Plus」が搭載されたスマホになる予定です。
今後Quick Charge 5がどの程度国内に普及していくのかも、ぜひチェックしていきましょう。
USB PowerDeliveryとは
USB PowerDelivery(USB PD)とは、最大100Wもの電力を扱える急速充電規格です。
一般的なモバイルバッテリーなどと比較するとそのスペックは約20倍にもなり、それゆえに短時間での充電が可能となっています。
ただ100Wの電力を利用できますが、一方で電気を受け取るデバイス側がその数値に必ずしも対応しているわけではないので注意が必要となります。(基本的にスマホの場合は上限が18Wとされています)
USB PowerDeliveryは「USB Type-C」という端子に対応して、スマホだけでなくタブレットやパソコンへの利用も考えられるのが特徴。
普段から複数の機器を使っていて、それぞれで急速充電を活用したい場合などに役立つ規格です。
USB PowerDeliveryもあらゆるAndroid端末で利用でき、国内で使われている主要スマホも対応しているケースが多いです。
さらにAppleのiPhoneでも利用が可能で、USB Type-C対応の端末であれば急速充電が行えます。
具体的には以下のiPhone・iPadが、USB PowerDeliveryによる急速充電に対応しています。
・iPhone 8、iPhone 8 Plus 以降の端末
・iPad Pro (12.9 インチ) (第 1 世代以降)
・iPad Pro 11 インチ (第 1 世代以降)
・iPad Pro 10.5 インチ
・iPad Air (第 3 世代)
・iPad mini (第 5 世代)
これらの端末を使っている場合には、USB PowerDeliveryを導入して急速充電を体験してみるのもおすすめです。
こちらも利用時にはデバイス、充電器、ケーブルの全てが、USB PowerDeliveryに対応している必要があります。
それぞれの製品情報をチェックして、USB PowerDeliveryに対応していることを確認した上で購入を行いましょう。
スマホの急速充電はバッテリーを劣化させる?
急速充電によって大きな電力を供給すると、スマホのバッテリーが劣化しやすくなるという話はよく聞かれます。
確かに過充電などによる負担が長期的にかかれば、バッテリーの劣化によって容量が低下するなどのデメリットも考えられるでしょう。
しかし、最近発売されたスマホ端末であれば、急速充電を前提としたスペックになっているため、バッテリーに対する過剰な負荷を心配しなくても良いケースが増えてきています。
そのため古いスマホ機種を使っていない場合には、急速充電を問題なく使っていけるでしょう。
それでもバッテリーへの負荷が気になるときは、どうしても早く充電したいときにだけ急速充電を利用し、それ以外はこれまで通りの充電器を使うといった、使い分けもおすすめです。
まとめ
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