iPhone 12シリーズから初搭載され、とうとう販売されたiPhone 13シリーズ(iPhone 13/iPhone 13 mini/iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max)にも搭載されている「MagSafe」。
今後(iPhone 14シリーズ以降)、充電システムの定番となり、充電以外でもその使用が期待される「MagSafe」について詳しく見ていきましょう。
MagSafeとは?
引用:Apple
「MagSafe」とは、iPhoneの背面部に強力な磁石が埋め込まれており、磁石の力を使い、充電器などを接着されるワイヤレス充電システムです。
これまでiPhoneでも、iPhone 8シリーズ以降、Oi(ワイヤレス給電)に対応しており、ワイヤレス充電が可能でしたが、机の上など平面に充電器を置かなくてはならず、例えばベットの上などに置くことは難しかったのですが、MagSafe対応の充電器にすることで、磁石で端末と充電器をつけることができるため、場所を選ばずどこでも充電ができるようになります。
- ワイヤレス充電がどこでも可能になる
- スタンドに置くだけで充電ができるようになる
- ケースの取り付け/取り外しが簡単になる
- 背面にウォレットケースを付けることができる
ワイヤレス充電では、これまでの平場に置いて使う場合、なかなか最適な位置合わせが難しかったりしますが、MagSafe対応充電器では、磁石で最適な位置に合わせたうえでくっつくので最適な位置で充電ができ、充電速度も最適化されます。
このようなことができ、iPhoneがより便利になっていきます。特に、「背面にウォレットケースを付けることができる」は、キャッシュレス生活が進んだなか、ウォレットケースに万が一のときのための、現金やクレジットカードを収納すれば、スマホだけを持ち歩く生活に十分なっていくと考えられます。
MagSafe対応機種
引用:NTTドコモ
※2021年9月24日現在
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13Pro Max
つまり、iPhone 12シリーズ以降発売のiPhoneにはすべての機種に「MagSafe」が搭載されており、Apple社の方針で、今後はライトニング端子が廃止され、USB-C端子となり、充電方式は主にケーブルを使うのではなく、ワイヤレス化を推し進めているとされているので、「MagSafe」を使った充電システムが定番になると考えます。
現在では、例えばiPhone 12用に購入したまMagSafe対応機器はそのままiPhone 13シリーズでも使用ができるため、今後よほど規格が変更にならない限り、今のライトニングケーブルをずっと使っている人も多いように、MagSafe対応充電器も長く使えると考えられます。(ケーブルの断線がないため、ケーブル以上に長く使える可能性大。)
MacPCのMagSafeとの違い
引用:Wikipedia
Macユーザーの方などは、「MagSafe」と聞いて、むしろ懐かしいと感じた人もいるかもしれません。
というのも、MagSafeは、もともと、2006年に「MacBook」シリーズに採用されたマグネット式の電源コネクターの名称で、誤って電源ケーブルを足に引っかけてもコネクター分を外してしまい、PCを落下されてしまうリスクを軽減できるもので約10年はMacPCに搭載されていましたが、最新Macでは非搭載でそっと姿を消してしまっていました。
それがそのままiPhoneに移行されたわけではなく、磁石を使うという点が共通で、そのまま「MagSafe」というワードをiPhoneでも使用したようです。
主なMagSafe対応純正Apple商品
Apple Storeで購入ができるApple純正アクセサリでも、さまざまな種類のMagSafe対応品が登場しています。
ケース
引用:Apple
Apple純正まgSafeケースは、シリコン、レザー、クリアケースなどさまざま素材のMagSafe対応ケースが多色展開されて登場しています。
価格は、6,050円~7,480円とやや高めですが、純正ならではの「リンゴマーク」が表示されるのと、端末カラーと合わせることができるのも嬉しいですね。
また、ストラップが付いており、提げてiPhoneを持ち歩ける「レザースリーブ(16,280円)もあります。
引用:Apple
充電器
※MagSafe充電器(4,950円)
引用:Apple
※MagSafeデュアル充電パッド(iPhoneとApple Watchが同時充電可能)
引用:Apple
スマホスタンド
※Twelve South Forté for iPhone 12 and iPhone 13(4,928円)(縦置きも横置きも可(好きな角度で置けます。)
引用:Apple
※Otterbox Folding Stand for MagSafe Charger(6,400円)(スマホスタンド兼充電器)
引用:Apple
モバイルバッテリー
※MagSafeバッテリーパック(11,800円)MagSafe バッテリーパックを iPhone に装着し、iPhone を電源につないで、両方を充電することもできます。
引用:Apple
※本体端末は付きません
ウォレットケース
※MagSafe対応iPhoneレザーウォレット(純正品はクレジットカードを入れても、磁気不良を起こす可能性ほぼなく安心です。)
引用:Apple
※本体端末は付きません
万が一、ウォレットケースだけ外れても安心
万が一、ウォレットケースだけ外れてしまったとしても、「探す」アプリで、iPhoneなどと同様に位置情報が表示されるため、安心です。
サードパーティ製も続々登場
Apple社は、MagSafeの充電機構をサードパーティー向けにライセンス提供しており、ANKER社やBelkin社など多くのサードパーティ周辺機器メーカーがMagSafe対応機器を販売始めています。
※Belkin BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafe (Amazon価格14,673円 iPhone、AirPosd、Apple Watch3デバイスが同時充電可能。)
引用:Amazon
※スマホリング(アマゾン価格:2,020円)
引用:Amazon
※Elecom 車載ホルダー(アマゾン価格:2,499円)
引用:Amazon
※Amazon価格は、2021年9月24日現在のものです。
今後は、ワイヤレスキーボードやトラックパッドをはじめ、コートハンガーににかけるとポケットの中のスマートフォンが充電されるようになるなど新たな使い方が続々と登場すると予想されています。
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