- なぜかiPhoneが急に熱くなる
- 「高音注意」が表示されて、操作できなくなる
上記のような経験をした人もいるのではないでしょうか?
iPhoneはバッテリーの摩耗や本体の劣化により、いわゆる「熱暴走」を起こすことがあります。
一時的に使えなくなる程度ならまだ問題ありませんが、放っておっくと発火する可能性もあり、非常に危険な状態。
何かしらの対処するか、寿命と考えて買い換えを検討する時期にあると言えるでしょう。
本記事では以下について解説します。
- iPhoneが急に熱くなる理由と修理の必要性
- 急に熱くなったときの対処法
この現象に悩まされている人は、ぜひ参考にしてください。
iPhoneが急に熱くなるのはなぜ? 修理が必要?
iPhoneが急に熱くなることには、3つの原因があります。
- 日の光に当たりすぎた
- バッテリーが摩耗している
- 本体が劣化している
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
日の光に当たりすぎた
iPhoneが熱くなる原因として、日の光に当たりすぎたケースが考えられます。
これはもっともありがちな要因ですが、対処も簡単。
要するに日の光が当たるところに放置しなければよいからです。
ただ、日光に当てられるとiPhoneも外装が傷んでしまうので、できるだけ避けようにしましょう。
バッテリーが摩耗している
iPhoneが急に熱くなる原因として、バッテリーの摩耗が考えられます。
iPhoneにはリチウムイオンバッテリーが採用されていますが、これの寿命は2〜3年。
摩耗していると、多少の負荷でも急に熱くなるケースがあります。
もしiPhoneが熱いと感じたら、それ以上バッテリーに負担をかけてはいけません。
本体の劣化
もしくはiPhone本体の劣化も考えられます。
どこかのパーツが傷んでいたり、ストレージ容量がいっぱいだったりすると、iPhoneには大きな負荷がかかります。
それでも無理矢理に動作しようとするから、急に本体が熱くなる、という現象が起こるわけです。
この場合は明らかにiPhone自体が寿命を迎えているので、買い替えを検討する必要があると言えるでしょう。
iPhoneに負担のかかる使い方をしている
もしくは、iPhoneに負担のかかる使い方をしているのかもしれません。
以下のような状態には該当しないでしょうか?
- いくつものアプリを開いている(特にGPSを利用する、あるいはオンラインゲームアプリ)
- 充電器をしながら操作している
- ライブ配信などを行っている
上記のことがあると、iPhoneは負担に耐えられず、急に熱くなることがあります。
特に多いのが充電器しながら操作しているケース。
これではバッテリーにも本体にも大きな負担がかかってしまいます。
iPhoneが急に熱くなるのを放置するとどうなる?
iPhoneが急に熱くなるのを放置することには以下の問題があります。
- アプリが急に落ちてしまう
- 「高音注意」が表示されて操作できなくなる
- 電源が入らなくなる
- iPhoneから出火する
アプリと「高音注意」については、経験した人も多いでしょう。
ただ、もっとも恐ろしいのはiPhoneから出火することです。
熱くなったiPhoneの下がカーペットやじゅうたんだと、高熱によって火がつくかもしれません。
そこまでのケースは稀だとしても、
修理の必要性はあるが、コストパフォーマンスが悪い
修理の必要性はあるが、コストパフォーマンスが悪くなる点には注意しましょう。
何せiPhoneの修理費は、新品が購入できるほど高額なことで有名です。
ナンバリングにもよりますが、30,000円から50,000円程度かかることも少なくありません。
それでいて戻ってくるのは新しいiPhoneではないので、やや損をしている感はあります。
修理するくらいなら、素直に買い替えたほうがよいでしょう。
そもそもiPhoneが急に熱くなるなら、たいがいの場合、機械としての寿命です。
コストパフォーマンスが悪い中でiPhoneを修理する用りは、新しいものを新規に購入しましょう。
iPhoneが急に熱くなる・なったときの対処法について
iPhoneが急に熱くなる、なったときの対処法は3つ挙げられます。
- iPhoneケースを取り外す
- 涼しくて暗いところに放置する
- 冷却シートを貼り付けて冷やし続ける
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
iPhoneケースを取り外す
iPhoneが急に熱くなったときは、ケースを取り外してみましょう。
なぜなら、風通しがよくなって冷えやすくなるからです。
ケースがついたままだと、どうしても熱がこもってしまい、なかなか冷えてくれません。
またケースが樹脂製などであれば、iPhoneの高熱によって変形・劣化するケースもあります。
できるだけこういったことがないように注意しましょう。
涼しくて暗いところに放置する
iPhoneを冷やすためには、いったん涼しくて暗いところに放置するのがよいでしょう。
日の光が当たらない部屋の隅っこにでも置いておけば、そのうち常温に戻ります。
冷却シートを貼り付けて冷やし続ける
冷却シートを貼り付けて冷やし続けるのも有効です。
といっても、「冷えピタ」のようなものではありません。
iPhone専用の冷却シートがあるので、それを使いましょう。
これならiPhoneに負担をかけず、ゆっくりと冷えていきます。
【補足】いきなり超低温で冷やすのはNG!
iPhoneを冷やすといっても、いきなり超低温で冷やすのは避けましょう。
なぜなら、結露する恐れがあるからです。
たとえば冷凍庫に入れたり、氷水が入った袋をつけたり、という行動はNG。
iPhoneの基盤上で水滴が発生して、ショートや水没を引き起こす可能性があります。
急速に冷やすのではなく、適切な音頭で少しずつ冷やし、結露が起こらないようにしましょう。
まとめ
iPhoneは、バッテリーや本体が劣化していたりすると、急に熱くなることがあります。
もしこの現象が起こっているなら、素直に買い替えを検討したほうがよいでしょう。
放置しているとアプリが落ちることにはじまり、最悪発火する可能性があります。
取り返しのつかないトラブルが起こる前に、iPhoneを買い替えてしまいましょう。