iPhoneが遅い・重いという問題は、ときどき起こります。
やはりスマホがサクサク動かないのは、ものすごくうっとうしいことですよね。
しかし、iPhoneが遅い・重いという問題は、意外なほど簡単に解決できます。
今回は、
- iPhoneが遅い原因
- iPhoneが遅い・重いのをサクサクに戻す9の方法
について、詳しく解説します。
iPhoneが遅い、重い状態になる原因な何か?
iPhoneが遅い・重い原因は、一言で言えば「ムチャをさせすぎている」ということです。
iPhoneの経年劣化や故障などは、多くの場合関係していません。
「ムチャをさせすぎている」とは、具体的には、
- いろんなデータを詰め込みすぎてストレージが圧迫させている
- 一度にさまざまなタスクをやらせている
- 余計な機能をONにして、消耗させている
といったところが挙げられるでしょう。
つまり、上記のような状態を解決し、「iPhoneにムチャをさせない」ことが大切です。
そうすれば、iPhoneが遅い、重いといった問題はすぐに修正されるでしょう。
iPhoneが遅い、重いのを、サクサクに戻すには?9の方法を解説
iPhoneが遅い、重い問題を解決する方法は、さまざま存在します。
ただ、より効果的なものと言えば、以下9の方法が考えられるでしょう。
不要なアプリケーションを終了させる
iPhoneが遅い、重いとき、まずは不要なアプリケーションを終了させましょう。
iPhoneを使っていると、気がついたら30個くらいアプリケーションを開いたりしています。
もちろん、たくさん開けば開くほどiPhoneに負荷がかかり、動作は重くなってしまうでしょう。
その中に重たいアプリケーションがあれば、さらにiPhoneはムチャをします。
まずは不要なアプリケーションを終了し、iPhoneにかかる負荷を取り除きましょう。
写真や動画を削除する(ストレージに空白を作る)
iPhoneが遅い・重いと感じたら、写真や動画を削除するのがよいでしょう。
つまり、ストレージに空白を作ってあげるわけですね。
気がついたら、写真や動画が大量に溜まっている...というのは、よくあることです。
しかしこれらがストレージをぎりぎりまで圧迫していると、iPhoneの動作は相当悪くなります。
もう必要がない写真や動画は、できるだけ削除しましょう。
もちろん、使っていないアプリケーションを削除する、といったことも有効です。
通知を切る
また、通知を切るのもよいでしょう。
iPhoneは色々と通知してくれますが、これにも負担がかかっています。
特にいくつものアプリから通知を受け入れていると、iPhoneの処理能力にムチャが生じるでしょう。
よってiPhoneが遅い、重いときは、通知を減らしてみるのが有効です。
必要最低限の通知に控えて、iPhoneをムチャさせないようにしましょう。
バックグラウンド更新を停止させる
iPhoneが遅い、重いとき、バックグラウンド更新も停止してみましょう。
バックグラウンド更新とは、一言で言えば「自動でアプリをアップデートする」という機能です。
バックグラウンド更新は、以下の方法で停止できます。
- 設定を開く
- 一般を開く
- バックグラウンド更新を選択する
- 各種アプリのバックグラウンド更新を切り替える
キャッシュファイルをクリアする
キャッシュファイルが溜まっていると、iPhoneが遅い、重いという現象は起こりやすくなります。
定期的にキャッシュファイルをクリアするようにしましょう。
方法は、以下のとおりです。
- 設定を開く
- Safariをタップする
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップする
- 「履歴とデータの消去」を選択する
視覚効果をおさえる
また、視覚効果をチェックしてみましょう。
iPhoneには、グラフィックを美し表現する視覚効果が用いられています。
しかしiPhoneの処理能力に負担がかかっているので、オフにしてあげましょう。
手順は以下のとおりです。
- 設定を開く
- アクセシビリティを選択する
- 「視覚効果を減らす」をONに切り替える
ただし視覚効果がオフになると、グラフィックが落ちる点には注意してください。
通信状況をチェックする
iPhoneが遅い、重いのではなく、通信状況に問題があるかもしれません。
つまりいWi-Fi機器や、開こうとしているサイトに問題がないかチェックしてみましょう。
また、通信制限に引っかかっていないかも、一度確認しておくのがおすすめです。
クールダウンしてみる
iPhoneが遅い・重いとき、クールダウンさせてみましょう。
クールダウンとは、一言で言えばiPhoneの温度を下げることです。
iPhoneは、負荷が大きいと、熱くなったりします。
そして熱い状態だと、iPhoneは本来のパフォーマンスを発揮できません。
一度、涼しい環境下に置いて、iPhoneをクールダウンしてみましょう。
再起動する
ここまでやってもiPhoneが重い・遅い場合、再起動してみましょう。
iPhoneにおける多くの問題は、再起動さえしてしまえばなんとかなります。
バッテリー交換が必要かもしれない?
「再起動まで試しても、iPhoneが遅い・重いままだ」というケースがあるかもしれません。
この場合、バッテリーの交換が必要となるでしょう。
バッテリーが経年劣化していると、iPhoneは処理速度を保てなくなるのです。
もし再起動まで試して改善しないなら、バッテリー交換を試してみましょう。
バッテリー交換は、Appleのサポートで実施することが可能です。
費用については、AppleCare+加入者か、保証期間以内であれば、無償で実施できます。
まとめ:iPhoneが遅い・重いのは、そんなに困ることではない
iPhoneが遅い・重いという不具合は、とにかくストレスが溜まるものです。
しかし、さほど慌てる必要はありません。
要するにiPhoneにかかっている負荷を下げて、ラクさせてあげればよいわけです。
ただし、あまりにも改善が見られないなら、バッテリー交換を検討したほうがよいかもしれません。
バッテリーだけは経年劣化するものなので、交換して対応する必要があります。