eSIMという次世代SIM規格。
まだまだ、日本では普及が進んでいませんが、諸外国ではeSIMが一般的になるなど普及が進んでいるのです。
eSIMにすることで、劇的にスマホ代が節約できるのです。
現状、eSIMの対応を行っている格安SIMはごくわずかで、そのひとつが国内初のeSIMサービスを始めたIIJmioの「データプラン ゼロ」。
今回は、IIJmioの「データプラン ゼロ」にすることで劇的にスマホ代を安くするコツなどについて解説していきたいと思います。
期間中に新規で対象プランを申し込みした場合、初期費用3,000円を1円で提供。
対象プラン
・IIJmio eSIMサービス データプランゼロ
・IIJmioモバイルサービス eSIMプラン(ベータ版)ライトスタートプラン
そもそもeSIMとは?
そもそもeSIMとはどんな仕組みなのでしょうか?
従来、SIMカードは、小さなチップカードで、携帯電話の契約者情報やキャリア情報、電話番号などのデータが書き込まれており、キャリアや格安SIMと契約をした際に、送られてくる(受け取れる)もの。
SIMカードをスマホに入れ設定をすることで、自分の情報が入り、自分のスマホとして使えるようになるわけですね。
これが、eSIMは、従来のSIMカードのようにスマホに挿入する必要がなく、ウェブ上から契約する事で、すぐにその場で使えるようになるデジタル的なSIMのことです。
端末本体にあらかじめ埋め込まれており、端末が出荷される時点では、eSIMには何もデータは書き込まれていなく、端末を購入後、QRコードの読み取り、専用アプリのインストールなど行い、利用していくものです。
現状(2020年8月現在)において、eSIMサービスを行っているプロバイダ(格安SIM)は、国内初のeSIMサービスを始めた「IIJmio」をはじめ、「楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)」「BIG SIM(いいSIM)」「AppleSIM(ソフトバンク、auが提供)などわずかなところからサービスが提供されています。
今後は、諸外国同様、eSIMサービスが日本においても当たり前になってくるでしょう。
IIJmioの「データプラン ゼロ」でスマホ代を劇的節約
引用:IIJmio
日本におけるeSIMサービスの先駆け的な存在がIIJmioの「データプラン ゼロ」です。
どうしてIIJmioの「データプラン ゼロ」に入ることで、スマホ代が劇的に節約できるのでしょうか。
メリットに加えて、実際、IIJmioの「データプラン ゼロ」を利用して見た時の料金シミュレーションも見てみましょう。
IIJmioの「データプラン ゼロ」の料金体系
月額料金 | 150円/月 |
---|---|
追加データ量 1GB | 300円 |
追加データ量 2GB〜10GB | 450円 |
プロファイル再発行手数料 | 0円 |
IIJmioの「データプラン ゼロ」は、月額料金(基本使用料)が150円で、1GBずつ使いたい分のデータ容量を都度購入する形です。
容量1GB追加で+300円、以降1GB追加ごとに+450円、最大月10GBまで追加可能となっています。
IIJmioの「データプラン ゼロ」のメリット
IIJmioの「データプラン ゼロ」に入ることで、どんなメリットがあるのでしょうか。
メリットをみれば、劇的にスマホ代が節約できる理由が分かると思います。
主回線は、ドコモ、au、Softbankといった大手キャリアのままで、副回線をIIJmioの「データプラン ゼロ」にして、動画やゲームなどネットの利用はIIJmioの「データプラン ゼロ」にすることで、いくつかのメリットが生まれてきます。
データ容量代(ギガ代)が節約できる
IIJmioの「データプラン ゼロ」なら1GBデータ容量を追加購入するので、無駄なくデータ容量を余らすことがありません。
しかも、追加データ容量は450円/1GB(初回は300円)と、大手キャリアでの追加データ容量1,000円と比較しても半額以下です。
メールアドレスをドコモ、au、Softbankのキャリアメールのままにできる
主回線を大手キャリアのままにできるので、docomo.ne.jpなどのキャリアメールを変更することなく。そのまま使い続けられます。
ドコモ払いなどキャリア決済を利用できる
大手キャリアならではのドコモ払いなどとキャリア決済(スマホ代と合算されて請求されるサービス)をそのまま利用できます。
eSIM対応PC・タブレットならWi-Fiやテザリング不要になる
タブレットやパソコンがeSIM対応のものにすることで、端末そのものがネット対応となり、別途モバイルWi-Fiやスマホのテザリングが不要になりスマートにネットが利用できます。
実際の使用例
では、具体的に
- ドコモのみでスマホを利用した場合
- 格安SIM(mineo)でスマホを利用した場合
- ドコモ+IIJmioの「データプラン ゼロ」でスマホを利用した場合
のそれぞれの料金シミュレーションをみてみましょう。例として、月に平均消費データ容量の7GBを使ったシミュレーションとします。
ドコモのみでスマホを利用した場合
データ量6,150円+通話料
※ドコモ ギガライトプランを使用(定期契約なしプラン)
格安SIM(mineo)でスマホを利用した場合
データ量3,220円+通話料
※デュアルタイプ(音声通話+データ通信)Dプランを使用(10ギガプラン)
ドコモ+IIJmioの「データプラン ゼロ」でスマホを利用した場合
ドコモ1,980円(データ量1GBまで)+ドコモ+IIJmioの「データプラン ゼロ」6GB(150円+追加データ量2,700円)=3,780円+通話料
※ドコモ ギガライトプランを使用
つまり、大手キャリアを使ったまま、格安SIM並みのスマホ代に抑えられます。
eSIMに対応している主なスマホ
eSIMを利用するためには、スマホ端末をeSIM対応のものにする必要があります。
また、タブレット、パソコンでもeSIM対応の端末が続々と登場しています。
IIJmioの「データプラン ゼロ」に対応している端末は以下の通りです。
【スマートフォン】
- iPhone SE(第2世代)※1
- iPhone 11 ※1
- iPhone 11 Pro ※1
- iPhone 11 Pro MAX ※1
- Phone XS ※2
- Phone XS Max ※2
- iPhone XR ※2
- Google Pixel 4
- Google Pixel 4 XL
- P40 Pro 5G
※1 iOS13.0以降
※2 iOS12.1以降
【タブレット・パソコン】
- iPad(第7世代)※3
- iPad mini(第5世代)※3
- iPad Air(第3世代)※3
- 11インチiPad Pro(第2世代)※3
- 11インチiPad Pro ※3
- 12.9インチiPad Pro(第4世代)※3
- 12.9インチiPad Pro(第3世代)※3
- Surface Pro LTE Advanced ※4
- Surface Pro X
- ASUS TransBook Mini T103HAF-LTE
- ASUS TransBook Mini T103HAF-GR079LTE
※3 iOS12.1以降、Wi-Fi+Cellularモデル
※4Windows10 RS4以降