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【炎上?】auの新プラン、povoの隠されたデメリット

2021年12月9日、auは新料金プランを発表して炎上したのを覚えているでしょうか?

5G時代に対応するプランとして堂々と発表されたものの、ユーザーが明らかに不利な内容でした。

不誠実で分かりづづらいプレゼン手法なども印象を落とし、auは一夜で大炎上。

さよならau」というワードがTwitterでトレンド入りするなど、auは大きく信頼を失いました。

 

しかしその後、新料金プラン「povo」を再発表して仕切り直し。

こちらはおおむね好評であり、今度は「おかえりau」という単語がトレンド入りしました。

 

しかしpovoにしても、残念ながらデメリットがあります。

そしていずれもやや気付きづらく、「povoは大丈夫だろう」と決め込んで契約するのはかなり危険です。

本記事では、povoの隠されたデメリットについて解説します。

契約する前に、どんなデメリットが考えられるのか、きちんと確認しておきましょう。

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注)ahamo、povo、LINEMOはオンライン限定のサービスでキャリアメールは非対応です。なお、ahamoのみ店頭での申込サポートを有償で行います。
 
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auの新プラン、povoのデメリット

デメリット

povoのデメリットとしては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

デメリットを上手に回避しないと、下手すれば旧プランよりも不便かつ高額なプランになってしまうので、注意してください。

キャリアメールが使えない

povoに限った話ではありませんが、キャリアメールは使えなくなります。

つまり、「ezweb.ne.jp」のアドレスは、povoに映った時点で失効するわけです。

povoに乗り換える場合、Gmailなどのフリーメールアドレスを用意して、移行しなければいけません。

LINEではなくメールを利用する頻度が高い場合は、少々面倒な手続きが必要となります。

国際ローミングができるかわからない

また、現時点で国際ローミングに対応する情報はありません。

海外での利用を想定している場合は、かなり注意が必要です。

SIMカード単位でしか契約できない

現在のところ、povoはSIMカード単位でしか契約できないようになっています。

つまり、スマートフォンとSIMカードのセット販売がないわけです。

要するにpovoを利用したなら、スマートフォンは持ち込みになります。

実店舗で手続き・サポートが用意されていない

非常に危なっかしいのが、実店舗で手続きできない上に、サポートも受けられないというところ。

要するに店頭へ行って、スタッフと相談しながら話を進める方法ないということです。

特にトラブルサポートがオンライン一本化されるのは大きな不安要素になっています。

補償が利用できないかもしれない

povoへ乗り換えた場合、補償が利用できない可能性も考えられます。

現状、「従来利用できた補償が、povoにも適用できる」と解釈できるようなアナウンスはありません。

そしてauとpovoは厳密に言えば「別なブランド」であり、auと同じような補償が持ち込まれるかも微妙なところです。

また、現状でpovo固有の補償サービスなども発表されていません。

20歳未満は使えない

2月下旬の発表で、20歳未満は契約できないと発表されています。

これはpovoが携帯電話ではなくオンライン契約を提供していることに由来しているもので、20歳未満との契約は法的に問題がある様子です。

povo本来のメリットとは?

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(引用:au

一方で、povo自体が素晴らしいプランであることには変わりません。

もう一度、povoが本来持っているメリットについておさらいしておきましょう。

料金は本当に安い

いろいろと言われていますが、povoの料金自体は、どう考えても本当に安い水準です。

月額2,728円(税込)で20GBのデータ通信量を確保できるのは、やはり強力だと言えるでしょう。

既存プランで同じことをすると、高ければ5,460円程度費用がかかります。

それが半額以下にまで圧縮されたのは、素直に評価すべきことだと言えるはずです。

”トッピング(オプション)”が便利

また、トッピングでプランをカスタマイズできるのもポイント。

通話オプションや容量追加によって、より自分自身にフィットするプランへと進化させられます。

 

中でも強力なのは、「たった220円(税込)で、1日だけデータ通信し放題になる」というトッピング。

一方で容量追加(1GB/550円、税込)は相対的にコスパが悪くなり、ほぼ「死にオプション」となっています。

シンプルなプランシステム

従来と比較すれば、povoはプランとして非常にシンプルです。

一言で言えば「基本料金+トッピング追加」だけで構成されており、誰にとっても分かりやすいはず。

ややこしいシステムが導入されていた時代と比較すれば、かなり納得感を持ちやすいと言えるでしょう。

速度が速い

三大キャリアであるau回線に基づく契約であるため、通信速度は抜群です。

そして通信制限がかかったとしても、なんと1Mbpsの通信速度が保証されています。

1Mbpsとは、「YouTubeも低画質であれば、普通に再生できる」というレベルです。

家族割などが利用できる

2月22日時点、povoは、「家族割プラスやauスマートバリューなどの各種割引が適用されなくなる」という仕様になっていました。

これは本来、povoの重大なデメリットとして、あらゆるメディアで紹介されていたのです。

 

しかし2月25日、「povoへ切り替えたとしても、家族割プラスは失効しない」と再発表されました。

これにより、「povoに乗り換えたとき、家族割プラスがなくなって、トータルで大して安くならない」ということが起こらなくなったのです。

 

ただしauスマートバリューについては、現在のところ「povo導入と同時に失効する」という形になっています。

今後、こちらについても厚遇が受けられるか、注目が集まるところです。

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まとめ

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(引用:au

povoが優秀なプランであることは間違いありませんが、意外にも細かいデメリットは多いものです。

特にキャリアメールが使えないとか、補償が現状で存在しないといった部分は、かなり大きな不安要素。

これらのデメリットを理解したうえで、利用するかしないか判断することが重要になるでしょう。

 

しかし、povo本来のメリットも、決して小さなものではありません。

メリットとデメリットを比較して、後悔ないような選択をしましょう。

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