今のスマホ市場は大きく分けて、
- 高性能、高価格帯の「ハイエンドモデル」
- 性能、価格ともに中間帯の「ミドルレンジモデル」
- 性能を絞り、価格を抑えた「エントリーモデル」
に分かれています。
一眼レフ並みのカメラ性能は要らなく、写真を撮れれば良い、ハイスペックなゲームや動画編集suiはやらないので日常的に使えるほどで良いという、一般スマホユーザーがよく利用するのが、価格も抑え目の「ミドルレンジモデル」です。
今回は、最新のミドルレンジモデルである
- AQUOS sense6(SHARP製)
- OPPO Reno5 A(OPPO製)
- M11 Lite 5G(Xiaomi製)
の3機種を比較しながら、最新ミドルレンジモデル買うべき機種はどれか検証していきましょう。
AQUOS sense6 vs OPPO Reno5 A vs M11 Lite 5G スペック比較
※AQUOS sense6
引用:au
※OPPO Reno5 A
引用:Amazon
※M11 Lite 5G
引用:OCNモバイルONE
AQUOS sense6 | OPPO Reno5 A | M11 Lite 5G | |
---|---|---|---|
チップセット | Qualcomm Snapdragon 690 5G | Qualcomm Snapdragon 765G | Qualcomm Snapdragon 780G |
ディスプレイ | 6.1インチ IGZO OLEDディスプレイ (2432×1080) | 6.5インチ TFT-LCDディスプレイ (2400×1080) | 6.55インチ AMOLEDドットディスプレイ(2400×1080) |
メモリ | RAM:4GB、ROM:64GB ※SIMフリーモデルはRAM[6GB、ROM128GBもあり | RAM:6GB ROM:128GB | RAM:6GB ROM:128GB |
カメラ | 3眼(トリプルカメラ) 標準:4800万画素 広角:800万画素 望遠:800万画素 インカメラ:800万画素 | 4眼 メイン:6400万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 マクロ:200万画素 インカメラ:1600万画素 | 3眼(トリプルカメラ) メイン:6400万画素 超広角:800万画素 テレマクロ:500万画素 インカメラ:2000万画素 |
バッテリー容量 | 4570mAh | 4000mAh | 4250mAh |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 | 指紋認証/顔認証 | 指紋認証/顔認証 |
おサイフケータイ | あり | あり | あり |
サイズ | 高さ152mm 幅:70mm 厚み:9.2mm | 高さ162mm 幅:74.6mm 厚み:8.2mm | 高さ160.53mm 幅:75.73mm 厚み:6.81mm |
重量 | 156g | 182g | 159g |
カラーバリエーション | ブラック シルバー ライトカッパー ブルーメタリック(ドコモオンラインショップ限定) | シルバーブラック アイスブルー | トリュフブラック シトラスイエロー ミントグリーン |
5G | 対応 | 対応 | 対応 |
販売元 | NTTドコモ au 楽天モバイル SIMフリー | 楽天モバイル ワイモバイル SIMフリー | SIMフリー |
3機種とも、ミドルレンジという位置づけだけに、処理速度は、だいたいiPhone Xよりは劣り、iPhone 7よりは上位クラス。
ハイスペックな遅延が許されないゲームアプリや、動画編集などには正直向きませんが、YouTubeを見る、ネット検索など日常的な使い方では十分すぎるスペックを有しているといえるでしょう。
その他の特筆すべき特徴としては、
- AQUOS sense6=大容量バッテリーに省エネ性の高いディスプレイで長時間充電なしでも使えるスタミナ力
- OPPO Reno5 A=モノクロ撮影、マクロ撮影も可能な4眼カメラ
- M11 Lite 5G=独自性のあるカラーバリエーションに、極薄ボディ
などが挙げられるのではないでしょうか。
ここからは、
- ディスプレイ
- カメラ
- サイズ感
- 使い勝手
- デザイン
といった4つのスペックに絞って、AQUOS sense6 vs OPPO Reno5 A vs M11 Lite 5G買うべきなのはどの機種が比較して見ましょう。
動画閲覧などを綺麗な画面に!ディスプレイ重視の方には?
- AQUOS sense6=6.1インチIGZO OLEDディスプレイ(2432×1080)
- OPPO Reno5 A=6.5インチTFT-LCDディスプレイ(2400×1080)
- M11 Lite 5G=6.55インチAMOLEDドットディスプレイ(2400×1080)
画面解像度としては、AQUOS sense6、OPPO Reno5 A、M11 Lite 5Gともに大差はなく、そこまで変わらなそうではありますが、AQUOS sense6は、高い省エネ性に加えて、10億色もの色彩を描き出すAQUOS独自のIGZO OLEDディスプレイ搭載のため、解像度以上に綺麗に見えると口コミでも評判になっています。
そのため、より綺麗なディスプレイで動画等を観たい場合は「AQUOS sense6」がおすすめです。
特に、AQUOS sense6は長時間使用にも耐えうるスタミナ力も高いのもポイントではないでしょうか。
より大きな画面で動画やゲームを見たい、遊びたい場合は、わずかながらですが最も大きい6.55インチディスプレイで、横向きに持っても薄く持ちやすい「M11 Lite 5G」がおすすめといえるでしょう。
より綺麗な写真を!カメラ性能重視の方には?
- AQUOS sense6=3眼(トリプルカメラ):標準:4800万画素、広角:800万画素、望遠:800万画素、インカメラ:800万画素
- OPPO Reno5 A=4眼:メイン:6400万画素、超広角:800万画素、モノクロ:200万画素、マクロ:200万画素、インカメラ:1600万画素
- M11 Lite 5G=3眼(トリプルカメラ):メイン:6400万画素、超広角:800万画素、テレマクロ:500万画素、インカメラ:2000万画素
AQUOS sense6、OPPO Reno5 A、M11 Lite 5Gともに3眼(トリプルレンズ)以上のカメラ仕様で、ミドルレンジモデル価格とは思えないほどカメラ性能は充実しています。
そのなかでも、カメラ重視派におすすめは「OPPO Reno5 A」。
メインレンズは6,400万画素もあり、最大1億画素相当で解像度が高い写真を撮影可能、AIを搭載しているので、シーンに合わせての最低な撮影モードにできる点もポイントです。
また、面白い機能として、OPPO Reno5 Aには、アウトカメラとインカメラの同時撮影が可能となっており、自撮りで自分を映しながら背景もセットで撮影するなどワンランク上の写真が撮れるでしょう。
自撮り撮影が重視の人なら「M11 Lite 5G」もおすすめ。
インカメラの画素数が2,000万画素と、ハイエンドモデル顔負けのカメラスペックとなっています。
M11 Lite 5Gには、10種類以上のビデオモードのムービーフィルタが用意されており、TikTokなどのSNSアップをよくする人にもバリエーションに富んだ撮影ができることでしょう。
持ちやすさ、収納しやすさ・・・サイズ感重視の方には?
- AQUOS sense6=高さ152mm、幅:70mm、厚み:9.2mm、重量156g
- OPPO Reno5 A=高さ162mm、幅:74.6mm、厚み:8.2mm、重量182g
- M11 Lite 5G=高さ160.53mm、幅:75.73mm、厚み:6.81mm、重量159g
持ちやすさ、収納しやすさの面では、間違いなく「M11 Lite 5G」がおすすめ。
6.55インチという大画面にもかかわらず、厚み:6.81mmという薄型ボディを実現、しかも159gという軽量さも兼ね備えているので、「すごい!」と一言です。
コンパクトさでいうのであれば、厚み:9.2mmはやや気になるものの、高さ152mm、幅:70mmと見た目的にも他機種より一回り小さい感があり、重量156gと軽量な「AQUOS sense6」もおすすめ。
毎日使うものだから使い勝手は大事!
- AQUOS sense6=バッテリー4,570mAh、おサイフケータイ搭載、防水(IPX8)
- OPPO Reno5 A=バッテリー4,000mAh、おサイフケータイ搭載、防水(IPX8)
- M11 Lite 5G=バッテリー4,250mAh、おサイフケータイ搭載、防水(なし)
SHARPのAQUOS sense6だけでなく、中華スマホであるOPPOのOPPO Reno5 A、XiaomiのM11 Lite 5Gともにおサイフケータイは搭載していますが、M11 Lite 5Gには防水性はないことは使用場所が限られてしまうでしょう。
使い勝手でのおすすめは「AQUOS sense6」。
日常使い程度なら、充電なしでも数日はもつとされる大容量バッテリーに、高い防水性に加えて、防塵、MIL規格にも準拠しており、場所を選ばずタフに使い続けられることでしょう。
見た目重視!デザイン性では?
端末デザインとしては、Xperiaのような際だった横長とかもなく、いわゆるオーソドックススマホデザイン。
ただ、M11 Lite 5Gのカラーバリエーションは、トリュフブラック/シトラスイエロー/ミントグリーンと計3色ながら、他のスマホにはない独自のカラーもあり、人との差別化を図ることができるのではないでしょうか。
また、M11 Lite 5Gは、他のスマホのようにプラスティック素材を採用していなく、ガラス素材のため、光沢のある高級感が出るところもポイントといえるでしょう。
AQUOS sense6 vs OPPO Reno5 A vs M11 Lite 5G 価格比較
ミドルレンジモデルを選ぶ、最も多い理由がやはり価格ではないでしょうか。
いくら毎日使うスマホであっても、3~4年で平均買い替えるとされているだけに、できるかぎり価格を抑えたい人も多いでしょう。
AQUOS sense6 vs OPPO Reno5 A vs M11 Lite 5Gの現在の価格を、キャンペーン適用時なども踏まえてお伝えしたいと思います。
※価格、キャンペーンは2022年1月現在のものです。
AQUOS sense6 価格
引用:au
Androidの人気シリーズであるAQUOS sense6は、5G入門機として
- NTTドコモ
- au
- 楽天モバイル
- SIMフリーモデル
が出ています。
57,024円(2,376円×24回)★39,864円(1,733円×23回)
★はかえトクプログラム(2年間で端末を返却するレンタル制度)適用料金
※ドコモオンラインショップ限定カラーあり(ブルーメタリック)
40,470円(1,410円×23回+8,040円)★32,430円(1,410円円×23回)
★はスマホトクするプログラム(2年間で端末を返却するレンタル制度)適用料金
※au4Gプランから5Gプランに移行、5,500円割引、他社からのMNP機種変更で22,000円割引、22歳以下の新規契約11,000円割引(22歳以下の新規契約は22,000円割引)
39,800円(1,658円×24回 ※楽天カード限定 829円×48回)
★旧端末を下取りに出すと割引(※楽天モバイルの64GBを下取りに出した場合、最大20,000楽天ポイント進呈)
4GB/64GBモデル:42,420円(1,760円×24回)
6GB/128GBモデル:46,200円(1,925円×24回)
4GB/64GBモデル:34,980円(1,457円×24回)
※BIGLOBEモバイル音声通話SIMとセット購入で16,280円
4GB/64GBモデル:38,900円
OPPO Reno5 A 価格
引用:Amazon
TVCMも打ち、中華スマホの代表格となっているOPPO製のOPPO Reno5 A。
- 楽天モバイル
- ワイモバイル
- SIMフリーモデル
が出ています。
42,980円(1,790円×24回 ※楽天カード限定 895円×48回)
★旧端末を下取りに出すと割引(※楽天モバイルの128GBを下取りに出した場合、最大25,000楽天ポイント進呈)
ソフトバンク(LINEMO、ソフトバンク回線の格安SIM含む)からの乗り換え:31,680円
他社からのMNP乗り換え:9,800円 ※年末年始キャンペーン中
ワイモバイルユーザーの機種変更:18,000円
新規契約:9,800円 ※年末年始キャンペーン中
32,000円(1,336円×24回)※MNP限定特価 21,100円(883円×24回)※2022年1月31日までのキャンペーン価格
4GB/64GBモデル:36,960円(1,540円×24回)
※BIGLOBEモバイル音声通話SIMとセット購入で14,960円
37,250円
M11 Lite 5G 価格
引用:OCNモバイルONE
スマホ販売台数でApple(iPhone)やSamsung(Galaxy)などを抜いて世界1位に輝くなど、勢いが凄いXiaomiのM11 Lite 5Gは、キャリアからの販売はなく、
- SIMフリーモデル
のみとなっています。
33,591円
※他社からのMNP]乗り換えで13,000円割引
38,000円(1,595円×24回)※MNP限定特価 23,280円(981円×24回)※2022年1月31日までのキャンペーン価格
4GB/64GBモデル:38,544円(1,606円×24回)
※BIGLOBEモバイル音声通話SIMとセット購入で16,544円
40,920円(1,705円×24回)
34,500円