- 壊れたiPhoneは下取りしてもらえるのか?
- 下取りしてもらえるとして、いくらで買い取りされるのか?
上記のようにことが知りたい人は多いのではないでしょうか?それぞれの疑問について解説するので、ご参考にしてください。
壊れたiPhoneは下取り可能
結論から言えば、壊れたiPhoneは下取りできます。別に新品同様にキレイである必要はありません。
多少値段の部分で不利だったとしても、買取自体はなされるでしょう。例え電源が入らなくても、画面が割れていても、下取りの対象内ではあります。
画面の割れ方しだいでは買取できない場合も
一方で画面の割れ方しだいでは、下取りの対象外になる可能性もあります。
- あまりにも多くのヒビが入っている
- 画面に指の腹を当てたとき、明らかに凹んでいる部分がある
- 液晶が漏れていて、ディスプレイ表示自体に影響が出ている
- 粉々に打ち砕かれたかのように壊れている
こういったことがあると、さすがに買い取りされないかもしれません。下取りサービスはかなり寛容ですが、やはり限界があるものです。
もしこの場合は、下取りではなくメルカリでの処分などを検討するのがよいでしょう。ジャンク品として出品すれば、数千円くらいの価格で買い取りしてもらえるかもしれません。
いくらで買取できる?
壊れたiPhoneの買取価格は、各社の判断によって大きく異なります。これを判断するためにも、まずはAppleによる下取りの価格を確認してみましょう。
(引用:Apple)
まず、これよりも安い金額になるのは間違いありません。あとは壊れ方しだいです。
壊れたiPhoneでも下取りに出せば新しい端末が安くなる!
壊れたiPhoneでも下取りに出すことには、大きなメリットがあります。新しい端末を購入するとき、実質的な割引として活用することが可能です。
そもそも下取りシステムがどういうものか、再確認しておきましょう。下記の図を参照にしてください。
下取りは上記のようなステップで進められます。重要なのは新しい端末を購入する際、「下取り価格分、割引が入る」という点です。これにより、通常よりもオトクに機種変更できるようになります。
例えば、iPhone12ProをAppleに下取りしてもらい、その金額が67,400円(最大金額)だったと仮定しましょう。そして、iPhone14を購入するとします。
もっとも安いモデルだとすれば、119,800円から67,400円が割引される形です。そうするとiPhone14は52,400円で購入できるのと、実質的に同じ状況になります。
手元からiPhoneがなくなってしまう、というデメリットはあるものの、これだけ安い金額で新しいiPhoneを購入できるのは大きなポイントです。
新しいiPhoneを購入するなら、ぜひ下取り先を探してみましょう。ひとまずオンラインショップからチェックするのがおすすめです。
iPhoneを下取りに出す際にチェックしておくべきポイント一覧
iPhoneを下取りに出す際には、いくつかチェックしておくべきポイントがあります。これを忘れていると、下取りされなかったり、後々で大きなトラブルに発展したりするかもしれません。
上記のような準備を、事前にこなすようにしましょう。それぞれについて、下記で詳しく解説します。
電源が入ることを確認する
まず、電源が入ることをきちんと確認しましょう。
電源が入らない端末は、さすがに買取の対象外になるかもしれません。
これは通常どおり起動を試みれば、すぐに確認できるはずです。
ペアリングを解除する
続いてペアリングを解除しましょう。iPhoneは、おそらくiMacやiPodとペアリングし、何らかの情報を同期しているはずです。
これが解除されていないと、iMacなどがiPhoneとのペアリングを探り続け、無駄なエネルギーを消費したりするかもしれません。
ペアリングは、以下の方法で解除できます。
- 設定を開く
- Bluetoothのセクションを選択する
- 「このデバイスでの登録を解除する」を選択する
iPhoneを探す機能をOFFにしておく
iPhoneを探す機能は、かならずオフしておきましょう。
- 設定を開く
- 「探す」を選択する
- 「iPhoneを探す」をオフにする
この手順が必要な理由は、買い取り不可、および余計な出費を防止するところにあります。
仮にiPhoneを探す機能がONになっていた場合、新しいユーザーがiPhoneを初期設定しようとしたときに、あなた自身のAppleIDの入力が求められる仕組みになっています。
そうすると「まずiPhoneを探す機能をOFFにしてから、持ち込んでください」と言われて、下取りしてもらえないかもしれません。
3大キャリアなどであれば、仮にユーザーがこの手順を忘れていたとしても、内々でケアしてくれるはずです。一方でメルカリで売ったり、あるいは中古ショップに出品したりする場合、このあたりはいい加減であるかもしれません。
よってユーザー側でも、きちんiPhoneを探す機能をOFFにするようにしましょう。
全てのコンテンツを消去する
念の為、という程度の意味合いになりますが、すべてのコンテンツはかならず削除するようにしましょう。
なぜなら、コンテンツを削除しておかないと、個人情報が流出するかもしれないからです。
この手順は、おおむね以下のとおりです。
- 設定を開く
- 一般を開く
- リセットを選択する
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択する
これですべてのコンテンツが削除されました。
この手順は、おそらく下取り先でも実施します。万が一コンテンツの全削除をユーザー側が失念していたとしても、まず問題ありません。
とはいえ、万が一のミスも考えられるので、ユーザー側でもきちんと手順を実行しましょう。
SIMカードを抜いておく
忘れがちですが、SIMカードはかならず抜いておくようにしましょう。
今回下取りしてもらうのは、iPhone本体だけです。SIMカードが刺さったまま持っていかれると、最悪の場合SIMカードの新規発行が必要になるかもしれません。
特に郵送でiPhoneを送る場合は、返送に手間がかかる可能性があります。SIMカードは忘れずに抜き取るようにしましょう。
清掃する
最後の仕上げとして、iPhoneはキレイに清掃しておきましょう。画面割れや内部的な故障はどうしようもありませんが、汚れやホコリをキレイにするだけで、ずいぶんと見た目は美しくなります。
そうすることで、多少下取り価格にもよい影響が波及するでしょう。メガネふきで画面を拭いたり、ベゼルを磨いたりする程度でもかまいません。
とにかくキレイに清掃し、iPhoneをより価値あるものとして演出し、下取り価格アップを狙いましょう。
iPhoneは下取りとオンラインショップを活用すれば一気に安くなる!
iPhoneは、先ほど紹介した下取りに合わせてオンラインショップの活用も組み合わせれば、一気に安くなるでしょう。オンラインショップには以下のメリットがあります。
つまり端末や手数料が安くなり、さらには利用料金割引で長期的にメリットが受けられる、ということです。オンラインショップを利用するだけでも、新しいiPhoneの購入にかかる費用は大きくおさえられます。
ぜひ一度オンラインショップをのぞいて、どの程度安く購入できるのかチェックしてみましょう。
iPhoneを下取り・売却したい修理歴で価格は安くなる?バレるの?
iPhoneを下取りしてもらいたいんだけど、修理歴があるとダメなの?
というような心配を持っている人は多いでしょう。
正規修理であれば、さほど心配する必要はありません。しかし非正規修理した経緯があれば、
下取りの価格や可否で不利を被る可能性もあるでしょう。