スマホを新しく買い替える選び方として「カメラ性能」と言う人も多いのではないでしょうか。
スマホを選ぶうえで、「カメラ性能を重視する人」の割合は27.6%とのアンケート結果もあるくらいなのです。
ぱっと見は同じようなスマホであっても、最近は高性能な個性的なカメラを搭載したものも出てきており、自分に合ったスマホを見つけて楽しいスマホライフを送りましょう。
綺麗な写真を撮れるおすすめスマホの選び方
カメラ重視でスマホを選びたいとき、そんな選び方をすればよいのでしょうか。
カメラ重視のスマホのポイントを5つ紹介したいと思います。
画素数
最もスマホカメラ性能の基準でポピュラーなのは「画素数」ではないでしょうか。
いわゆるガラケー時代では、100万画素も満たない画素数でしたが、今のスマホでは1,000万画素も珍しくなく、なかには1億画素を超えるモデルすら出てきています。
そもそも画素数とは、ピクセルとも言われますが画像の最小単位のこと。
例えば100万画素だったら100万の点の集まりで画像を構成しているのに対して、1000万画素だと1,000万点の集まり、単純に10倍になっているのでそれだけきめ細やかな画質になるというわけです。
正直、通常の写真撮影ではそこまで800万画素から1,200万画素まで上がっても一般の人だと違いがはっきり分かる人は少ないでしょう。
ただスマホカメラの性能自体も進化しており、例えば望遠レンズで遠くの人物を撮影した場合などやはり画素数の高いものははっきり分かりますね。
レンズ数
通常の撮影をする標準レンズだけでなく、広角レンズ、超広角レンズ、望遠レンズなどスマホでも複数のレンズが搭載されたモデルも増えています。
2年くらい前からデュアルレンズ(2眼レンズ)も増えてきましたが、最近はトリプルレンズ(3眼レンズ)もだいぶ増えてきました。
複数レンズがあることでどんなことができるようになるのでしょうか。
例えば、
- 背景をぼかして簡単にポートレート写真が撮れる
- 奥行きがあり、色彩が綺麗な写真が撮れる
- 夜間など撮りづらい環境でも綺麗に撮れるようになる
- ズーム撮影などでもぼやけづらい
などができ、スマホでまるで一眼レフカメラのようなプロ並みの撮影も不可能ではないのです。
ズーム性能
自動的にズーム時に綺麗な高画質撮影ができる機能が付いているのもポイントのひとつです。
- 「光学ズーム」…ズームした場合でも画質の劣化が起こりにくく高画質撮影ができる
- 「デジタルズーム」…レンズを動かさず画像の倍率を部分的にあげて疑似的にズーム効果を再現することができる
などがあり、通常はぼやけてしまったりするズームでの精巧な画像が撮れます。
機能性
スマホのカメラといえば、デジカメに比べると性能は落ちるというのが一般的でしたが、最近ではむしろ安いデジカメを買うくらいなら高性能スマホのほうがよっぽど綺麗に撮影ができるというほど機能性に長けているスマホも増えています。
- 「手振れ防止機能」…シャッターを切る際に手の震えがスマホに伝わることで、ピントがズレてしまうのを補正処理を自動的に施してブレた写真にしないようにする機能。
- 「AIカメラ機能」…被写体や場面を自動的にAIが検知し、シチュエーションごとの最適な撮影モードに自動で設定する機能。
などが挙げられます。
セルフィ―の性能
SNSの普及により、通常の写真撮影より、いわゆる自撮りと言われるセルフィ―撮影のほうが行う人も増えています。
セルフィ―撮影をしやすくするため、手のひらを見せるとその数秒後にシャッターを切る「ハンドシャッター」や、被写体の笑顔を感知するとシャッターを切る「スマイルシャッター」などの機能が搭載されているモデルもあります。
また、スマホデザインそのものが折りたたみ式だったりなどセルフィ―が撮りやすいものもあります。
綺麗な写真を撮れるおすすめスマホ 5選
綺麗な写真を撮れるおすすめのスマホ機種を5選紹介したいと思います。
驚くほどスマホカメラは進化を遂げているので、カメラ目的で機種変更をしても損はないと思いますよ!
Xperia 1Ⅱ(SONY)
一眼レフカメラでも御馴染みのSONYのカメラ技術を詰め込んだXperiaシリーズの最新作です。
3眼トリプルレンズには、階調、色再現、透明感、立体感、ぼけ味など、被写体の微細な質感までを忠実に再現する「ツァイスレンズ」を採用、低光量な条件下やうす暮れ時でも、明るく高コントラストな撮影が可能なティースターコーティングが施されているので、一眼レフに負けない例えば瞳にピントを合わせ被写体の表情をブレることなく撮影するなどの高度な撮影も簡単に行うことができます。
Xperia 1Ⅱはどこで買える?
ドコモとauで発売予定。
ドコモでは、2020年4月下旬以降発売予定、auでは2020年5月以降発売予定。
Pixel 4(Google)
引用:Google
Androidの大元であるGoogle社のスマホです。
絞り値f2.4の16メガピクセルカメラのほか、絞り値f1.7の12.2メガピクセルという2つ目の望遠カメラというデュアルカメラ搭載で、なかでも望遠レンズの機能はスマホ史上最高という呼び声も高く、夜景モードならシャッターを押すだけで暗い場所であっても被写体の細部まできめ細やかに写すことができるでしょう。
Pixel 4はどこで買える?
キャリアではソフトバンクのみ、およびSIMフリーモデルはGoogleストアなど多くで発売中です。
Nokia 9 PureView(NOKIA)
引用:Amazon
驚異の5眼レンズを搭載したNOKIA製のスマホです。
5つのレンズを搭載していることで、うち2カメラがRGB、3カメラがモノクロとなっており、より被写体深度と露光に極めて美しい画質が期待できます。
Nokia 9 PureViewはどこで買える?
残念ながらまだNokia 9 PureViewは日本未発売のため、アメリカなどからの並行輸入品を手に入れるしかありません。
Amazonでは、79,400円(2020年4月2日現在)で販売されていました。
P30 Pro(HUAWEI)
HUAWEI製のスマホで、広角+超広角+望遠+被写界深度の4眼レンズを搭載したモデルです。
メインカメラの画素数は約4,000画素の広角レンズをはじめ、どのレンズもハイスペックで、綺麗な写真を撮るために作られたスマホといっても過言ではないほどです。
また、価格もドコモでは48,321円とハイスペックの割には抑えられている印象があります。
P30 Proはどこで買える?
キャリアではドコモのみ、SIMフリーモデルは各地から発売中。
iPhone 11 Pro(Apple)
やはりスマホはiPhoneが良いという人におすすめ。
iPhoneとしては初となる被写体までの距離が近くても背景まで広々と撮影できる超広角レンズが加わったトリプルカメラ搭載で、暗い場所でも明るく撮影ができる新機能「ナイトモード」をはじめ、背面カメラと同等の画質で自撮りが可能になったインカメラなど随所にカメラ性能への工夫が施されています。
iPhone 11 Proはどこで買える?
ドコモ、au、ソフトバンクをはじめ、Apple StoreなどでSIMフリーモデルも発売中。
綺麗な写真を撮れるおすすめスマホは? まとめ