- AppleCare+は入るべきなんだろうか?
- 無駄と言われているが、本当なのか?
- AppleCare+ではないなら、別な保険を利用するべきか?
このように考えている人は多いのではないでしょうか?
Apple製品を購入する際、必ず選択肢に入ってくるAppleCare+。
万が一のトラブルに備えられるのは大きなメリットですが、一方で「トラブルが起こらないと無駄になる」という部分も引っかかります。
本記事ではAppleCare+に入るべきかそうでないか解説しますので、ご参考にしてください。
そもそもAppleCare+とは?結論としては基本的に入るべきではない
まずAppleCare+がどういうものなのかおさらいしておきましょう。
これはAppleが公式に提供しているアップル製品に対する補償サービスです。
契約すれば、2年間は盗難や紛失、破損に関して修理費用や交換代金が大きく割引されます。
利用料金は以下のとおりです(iPhoneの場合)
(引用:Apple)
そしてAppleCare+が適用された場合、修理交換に関する費用が以下のようになります。
(引用:Apple)
iPhoneの修理や交換は基本的に安いものではなく、盗難や紛失では100,000円以上かかるケースも少なくありません。
しかしAppleCare+に加入している場合は、紛失という最悪のパターンでも12,900円(税込)で新しい端末を送付してもらえます。
入るべきでない理由
上記のように説明すると強力なサポートに見えますが、結論から言うと、AppleCare+には基本的に入らなくてもOKです。
理由として2つ挙げられます。
- とにかく料金が高い
- そもそも故障や破損が起きづらい
まず料金がとにかく高いのが引っかかります。
iPhone14Proの場合、AppleCare+の利用料金はなんと2年間プランでも31,800円(税込)と、かなり高額です。
ただでさえiPhoneは高価格になりつつあるのに、さらにこの費用を支払うのは苦しいところ。
そこまでして、そもそも故障や破損、紛失が起きづらいのも気になります。
iPhoneはケースさえつけておけば、そうそう壊れたりしません。
紛失に関してもチェーンをつけたり、「iPhoneを探す」を使ったりしてカバーすることが可能です。
水没させて復活しなかったとか、誰かに盗まれたとか、そういうことがないとAppleCare+の出番はありません。
Appleサービスよりキャリア・格安SIM業者のサポートのほうが優秀
それでもiPhoneに対して何らかの保険をかけたいと思っている人もいるでしょう。
その場合はAppleCare+ではなく、キャリアや格安SIM業者が用意している修理サポートなどのオプションを利用するのがおすすめです。
このほうが費用が安く済みます。
たとえばauとUQモバイルであれば、「故障紛失サポート」を利用できます。
これはiPhone(Android)が故障もしくは紛失された場合に、「同一機種、同一カラーの端末」を新しく配送してもらえるサービスです。
月額利用料金は最安値550円(税込)。
実際に故障紛失があった場合の負担金も、最安であれば5,500円にとどまります。
ここでAppleCare+との補償内容の違いを見比べてみましょう。
AppleCare+ | 故障紛失サポート | |
月額料金 | 1,600円(税込)※iPhone14Pro Maxの場合 | 550円(税込) |
修理・故障時の負担金 | 最大12,900円(税込) | 5,500円(税込) |
というように、故障紛失サポートのほうが、少なくとも金額という面では恵まれていることがわかります。
電話サポートがついているとか、対応が早いとか微妙な違いはありますが、やはりこの差は大きいでしょう。
本記事を読んでいるなら、AppleでiPhoneを購入し、AppleCare+も付属させようとしているのかもしれません。
ただしAppleCare+を使うとおそらく割高なので、いったんキャリアや格安SIMに乗り換えることで、より安価かつ安心できる保険をかけられないか検討してみましょう。
ちなみにキャリアや格安SIMであれば、iPhone本体もかなり安く購入することが可能です。
オンラインショップを利用すれば、端末料金が数万円単位で安くなったり、キャンペーンでポイントキャッシュバックがついてきたりします。
Appleから購入すると色々損をするので、できるだけキャリアか格安SIM業者をとおすのがおすすめです。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
iPhoneの下取り、故障してたらできない? 画面割れはセーフ?
下取りすることで、新しいiPhoneを実質的に割引した状態で手に入れられます。
せっかく下取りするなら、故障などがあっても、高価買取してもらいたいですね。
本記事では、「iPhoneの下取りは、故障していても大丈なのか?」という点を解説していきます。
AppleCare+に入るべき人の特徴
基本的にAppleCare+に入ることはおすすめしませんが、なんらかの理由で加入しなければいけない人もいるでしょう。
同サポートに入るべき人の特徴として、以下3点が挙げられます。
- 金銭的に余裕がある
- 何度かiPhoneを故障もしくは紛失したことがある
- 公式サポートでないと安心できない
上記に当てはまるなら、加入してもよいでしょう。
AppleCare+をおすすめしない主な理由は高額な利用料金ですが、それが苦にならないならさほど悪い選択肢ではありません。
また何度かiPhoneを故障もしくは紛失した場合、本当にAppleCare+が必要である可能性があります。
また公式サポートでないと安心できない人にも、AppleCare+は利用する価値があるでしょう。
とはいえ、キャリアや格安SIMの保証内容のほうがリーズナブルなのは事実です。
AppleCare+に入るべきでない人の特徴
一方で以下の条件に当てはまるなら、AppleCare+に加入する必要はなさそうです。
- 修理保証などにさほどお金をかけたくない
- キャリアや格安SIM業者が提供するサポート以上の価値を感じない
- 公式サポートかどうかこだわりがない
- これまでiPhoneを致命的に破損させたり、紛失したりした経験がない
- 普段からケースやカバーを使っていて、水場に出ることもない
こういった条件下ならAppleCare+は必要なさそうです。
といっても上記に当てはまらないケースは少なく、ほとんどの人にとってAppleCare+は不要なサポートだといえるでしょう。
そもそも故障や紛失の経験がなかったり、普段からケースやカバーを使ったりしているなら、そもそも無保険でも問題ないと考えるユーザーもいます。
そのぶん費用が浮いて、グレードを上げたり、新しいナンバリングを選択したりする余地が生まれるでしょう。
まとめ
本記事ではAppleCare+に関して解説しました。
iPhoneを新品で購入する際は、AppleCare+を利用するか否か、ほぼ確実に二択が迫られます。
決して悪いものではありませんが、キャリアや格安SIMの保証と比較すると、月額で800円ほど出費が多くなります。
さらに修理時の負担金額も、AppleCare+のほうが倍ほど高くなるケースも。
その点を考えれば、やはりキャリアや格安SIMと契約するなかでiPhoneを購入したほうがよさそうです。
極端な話だと、そういった各社の保険さえ必要ない、という見方もあります。
このあたりは個人でも見解が分かれるところですが、少なくともAppleCare+が一番よい選択であるパターンは少ないのではないでしょうか。
iPhoneの買い替え周期はどの程度?ベストなタイミングを解説!
iPhoneは何年に1回買い換えればよいのわからない
2年で乗り換えるのが当たり前なんだろうか?
3年以上使いづつけるのはダメ?
などと考えている人も多いのではないでしょうか?買い替えタイミングは人によって意見が異なり、
判断をつけるのが難しい部分もあります。