- 「iPhoneの充電がいつまで経っても100%にならない」
- 「なぜか80%で止まってしまう」
こういった問題悩まされている人は多いのではないでしょうか?
iPhoneではときどき100%充電できない現象が起こります。
本記事ではその原因と対処法について解説するので、充電の問題を解決したい人はぜひ参考にしてください。
iPhoneの充電が100%にならないのはどうして?
iPhoneの充電が100%にならないなら、原因は以下が挙げられます。
- iPhoneが熱くなっている
- 一時的な不具合
- 最適化されたバッテリー充電が起動している
技術的なバグが原因と考えがちですが、意外にもiPhoneが熱くなっているのが理由であることも。
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
iPhoneが熱くなっている
iPhoneが熱くなっている場合、充電が100%まで至らないケースがあります。
特に真夏の日には、この現象が起こりやすい様子。
どうもiPhoneは温度が高いとフル充電を避けるような傾向がある様子です。
逆に冬場にはこういった現象は起こらない傾向にあります。
一時的な不具合
あまり考えられないことですが、iOSやハードウェアの一時的な不具合であることも。
これについてはかなり予測、特定しづらく、なかなか解決に至らないケースもあります。
もし一時的な不具合があれば、再起動やiOSの再アップデートやリカバリーといった処理が必要になることも。
最適化されたバッテリー充電が起動している
フル充電できないなら「最適化されたバッテリー充電」という比較的新しい機能が起動しているかもしれません。
これはiOSから採用された、「充電を80%止める」というはたらきを示します。
「なんのためにやってるんだ」というと、バッテリーの摩耗を減らすためです。
iPhoneは100%まで充電すると、バッテリーに負担がかかってしまいます。
それを防ぐために、充電容量80%でとどめている、というわけです。
iPhoneの充電が100%にならない場合の対処法
iPhoneの充電が100%にならないときは、以下の方法を試してください。
- 「最適化されたバッテリー充電」の設定を確認する
- オンなのに80%以上にならないなら再起動する
- どうしても80%以下で止まるなら冷却する
- 充電器を交換する
- iOSをアップデートする
- 初期化する
基本的に上から順で試していけば、効率的に解決できます。
変な順番で進めると無駄な時間をかけることになるので、注意してください。
「最適化されたバッテリー充電」の設定を確認する
最初に「最適化されたバッテリー充電」の設定を確認しましょう。
確認する方法は以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「バッテリー」を開く
- 「バッテリーの状態」をタップする
- 「バッテリー充電の最適化」をタップする
- スライダを動かしてオフする
これでiPhoneが100%まで充電されるようになりました。
オフなのに80%以上にならないなら再起動する
「最適化されたバッテリー充電」の設定をオフにたら、100%まで充電されるはずです。
しかしそれでも80%で止まってしまうなら、再起動してみましょう。
ほとんどの場合再起動するだけで、正常に充電されるはずです。
どうしても80%以下で止まるなら冷却する
どうしても80%以下の充電で止まってしまうなら、いったん冷却してみましょう。
先ほども触れたとおり、iPhoneは暑すぎるとフル充電できない傾向があります。
といっても、冷蔵庫に突っ込んだり、雑なやり方はおすすめできません。
涼しい場所に置いたりして、少しずつ冷やしていくことが大切です。
じゅうぶんに冷却されたら、もう一度iPhoneを充電してみましょう。
充電器を交換する
それでもiPhoneが100%まで充電できないなら、充電器側かケーブルに問題があるかもしれません。
この場合はそれらをまったく新しいものに変えてみましょう。
もしMacBookなどを持っているのであれば、左側のポートに差し込むことが可能です。
別ルートで充電できたのであれば、iPhoneにはなんら問題なかったわけです。
iOSをアップデートする
充電器にも問題がないとすれば、そろそろiPhone側での不具合が疑われるでしょう。
最初に試して欲しいのはiOSアップデート。
iOSには不具合がつきもので、古いままだといろんなバグが起きるようになります。
もちろん充電が100%にならないという現象が起きても、まったくおかしくありません。
それほどにiPhoneはiOSのアップデート放置によって問題を起こしやすいわけです。
アップデートの手順は以下のとおり。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「ソフトウェア・アップデート」を開く
- 「自動アップデート」をタップする
- 「iOSアップデートをダウンロードする」をオンに切り替える
- 「iOSアップデートをインストール」をオンに切り替える
これでiOSが新しくなり、正常に充電できるようになります。
初期化する
iOSアップデートでも改善されないとなると、初期化まで試す必要があります。
要するにデータをバックアップしたうえで、iPhoneを購入時の状態へ戻すわけです。
この方法なら、ほとんどの不具合を解決することが可能です。
手順は以下のとおり。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「転送または”デバイス”のリセット」をタップする
- 「すべてのコンテンツと設定の消去」を選択する
このあと画面の指示にしたがってアクティベーションを進め、バックアップデータを引き戻せば元の状態に戻ります。
まとめ
iPhoneが100%まで充電できないトラブルは、さほど厄介なものではありません。
たいていの場合、少し操作したり設定を見直したりすれば解決するはずです。
ただし初期化しても直らないなら、iPhoneそのものが買い替えの時期を迎えているのかもしれません。
もしそう判断したなら、安く買えるオンラインショップを利用しましょう。
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