「iPhoneが急に落ちてしまい、画面が真っ黒になった」、「画面がフリーズしてしまった」という人はいないでしょうか?
今までどおり使えていたのに上記のような現象が起こることをiPhoneの「突然死」と呼びます。
いきなり操作ができなくなって、びっくりした人も多いでしょう。
本記事ではなぜ突然死が起きるのか、あるいはどのように対応すれば良いのか解説するので、参考にしてください。
iPhoneにおける突然死の原因は?
iPhoneにおける突然死の原因として、以下3つが考えられます。
- バッテリーが劣化している
- その他、あらゆる故障・不具合
- iPhoneのメモリがクラッシュしている
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
バッテリーが劣化している
まだ充電残量があるのに、いきなりシャットダウンしてしまった、ということはないでしょうか?
だとすると、バッテリーの劣化に原因が求められるかもしれません。
iPhoneはいわゆるリチウムイオンバッテリーを採用していますが、これは使い続けると少しずつ最大充電容量が少なくなっていくもの。
それが進行すると、大して充電できていないのに、画面上ではまだ残量があるように表示したりします。
そうすると、知らないうちに充電切れして、iPhoneが突然死するわけです。
もちろんバッテリーが破損したり、周辺機器に異常があったりして、必要電力を正しく通電できない場合も同様の現象が起こります。
iPhoneのバッテリー寿命は3〜4年が限界。
長く使い続けていると、突然死の原因になるので注意しましょう。
iPhoneのメモリがクラッシュしている
あるいは、iPhoneのメモリがクラッシュしたのかもしれません。
メモリとは、一言で言えばアプリケーションやWEBサイトを閲覧するときに一時的に必要となるデータを保存する機能です。
これがないとゲームしたり、YouTubeを見たりできません。
しかしこのメモリにも、当然容量があります。
メモリに多くのデータが蓄積されると、まずiPhoneの動作が遅い、バグが多いという現象が起こるはず。
そしてとうとうメモリが限界を迎えたとき、OSの動作すら支えられず突然死してしまうわけです。
その他、あらゆる故障・不具合
そのほかにも、あらゆる故障・不具合が考えられます。
- 水没させたのに電源を入れてショートさせた
- 過去に水没させて経緯があり、今に立ってその影響が出た
- 落下などの衝撃で、内部基板やケーブル接続に異常があった
上記のようなイベントがあれば、かなり重篤なダメージがあると考えましょう。
iPhoneが突然死してしまったときの対処法
iPhoneが突然死てしまったときの対処法として、以下4つが考えられます。
- メモリをリセットする
- バッテリーをリフレッシュする
- リカバリーをかける
- 素直に買い替える
突然死は症状としてはかなり重く、再起動などのイージーなやり方では回復できません。
少し時間はかかるのですが、状況に合わせて一つひとつやってみましょう。
メモリをリセットする
メモリのクラッシュが考えられるなら、それをリセットしてみましょう。
つまりメモリの中のデータを消すわけです。
突然死したあとで電源を入れられるなら、まずメモリがどの程度使用されているか確認しましょう。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「iPhoneのストレージ」を開く
もしストレージの空き容量が少なくなっていれば、メモリリセットを実行しましょう。
- iPhone X以前→電源ボタンを長押しして「スライドで電源オフ」の画面を呼び出す
- iPhone X以後→iPhoneの中心下から上方向へスライドし、表示されたアプリの使用を終了する
これでメモリをリセットでき、突然死を改善できる可能性があります。
バッテリーをリフレッシュする
バッテリーに問題がある場合は、リフレッシュという方法を使いましょう。
これは充電残量の誤認識などを解決し、突然死を防ぐうえで役立ちます。
手順は以下のとおりです。
- 一度バッテリーを(表示上は)フル充電する
- 動画再生などを行い、充電切れを起こす(放電)
- 数時間放置する
- もう一度バッテリーを(表示上は)フル充電する
この方法で、バッテリーをリフレッシュすることが可能です。
ただし根本的に劣化が起こっている場合、あまり意味はありません。
個人でどうこうできる状態ではないので、万全を期すiPhone自体の買い替えを検討しましょう。
リカバリーをかける
ここまでやっても改善しないなら、リカバリーモードを使ってみましょう。
これは一度(バックアップは取ったうえで)iPhoneを初期化する操作。
一度何もかもをリセットし、突然死を改善しようというわけです。
その方法は、以下のとおりです。
- iPhone8以降→大音量、小音量、電源ボタン3つを10秒間押す
- iPhone7の場合→電源ボタンと小音量ボタンを押すを10秒間押す
このあとリカバリーモードに入ることが可能です。あとは画面の指示に従って、操作を進めて行けばOK。
かなり高い確率で、突然死の現象が落ち着くはずです。
iPhoneの突然死を防ぐにはどうすればよい?
iPhoneの突然死を防ぐためには、
- 水没や落下には徹底して対策する
- ストレージ容量を普段から確保するようにする
- バッテリーは出来れば交換する
といった対策が必要です。
少しでもiPhoneの負担やリスクを軽減して、突然死を避けるようにしましょう。
まとめ
本記事では、iPhoneの突然死とその対策について解説しました。
一応ではありますが、いくつかの改善方法はあります。
しかし突然死というのはかなり根の深い不具合で、一時的に解決しても、また同じことが起こる可能性もあります。
対処しても改善しないなら、素直に新しいiPhoneに切り替えるのがおすすめです。
iPhoneの買い替えならぜひオンラインショップを利用してみましょう。
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