格安SIM業者の中でも、かなり優秀なサービスを提供している楽天モバイル。
利用料金の安さは特に魅力的で、なんと場合によってはデータ通信料金がゼロ円、ということもあり得ます。
しかし楽天モバイルについては、「地下鉄ではインターネットにつながらない」という噂も聞かれます。
本記事では楽天モバイルが地下鉄で使えるのかどうか、あるいは楽天モバイルのサービス提供エリアなどについて詳しく解説します。
楽天モバイルへの乗り換えを考えている人はぜひ参考にしてください。
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楽天モバイルは地下鉄ではつながらない?
(引用:楽天モバイル)
結論から言うと、楽天モバイルは地下ではつながらないわけではありません。
地下鉄に乗っている間も通信することは可能です。
ただし地下鉄の環境下では、楽天モバイルの通信速度はやや低くなります。
その点についてはTwitterなどでもある程度不評の声が上がっていました。
地下鉄内の楽天モバイル回線速度が遅すぎて使い物にならん pic.twitter.com/K2BKbqKOua
— taro (@m_SG_a) December 17, 2021
某地下鉄駅でやけに通信遅いなと思ったら下り2Mbpsか…楽天モバイルがんばれ pic.twitter.com/1brgy0sApq
— はいまる (@Tall_Maru) January 11, 2022
口コミを総合すると、やはり通信速度が地下鉄環境下では落ちてしまう様子です。
またゲームアプリの起動や、動画視聴というのは、少し苦しくなってしまうようですね。
楽天モバイルが地下鉄でつながりにくくなった理由
楽天モバイルが地下鉄でつながりにくくなったことには、きちんとした理由があります。
楽天モバイルで使われていたauの通信回線が少しずつ停波されているからです。
そもそも楽天モバイルは、楽天が自前で用意している自社回線と、auの通信回線の二つが使われています。
しかし2021年10月以降、auの通信回線が少しずつ停波、つまり使えなくなりつつあります。
通信回線の停波の状況については、楽天モバイルの公式サイトで確認することが可能です。
つまり停波されている場所では、楽天モバイルが用意している回線しか使えません。
そしてその楽天モバイル回線が、地下鉄ではややつながりにくくなっているのです。
現在も停波は少しずつ進んでいます。
今後はさらに地下鉄で楽天モバイルつながりにくくなることが予想されるでしょう。
そもそも楽天モバイルのサービス提供エリアはどこなのか?今後は?
楽天モバイルは自社回線とauの通信回線のふたつを使っています。
だからサービス提供エリアがどこなのか、分かりづらくなるのです。
そして今後サービス提供エリアはどのように変化しているのか気になる人も多いでしょう。
その点について詳しく解説するので参考にしてください。
サービス提供エリアを確認する方法
楽天モバイルのサービス提供エリアは、楽天モバイル公式サイトで確認することが可能です。
今後のサービス提供エリアの変動も確認できます。
今後人口カバー率は広がっていく
今後、楽天モバイルのサービス提供エリアが広がっていくのか気になっている人は多いでしょう。
結論から言うと人口カバー率は広くなっていきます。
プレスリリースや説明会での発表によれば、2022年3月までには、人口カバー率96%の達成を見込んでいるとのこと。
つまり楽天モバイルが使える範囲というのは広がっていくわけです。
しかしauの通信回線が停波されていくことで、「電波が弱い」・「インターネットにつながりにくい」という問題は、必ずしも解決されるわけではありません。
楽天モバイルも、より安定した通信を実現するために回線増強に勤しんではいます。
しかし回線を提供するというのは簡単な話ではありません。
もしかしたら楽天モバイルはしばらくつながりづらい状況になるというビジョンも見えてきます。
楽天モバイルは地下鉄ではつながらないわけではないが微妙!乗り換えないほうがよい?
楽天モバイルは地下鉄では全くつながらないわけではありません。
しかし今後は少しずつ地下鉄ではつながりづらくなっていくでしょう。
また地下鉄に限らずau回線が停波されている場所では、電波が弱くなってしまうことが予想されます。
その点を踏まえると、楽天モバイルを契約するのは少し見送った方が良いのかもしれません。
特に地下鉄に乗っている時間が長いということであれば楽天モバイルは選ばない方がよいでしょう。
今後の楽天モバイルの通信回線増強がどの程度進むかを観察しつつ、契約するかしないか選ぶのが、もっともリスクが低いという風に感じます。
とはいえ、楽天モバイルはデータ通信における自由度非常に高いという、かなり大きな強みを持っています。
データ通信においては以下のようなサービス内容となっています。
(引用:楽天モバイル)
なんと1GBまでの通信であればデータ通信料はかかりません。
そしてどれだけ使っても月々3,278円(税込)までしかかからないという、かなり良心的なサービスとなっています。
他にも10分以内の通話であれば、月額1,100円でかけ放題になるというオプションも。
通話、通信の両方で、かなり優秀なサービスを提供しているのが楽天モバイルの特徴です。
こういったメリット追いかけるのであれば、楽天モバイルと契約するのも一つの選択肢だと言えるでしょう。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
まとめ
(引用:楽天モバイル)
楽天モバイルは地下鉄では少しつながりづらくなってしまいます。
今後もau通信回線の停波が進んでいくので、余計につながりづらい状況が広がっていくでしょう。
しかし楽天モバイルは利用料金やデータ通信量の自由度という面ではかなり魅力的な存在です。
その点も踏まえて楽天モバイルを利用するかどうか検討するとよいでしょう。
もちろん他の格安SIM業者と比較することも重要です。
楽天モバイルとは違いそもそもau回線や三大キャリアの回線を利用している格安SIM業者もあります。
もちろん停波の予定もありません。そういった格安SIM業者であればかなり安心して契約できるでしょう。
例えばワイモバイルであれば、ソフトバンク回線を利用しています。
ワイモバイルはソフトバンク傘下に収める企業なので、停波することはまず考えられません。
したがってほとんどのケースにおいて、安定して使い続けられるでしょう。
しっかりと各社の通信状況やデータ通信量あるいは料金をチェックし、慎重に検討したうえで、格安SIM業者を選ぶことが重要です。