ワイモバイルで端末を購入せず、「iPhoneを持ち込みして安く済ませたい」という人も多いでしょう。
つまり、SIMカードのみ契約する、というわけですね。
とはいえ、
- ワイモバイルでiPhoneを持ち込みしたら、料金はどれくらいになるのか
- 持ち込める機種はあるのか
- 契約の流れがわからない
という疑問を持っている人も多いはず。
今回は、ワイモバイルにiPhoneを持ち込みしたときの料金について解説します。
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ワイモバイルにiPhoneを持ち込みしたときの料金はいくら?
(引用:ワイモバイル)
結論から言うと、ワイモバイルでiPhoneを持ち込みした場合の料金は、「格安SIMカードのみを購入したパターンでの料金+通話料金」ということになります。
ワイモバイルには、シンプルプランS・M・Lが用意されています。
それぞれの料金は、以下のとおりです。
(引用:ワイモバイル)
というようにワイモバイルへのiPhone持ち込みなら、基本料金は最安値990円で利用できます。
想像以上に安いと感じた人も、いるのではないでしょうか?
M・Lプランに関しては、「通信制限がかかっても1Mbpsの速度で通信できる」という特典も。
1Mbpsとは、「だいたいなんでもできるくらいの速さ」だと考えて問題ありません。
ワイモバイルにiPhoneを持ち込めば、料金だけでなく通信速度でも満足できるでしょう。
ちなみに「スマホベーシックプラン」というものを解説しているメディアもありますが、これはシンプルプランの前にあったプランです(2021年6月時点)。
現在、新規に契約できるものではないので注意してください。
なお、ワイモバイルではiPhoneを持ち込みした場合の料金シミュレーションも可能です。
より正確に料金を確かめたい人は、シミュレーションしてみましょう。
ワイモバイルにiPhoneを持ち込む場合のメリット
ワイモバイルにiPhoneを持ち込むメリットは、料金が安いだけではありません。
以下のようなメリットにも注目です。
- MMSは無料で利用できる
- デザリングが使える
- かけ放題プランも利用できる
- 面倒な「周波数確認」をしなくてもよい
- 最近になった端末保証が導入された(紛失・故障時に同機種を取り替えられる
- 自分の好きなナンバリングのiPhoneを利用できる
- 手続きが比較的カンタン
というように、ワイモバイルにiPhoneを持ち込みすることには、さまざまなメリットがあります。
持ち込みを考えているなら、積極的に検討しましょう。
特にMMSが無料で利用できるのは、大きなメリット。
格安SIM業者は基本的にMMSを使えませんが、ワイモバイルは「@ymobile.jp」のメールアドレスを利用できます。
LINEではなくMMSをメインに利用するなら、とても重要なポイントです。
そして、なんといっても「自分の好きなナンバリングのiPhoneを利用できる」のは大切。
ワイモバイルは、iPhone7からiPhone12・第二世代SEまでのナンバリングの間に発売している端末をラインナップしていません(公式サイトによる)。
つまり持ち込みなら、iPhone XRなども、問題なく、しかも安く利用できるというわけです。
ワイモバイルでiPhoneを持ち込みした場合によくある質問
ここまでで、ワイモバイルにおけるiPhoneの持ち込みについて、料金を中心としてほとんど理解してもらえたはずです。
合わせて、下記ではよくある質問について、QandAの形式で解説します。
デザリングは可能か? 無料か?
先ほども触れましたが、ワイモバイルにiPhoneを持ち込みした場合でも、デザリングは可能です。
デザリングとは、「iPhoneの電波を、別な端末のデーター通信で利用する」というもの。
しかもワイモバイルの場合、デザリングは無料で利用できるのでたいへん便利です。
不利な条件などがある?
ワイモバイルにiPhoneを持ち込みしたからといって、契約上不利になるような部分は見当たりません。
ワイモバイルで端末を購入した場合と、同様のサービスが提供されると考えて問題ないはずです。
電話料金は?
ワイモバイルの電話料金は、以下のとおりです。
- 「だれとでも定額」オプション→770円/月(国内通話10分までかけ放題)
- 「スーパーだれとでも定額(S)」オプション→1,870円/月(国内通話24時間かけ放題)
オプションでカバーされていない範囲での通話は22円/30秒となっています。
いくらワイモバイルにiPhoneを持ち込みしたら安くなるとはいえ、電話料金がかさむのはちょっと避けたいところ。
上手にパックの範囲内で通話できるように、ある程度工夫が必要になるかもしれません。
持ち込みしてから使えるようになるまでの手続きは?
ワイモバイルにiPhoneを持ち込み、使えるようにするまでは、以下のような手続きを踏むこととなります。
- iPhoneのSIMロックを解除してもらう(すでにフリーSIM化しているなら不要)
- ワイモバイルで「MNP予約番号」を発行してもらう
- ワイモバイルに契約を申し込む
- ワイモバイルのSIMカードを、端末に挿入する
- APN設定する
というように、ちょっとむずかしそうな手続きが必要です。
とはいえ、そう見えるだけで実際には大してむずかしくはありません。
なぜなら大体のことはワイモバイルがやってくれるし、ちゃんと説明もしてくれます。
オンラインでも、公式サイトや電話案内を参照にすれば問題ないはずです。
利用できるまでにかかる期間は、店舗とオンラインどちらで手続きしているかにもよりますが、早ければ1日で使えるようになります。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
まとめ:ワイモバイルにiPhoneを持ち込みしたときの料金は
ワイモバイルにiPhoneを持ち込みした場合、最安で月額料金990円にて利用できます。
この金額にはおどろく人も多いでしょう。
さすがに990円は極端な例かもしれませんが、少し工夫すればだいたい3,000円から4,000円くらいでおさえられるはずです。
また、MMSが利用できる、好きなナンバリングのiPhoneを利用できるなど、料金面以外でのメリットも目立ちます。
ワイモバイルへのiPhone持ち込みは、あらゆる意味で検討する価値があると言えるでしょう。