IIJmioでは、「eSIM(データ通信専用)」を利用することが可能です。
eSIMとは、要するにコードを入力するだけで利用できる、形のないSIMのことですね。
しかしIIJmioのeSIMについては、
- 通信速度が遅いのでは?
- 遅すぎて使い物にならず、解約する人も多いらしい...
といった疑問・不安を抱えている人も多いでしょう。
本記事では、
- IIJmioのeSIMにおける通信速度
- IIJmioのeSIMにおける仕組みやメリット
などについて解説します。
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IIJmioのeSIMは、通信速度が遅い?
(引用:IIJmio)
結論から言えば、IIJmioのeSIMは遅い、と言えることもあるでしょう。
たいていの人は満足しているようですが、「遅いから使い物にならない」と言っている人もわずかながらいる様子です。
ただし、「遅すぎて最悪!」と呼ばれるほど悪質なものでもありません。
IIJmioのeSIMは、どの程度の通信速度なのか?
実際に、IIJmioのeSIMにおける通信速度をチェックしてみましょう。
IIJmioユーザーによる報告を総合すると、おおむね1~93Mbpsくらいの通信速度が出ます。
混雑しているなら1Mbpsあたりは近づいていくし、回線が空いているなら93Mbpsへ近づいていく仕組みです。
1Mbpsとは、「ぎりぎりYouTubeの低画質動画が視聴できる」くらいの速度。
93Mbpsは、オンラインゲーム以外ならなんでも快適に使えるレベルです。
決して、「とにかく遅いし使い物にならない」 というレベルではありません。
なぜ、IIJmioのeSIM遅いと言われるのか?
ただし、IIJmioのeSIMは遅いと言う人がいるのは事実です。
なぜ遅いと言われるかというと、「他の格安SIMなら、もう少し早い速度が出せるから」だと考えられます。
IIJmioのeSIMは、1Mbps(混雑時)〜93Mbps(非混雑時)という速度でした。
しかし、たとえばY!mobileなら、同じ条件で40Mbps〜140Mbps程度の通信速度が出せます。
となると、「IIJmioのeSIMは遅い」と感じてしまうのは、ある意味で当然だと言えるでしょう。
最低速度である「1Mbpsと40Mbps」では、使い勝手が大きく異なります。
おそらく普通にインターネットを開いていくだけでも、快適さには大きな違いがあるでしょう。
ここから「遅い」と感じる人は少なくないはずです。
しかし、最高速度のほうは大した問題ではありません。
93Mbpsでも140Mbpsでも、できることの範囲はそうそう変わらないからです。
逆に言えば、「混雑時に遅いこと」さえ我慢できれば、IIJmioのeSIMはじゅうぶん満足できるでしょう。
IIJmioのeSIMは、遅いけれど安い? プランを紹介
(引用:IIJmio)
というように、IIJmioのeSIMは常に遅いわけではありません。
「その程度なら、使ってもいいかな」と思った人も多いでしょう。
そう感じた人のために、IIJmioのeSIMにおける新プラン「IIJmioモバイルサービス ギガプラン」(4/1提供開始)を紹介しておきます。
結論から言うと、格安SIM業界の中でもかなり目立つ、魅力的なプランです。
<IIJmio eSIM(データ通信専用)の月額料金>
データ通信量 | 2GB | 4GB | 8GB | 15GB | 20GB |
価格 | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 |
(税込価格)
あくまでもできるのはデータ通信だけで、電話機能が使えないことには注意しましょう。
しかし、それを差し引いてもかなり安いことがわかります。
20GBを1,650円で利用できるのは、ものすごく魅力的だと言えるでしょう。
ちなみに20GBというデータ通信量は、三大キャリアの5Gプランよりもはるかに安い金額です。
たとえばdocomoのahamoであれば、月額2,728円もかかります。
つまり、月額1,000円以上安いわけですね。
通信速度がやや遅いとはいえ、月額1,000円安いのは無視できません。
データ通信SIMで安さを追求するなら、IIJmioのeSIMはじゅうぶん選択肢に入ってくるでしょう。
IIJmioと、eSIMを利用するメリットとは?
(引用:IIJmio)
実際、IIJmioには、少し通信速度が遅いことを受け入れてでも、利用すべきメリットがあります。
もし以下のようなメリットが気になるなら、IIJmioのeSIMへ乗り換えることを検討してみてもよいでしょう。
さらにデータ容量超過後もバースト転送(ページを読み込む瞬間だけ高速で通信する技術)を採用しているので、ブラウジングにおけるストレスは大きく軽減されています。
プランがシンプルで、とてもわかりやすい
プランがシンプルでわかりやすいのは、格安SIM業者全体に共通したメリットです。
もちろん、IIJmioのeSIMも例外ではありません。
データ通信量ごとに5択なので、ややこしいことは何もないはずです。
eSIMだから、手続きはカンタン
IIJmioのeSIMは、オンラインで利用手続きを完了できます。
つまりショップへ行く、郵送で何かを受け取るといった手続きが必要ありません。
こういったスピード感も、eSIMのメリットだと言えるでしょう。
PC・タブレットでも使える
IIJmioのeSIMは、PC・タブレットでも利用できます。
当然ながら、Wi-Fiやデザリングといった機能も必要はありません。
サービつ適用範囲内であれば、どこでもネットに接続できます。
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まとめ:IIJmioのeSIMが遅いとは限らない
(引用:IIJmio)
IIJmioのeSIMは、決して「いつでも遅い」わけではありません。
回線が混雑していない場合であれば、それなりに快適な速度を確保できます。
唯一問題となるのは、回線が混雑している場合です。
回線混雑時は、その他格安SIM業者よりも通信速度が落ちてしまう部分はあります。
その他格安SIM業者と比較して、「IIJmiioのeSIMは遅い」と感じてしまう人も多いでしょう。
しかし、それ以上にさまざまなメリットを持っているのが、IIJmioのeSIMに秘められた魅力です。
特に20GBプランでも1,650円というすさまじい安さも見逃せません。
「通信速度は、遅いもので構わない!」と考えるなら、IIJmioのeSIMを検討してみましょう。