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圧倒的にお得? 楽天モバイル新プランの魅力と”落とし穴”

2021年1月29日、楽天モバイルが新プランを発表しました。

名称は「Rakuten UN-LIMIIT VI」であり、現行の「Rakuten UN-LIMIT V」の後継にあたります。

現行のプランから「楽天モバイルはすごいプランを発表する」と言われましたが、今回も例外ではありません。

三大キャリアでもマネができない、きわめて特徴的で強力なプランです。

 

日本政府からも、各社に対して「もっと携帯電話を安く提供しろ」という指示が飛ばされています。

そして楽天モバイルの新プランは、日本政府からの要請を受け止め、安いプランを提供し続けているのです。

 

とはいえ、楽天モバイルもRakuten UN-LIMIT Ⅵも、決して完璧な存在ではありません。

優秀なプランであることは間違いありませんが、少し気になる部分もあります。

本記事では、楽天モバイルの新プラン概要や、意外な”落とし穴”について解説します。

楽天モバイルはこちら->

格安sim比較
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較

ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。

楽天モバイルの新プランはどんな内容?

楽天モバイル フライヤー

(引用:楽天モバイル

 

まずは、Rakuten UN-LIMIT Ⅵについておさらいしておきましょう。

結論から言うと非常に強力で、三大キャリアや別な格安SIM業者を利用している人でも乗り換えを検討する価値があると言えます。

 

まず基本料金ですが、「月々のデータ通信量がどれくらいか」によって変化します。

これは、あらかじめ「一ヶ月で●GBまで」と決めるものではありません。

あくまでも契約するプランは「Rakuten UN-LIMIIT VI」ひとつだけ。

その中で、「月々使ったデータ通信量の分だけ、料金がかかる」という仕組みになっています。

 

一覧で示すと、以下のようになります。

データ通信量月額料金
1GB0円
3GB1,078円(税込)
20GB2,178円(税込)
20GB以上(データ通信制限)3,278円(税込)

楽天モバイルとRakuten UN-LIMIT Ⅵの強みは、この基本料金の仕組みにあります。

 

まず、月のデータ通信量が1GB以下だったら、利用料金は0円です。

インターネットをまったく使わないのであれば、ずっとタダで利用し続けられるかもしれません。

 

また、20GB以上のデータ通信があれば、以降はなんと3,278円で「使い放題」になります。

25GBでも、300GBでも、月額料金は3,278円で固定です。

さすがにデータ通信量を無制限にできるサービスは、三大キャリアですら用意できていません。

今までデータ通信量に悩んでいるユーザーの不満を、一瞬で解決できてしまいます。

 

さらに、Rakuten UN-LIMIT Ⅵをでは無料で通話することが可能です。

専用アプリである「楽天LINK」を利用すれば、LINE通話と同じように、好きなだけ通話ができます。

 

というように、

  • データ通信による費用が無料になる可能性がある、
  • 3,278円(税込)でデータ通信し放題
  • 通話料無料

 

など、これ以上ないくらい充実したプランです。

細かいところで言えば三大キャリアなどに負けている部分もあるのでしょうが、それを差し引いても強力なプランだと言えるでしょう。

どのキャリアや格安SIM業者を利用していても、一度は乗り換えについて検討すべきです。

楽天モバイルの新プランの”落とし穴”とは?

iPhone

しかし、楽天モバイルはいくつかの”落とし穴が”があります。

いくら楽天でも、やはりまだ細かいレギュレーションについて、完璧には整備できていない様子です。

特に以下のような点は、かなり注意が必要だと言えるでしょう。

人工カバー率が低い

まず、意外と人工カバー率が低い点には注意しなければいけません。

人工カバー率とは、要するに「楽天モバイルの電波が入る場所に住んでいる人の割合」ですね。

 

三大キャリアの人工カバー率は、おおよそ99%。

しかし楽天モバイルの人工カバー率は、2021年冬段階でおおよそ75%しかありません。

4人に1人は、カバー範囲外にいるわけです。

つまり住んでいる場所がカバーされていない、カバーされていない場所へ出ることが多い人は、電波には恵まれないかもしれません。

 

楽天モバイルとしては、「2021年夏には人工カバー率96%にする!」と息巻いています。

しかしカバー率を上げるのは非常にたいへんな様子で、ソフトバンクの宮内氏は「カバー率を上げるには、(場合によっては)兆単位でお金がかかる」とも語ります。

もしかしたら、楽天モバイルが宣言しているようなペースで人工カバー率は上昇していかないのかもしれません。

iPhoneが動作保証外

また、iPhoneが動作保証外であることにも注意しなければいけません。

動作保証外というのは、つまり「iPhoneにも対応しているけど、すべての機能100%正常に動くわけではないですよ」といった意味合いになります。

 

つまりRakuten UN-LIMIT ⅥとiPhoneを組み合わせる場合、

  • iOSアップデートによって、Rakuten UN-LIMIT Ⅵに関連するアプリが正常に使えなくなる
  • 本来は圏外にはならないはずなのに、なぜか圏外と表示される
  • SMSがうまく届かない

 

といったトラブルに見舞われる可能性があります。

iPhoneを利用している人は、動作保証がないことには注意しましょう。

 

ただし、動作”確認”は取れています。

この言葉の定義は難しいところですが、基本的には「通常時は問題なく使える」というニュアンスで理解しておけば問題ありません。

通話が無料になるのは「楽天LINK」だけ

楽天モバイルでは、通話料が無料というすばらしいサービスも提供しています。

ただし、これは一般的な通話方法を対象としたものではありません。

無料で通話できるのは、「楽天LINK」というアプリケーションを介した場合のみ。

もし一般的な方法で通話するなら、30秒で20円の通話料金が請求されます。

楽天モバイルはこちら->

まとめ

楽天 現物ロゴ

(引用:楽天モバイル

 

楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅵが、すばらしいプランであることには変わりません。

誰にとっても、加入することを検討する価値があるでしょう。

しかし、他のキャリアや格安SIM業者と比較して、細かいところで整備ができていない側面は否めません。

それを踏まえたうえで、加入するか否か検討する必要があるでしょう。

ただし、今後において整備が進み、他社と比較して細かいところでも負けないプランに成長する可能性は秘められています。

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