年々、ディスプレイサイズが大きくなっていく、iPhoneをはじめとしたスマホ。
- 寝ながら片手で操作をしたい!
- 手が小さいので、大きなスマホは持ちづらい
- 胸ポケットにスマホは収納している
などの人は、コンパクトサイズのiPhone、スマホを探している人も多いのではないでしょうか。
コンパクトなiPhoneといえば、
2020年11月に発売されたばかりの最新iPhone「iPhone 12 mini」
格安SIMでも販売を開始している廉価版となる「iPhone SE(第2世代)」
の2択となっています。
そこで、今回は、「iPhone 12 Mini」と「iPhone SE(第2世代)」について
- 価格差はどれくらいある?
- 画面サイズはどちらか小さい?
- カメラ性能はどれくらい違う?
- バッテリーの持ちは?
などさまざまな観点から、今買うべきはどちらかか比較をしてみたいと思います。
「iPhone 12 mini」VS「iPhone SE(第2世代)」:スペック一覧比較
※iPhone 12 Mini
引用:Apple
※iPhone SE(第2世代)
引用:Apple
iPhone12 mini | iPhone SE(第2世代) | |
---|---|---|
ディススレイ | 5.4インチ | 4.7インチ |
解像度 | 2,340×1,080 | 1334x750 |
システムチップ | Apple A13 Bionic | Apple A13 Bionic |
ストレージ | 64GB/128GB/256GB (3バリエーション) | 64GB/128GB/258GB (3たいぷバリエーション) |
セキュリティ認証 | Face ID(顔認証) | Touch ID(指紋認証) |
カメラ | メイン:1,200万画素 デュアルカメラ(超広角、広角) イン:1,200万画素 | メイン:1,200万画素 シングルカメラ イン:700万画素 |
Apple Pay | あり | あり |
防水性能 (耐水・耐塵) | IP68 | IP67 |
バッテリー | 2,227mAh | 1,821mAh |
高さ 幅 厚み | 131.5 mm 64.2 mm 7.4 mm | 138.4 mm 67.3 mm 7.3 mm133g |
重量 | 133g | 148g |
カラー | ブルー グリーン ブラック ホワイト | ブラック ホワイト(PRODUCT)RED(計3色) ホワイト (PRODUCT)RED |
「iPhone 12 mini」VS「iPhone SE(第2世代)」:ディスプレイサイズ比較
引用:Apple
※iPhone 12 Miniは左端、中央はiPhone 12Pro MAX
- iPhone 12 mini:5.4インチ
- iPhone SE(第2世代):4.7インチ
ディスプレイ
サイズとしては、iPhone 12 Miniのほうが0.6インチ大きく、一回り大きい印象ですが、ディスプレイ周囲のベゼルが薄くなっている分、見た目としては大きく変わらないといえます。
- iPhone 12 mini 5.4インチ
- iPhone 12 Pro Max 6.7イン
- iPhone 12/iPhone 12 Pro 6.1インチ
- iPhone SE(第2世代) 4.7インチ
- iPhone 11 Pro Max 6.5インチ
- iPhone 11 Pro 5.8インチ
- iPhone 11 6.1インチ
- iPhone XS Max 6.5インチ
- iPhone XS 5.8インチ
- iPhone XR 6.1インチ
- iPhone X 5.8インチ
上記がここ数年のiPhoneのディスプレイサイズですが、これを見てもわかる通り、iPhone 12 miniとiPhone SE(第2世代)がとりわけコンパクトサイズといえます。
「iPhone 12 mini」VS「iPhone SE(第2世代)」:サイズ・重量
- iPhone 12 mini:64.2x131.5x7.4mm/133g
- iPhone SE(第2世代):67.3x138.4x7.3mm/148g
サイズに関しては、上記の通り、数mmの違いのため、実感としては大きく変わりはないでしょう。
しかし、重量がiPhone 12 miniが14g軽くなっており、133g(iPhone 12 mini)と148g(iPhone SE(第2世代))ともともと軽量のなかの-14gのため、持った感覚でも重さの違いは歴然だと思います。
より軽いiPhoneにしたい場合は「iPhone 12 mini」ですね。
「iPhone 12 mini」VS「iPhone SE(第2世代)」:カメラ性能比較
引用:NTTドコモ
- iPhone 12 mini:メイン:1,200万画素 デュアルカメラ(超広角、広角)/イン:1,200万画素
- iPhone SE(第2世代):メイン1,200万画素シングルカメラ/イン700万画素
iPhone 12 miniとiPhone SE(第2世代)で最も大きく変わった点はカメラ性能といってよいでしょう。
メイン(アウト)カメラはともに1,200万画素で同性能ですが、iPhone 12 miniは、超広角レンズと広角レンズを搭載したデュアルカメラとなっているため、スタジアムでの撮影や、公園などでのパロラマ的な撮影をしたい場合はiPhone 12 miniに分があるでしょう。
また、夜の撮影でも綺麗にくっきり撮影可能な「ナイトモード」搭載、自撮り撮影用のインカメラの向上などがいえ、これらを多用する人はiPhone 12 mini向きですが、そこまでこだわった撮影を考えていない人はiPhone SE(第2世代)でも十分といえるのではないでしょうか。
「iPhone 12 mini」VS「iPhone SE(第2世代)」:チップ比較
- iPhone 12 mini:Apple A14
- iPhone SE(第2世代):Apple A13
安価帯にもかかわらず、Phone 11 Proと同じチップ(Apple A13)を搭載したiPhone SE(第2世代)ですが、次世代チップのApple A14は演算能力が倍増したといわれています。ニューラルエンジンのコア数がA13 Bionicの8コアから16コアへと倍増、毎秒11兆回の演算能力を誇るに至っています。
iPhone12 miniええわこれがワイの求めてたスマホや!ぐらぶるくんも速い
引用:Twitter
iPhone 12に変えたので、充電器も一新…power delivery 想像以上に速いな。ここまで体感で速度ちがうのかぁ…
引用:Twitter
チップの性能差は数値でいわれても正直よくわかりませんが、実際iPhone12シリーズを使用しているユーザーも、多くが「想像以上に速い」とレビューしており、体感的に一度iPhone 12 miniを使い始めたら、その速さにもうiPhone SE(第2世代)には戻れないほどといってよいでしょう。
「iPhone 12 mini」VS「iPhone SE(第2世代)」:バッテリー比較
- iPhone 12 mini:2,227mAh(ビデオ再生時間最大15時間)
- iPhone SE(第2世代):1,821mAh(ビデオ再生時間最大13時間)
実際、バッテリー容量としてもiPhone 12 miniに分がありますが、ビデオ再生時間が最大2時間iPhone 12 miniのほうが長く見続けられるというのが分かりやすいのではないでしょうか。
ただ、3,687mAhもあるiPhone 12 Pro MAXなどのように数日間充電なしで持つというレベルではなく、ともに毎日充電は必要なくらいのバッテリー容量といえるでしょう。
バッテリーの持ちで購入を決めるのなら、どちらも大容量とはいえず、(安価の)iPhone SE(第2世代)+大容量モバイルバッテリーのほうが良いかもしれません。
「iPhone 12 mini」VS「iPhone SE(第2世代)」:価格比較(2020年12月現在)
- iPhone 12 mini(64GB):ドコモ:87,912円(58,608円)、au:90,065円(48,185円)、ソフトバンク96,480円(48,240円)、Apple74,800円 ※()は2年レンタルで返却要制度適用
- iPhone SE(第2世代)(64GB):ドコモ:57,024円 (38,016円)、au:55,270円(28,750円)、ソフトバンク:57,600円(28,800円)、Y!mobile:43,200円、mineo:62,880円、LINEモバイル:46,800円、BIGLOBEモバイル46,200円※()は2年レンタルで返却要制度適用
iPhone 12 miniはまだ最新版のため、ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア3社と、Apple StorでのSIMフリーモデルの販売となり、格安SIMを使用する場合は、SIMフリーモデルを購入する必要があります。
対して、iPhone SE(第2世代)は、BIGLOBEモバイル46,800円など安価設定になっており、格安SIMでの契約とのセット購入も可能になっています。
だいたい、各社で価格は少しづつ違うものの、iPhone 12 miniVSiPhone SE(第2世代)の価格差は3~4万円くらいとなります。
また、iPhone SE(第2世代)は中古でもだいぶ出回っており、中古ショップの「イオシス」で見てみると、安くとも34,800円で、格安SIMでの金額とまだ大きく値崩れはしていないといえます。
引用:イオシス