UQ mobileは、いよいよ新プランである「くりこしプラン」をスタートさせました。
今回の新プランは旧プランをブラッシュアップしたような内容であり、基本的には移行しない理由はありません。
すでに新プラン以降の受付はスタートしており、いますぐにでも移行することが可能です。
もちろん非UQ mobileユーザーにとっても魅力的なプランであり、乗り換えるには絶好のタイミングが訪れたと言えるでしょう。
本記事では「くりこしプラン」の概要や変更条件について、詳しく解説します。
まだ新プランについて詳しくチェックしていない人は、ぜひ参考にしてください。
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UQモバイルの新しいくりこしプランとは、どんなプラン?
(引用:UQモバイル)
くりこしプランとは、2021年2月1日から運用されているUQモバイルの新プランです。
基本的には、従来からメインプランとして扱われていた「スマホプラン」の後継にあたります。
くりこしプランに移行したことで、プランがシンプルでわかりやすくなりました。
そして、当然ながら料金面などでも少しオトクになるように進化しています。
3つのプランがある
くりこしプランは、さらに3つのプランに枝分かれしています。
以下のプランから、好きなプランをチョイスするしくみです。
月額料金 | データ通信量 | 通信制限時の速度 | |
くりこしプランS | 1,628円(税込) | 3GB | 最速300kbps |
くりこしプランM | 2,728円(税込) | 15GB | 最速1Mbps |
くりこしプランL | 3,828円(税込) | 25GB | 最速1Mbps |
何が「くりこされているか」というと、データ通信量です。
くりこしプランでは、データ通信量が余った場合、翌月へとスライドするようになっています。
冒頭でも述べたとおり、現行のスマホプランを利用しているなら、今すぐにでも乗り換えたいところです。
また、くりこしプランM・Lについては、通信制限がかかっても1Mbpsの通信速度が確保されているのもポイント。
同様に「節約モード」でも、この速度水準で利用できます。
さらに、上記3つのプランからひとつチョイスしたうえで、通話オプションを選択することも可能です。
ただし、「ギガMAX月割」や「マンスリー割」などの各種割引は、「くりこしプラン」には適用されません。
従来において利用できた多くの割引と連動しなくなる点については、注意しましょう。
とはいえ、割引が掛からなくなったとしても、トータルでの費用について基本的には値上がりはしません。
また、「UQ学割」など一部の割引については、今でも現行です。
5G導入後の兼ね合いについて
UQ mobileの運営元であるKDDIは、「au=5G」「UQ mobile=4G」という形で棲み分けることを想定いたしました。
しかしUQ mobileでも、5Gに対応したプランを用意する方向へ切り替えています。
そして2021年夏、UQ mobileから5Gプランを発表する予定です。
よってその際に、「くりこしプラン」の後継に当たるプランが登場することになると見込まれます。
その場合、新しいプランは「くりこしプラン」よりも高額になるかもしれません。
もし5Gに対してあまり魅力を感じていないのであれば、今夏では乗り換えない選択肢も考えられるでしょう。
UQモバイルのくりこしプランに変更する
UQモバイルのくりこしプランを利用するうえでは、「変更できるケース」とそうでないケースがあります。
以下のようなケースに当てはまる場合、問題なく移行することが可能です。
すでに旧プランを利用している
「くりこしプラン」の前身にあたる「スマホプラン」を利用している場合は、問題なく移行できます。
該当するプランは、以下のとおりです。
- スマホプランS
- スマホプランR
- おしゃべりプラン
- ぴったりプラン
- データ無制限+音声通話プラン
- データ高速+音声通話プラン
すでに「くりこしプラン」を利用していて、その中でプラン変更する
「くりこしプラン」の中には3つの枝分かれしたプランがあります。
「くりこしプラン」を契約中この3つのプランは、いつでも変更可能です。
つまり、SからL、MからSといった変更には縛りがありません。
もちろん、手数料や違約金なども無料です。
「くりこしプラン」に変更するには、どうすればいい?
「くりこしプラン」に変更する方法としては、電話・WEBの2種類が存在します。
電話の場合は、「UQお客様センター」へ連絡しましょう。
<UQお客様センター>
- 電話番号:0120-929-818
- 受付時間:9:00-21:00(無休)
WEBの場合は、my UQ mobileから手続き可能です。
ログインしてからはの操作方法については、以下のとおり。
- 料金プラン変更をクリック
- 変更したい料金プランや契約書面の発行について指定して、「次へ」をクリック
- 重要事項説明と約款、利用規約に同意するチェックを入れる
- 「同意する」をクリックして、次画面で最終確認する
- 変更するをクリックする
以上で、変更の手続きは完了です。
早ければ数分程度で終わる、簡単な手続きになっています。
プラン変更ができないケースもある?
プラン変更ができないケースですが、基本的に「くりこしプラン”へ変更できない」ということはありません。
ただし一度「くりこしプラン」へ移行すると、「スマホプラン」には戻れない仕組みとなっています。
スマホプランへ戻すメリットは、ほとんどの場合はないはずですが、念のため頭にいれておきましょう。
また、以下のプランにおいては、プラン内でのプラン変更ができなくなっています。
- スマホプラン
- ぴったりプラン
- おしゃべりプラン
- データ高速+音声通話プラン
- データ無制限+音声通話プラン
たとえば、「スマホプランSからLへ切り替える」といったことが、できなくなったわけです。
また、上記プランの新規受付も終了しているので、注意してください。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
まとめ
(引用:UQモバイル)
「くりこしプラン」に移行したことで、UQ mobileのプラン面はある程度進歩しました。
データ通信量の繰越しが可能な格安SIMは、UQ mobileを除けばそうそうありません。
また、旧プランにあったややこしい仕組みも撤廃され、シンプルで納得感のあるプランへと進化しています。
基本的に「くりこしプラン」へ移行しないことで、得られるメリットはありません。
できるだけ早い段階で移行するようにしましょう。