- 「iPhoneのアンテナが立たない」
- 「ずっと圏外で何もできない」
上記のようなトラブルに苛まれてイライラした経験がある人も多いのではないでしょうか?
単純に電波が混雑しているケースもありますが、明らかに人もいないのにアンテナが立たないこともあります。
そこで本記事ではiPhoneのアンテナが立たない理由と、対処法について解説します。
iPhoneのアンテナが立たない理由は?
まずiPhoneのアンテが立たない理由として、以下4点が挙げられるでしょう。
- 単純に電波が混雑している
- iPhoneをヨコ向けに持っている
- iOSが古いまま
- 一時的に基地局が使えなくなっている
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
単純に電波が混雑している
もっとも多いのが、単純に電波が混雑しているケース。
イベントごとがあれば、当然ながらアンテナは立ちづらくなります。
一人ひとりに割り振れる電波が微弱になるからですね。
ただ、周りに人がいなくても、建物の中で何かのイベントがあったりすると、見た目には普通なのに電波が悪くなることもあります。
iOSが古いまま
iOSが古いままだと、iPhoneのアンテナが立たないケースが出てきます。
これは普段からiOSをアップデートしない場合にありがち。
具体的にはiOS13のどれかだと、明らかに電波が入る状態で圏外になることもあります。
この場合再起動しても、機内モードを切り替えても、何してもアンテナが立たなくなったりしてかなり深刻。
iOSならではの不具合の多さが顕著に出ている状態です。
iPhoneをヨコ向けに持っている
iPhoneをヨコ向けに持っているだけで、電波が入らないことも。
なぜこんなことでアンテナが立たないのかというと、「ヨコ向けにすると電波の受信口を指でふさぐケースがあるから」です。
iPhoneは型番やナンバリングによって、受信口の位置が異なります。
いずれもタテ向きであれば、指が受信口をふさがないように設計されているわけですが、ヨコ向けのケースまで想定しきれていません。
だからiPhoneをヨコ向けに持つと電波が入るづらくなるわけです。
一時的に基地局が使えなくなっている
こちらではどうにもならない理由として、一時的に基地局が使えなくなっているケースも。
たとえば強風や落雷で通信設備が被災すると、そもそも電波が飛んできません。
この場合は基地局が復帰するのを待つしかないでしょう。
対処法がどうこう、ということではありません。
iPhoneのアンテナが立たないときの対処法
iPhoneのアンテナが立たないとき、以下の対処法を試してみましょう。
- たいていは再起動でなんとかなる
- SIMカードを抜き差しする
- キャリア設定のアップデートを試みる
- iOSをアップデートする
- 初期化する
基本的に上から順番に試していってください。
余計な操作をせず、スムーズに圏外から脱出しやすくなります。
たいていは再起動でなんとかなる
iPhoneのアンテナが立たないときは、ひとまず再起動してみましょう。
iPhoneにおけるほとんどの不具合は、この操作で解決できるようになっています。
もちろん、電波が入らないという問題も例外ではありません。
少しでも電波に不安を覚えたら再起動を試してみましょう。
SIMカードを抜き差しする
iPhoneのアンテナが立たないときは、SIMカードの抜き差しをおこなうという解決方法もあります。
詳しい原理は不明ですが、やはり再起動と同じく一度何かがリセットされることで、圏外から復旧することもあるようすです。
SIMカードを抜き差しにするには専用のピンが必要...と思いきや、意外とそうでもありません。
実はマチ針などの細い鉄製の棒があれば、SIMカードを取り出すことが可能です。
つまようじのように木製のものは途中で折れてしまうので、使わないようにしましょう。
キャリア設定のアップデートを試みる
続いて、キャリア設定のアップデートを試してみましょう。
これはわかりやすく言うと、「通信会社との接続状況を新しくする」という作業です。
技術的に説明するのは難しいのですが、要するに接続状況や方式には古い・新しいがあって、もちろん新しいほうが電波状況はすぐれています。
これはかなりマイナーな設定なので、見逃している人も多いはず。
キャリア設定を変更する手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップする
- 「情報」をタップする
- 「キャリア設定をアップデート」をタップする
iOSアップデートとは混同しないようにしましょう。
iOSをアップデートする
iOSアップデートでも、iPhoneのアンテナが立たない問題を解決することが可能です。
古いiOS、特に13シリーズだと圏外になりがち。
古いままにしておく意味もほとんどないので、早い段階でアップデートしてしまいましょう。
手順は以下のとおりです。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「ソフトウェア・アップデート」を開く
- 「自動アップデート」をタップする
- 「iOSアップデートをダウンロードする」をオンに切り替える
- 「iOSアップデートをインストール」をオンに切り替える
これでiOSが最新になりました。
初期化する
ここまでやっても解決しないなら、初期化という操作が必要です。
バックアップデータを用意したうえで、データを全消去し、もう一度データを入れ直しましょう。
初期化の手順は以下のとおり。
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「転送または”デバイス”のリセット」をタップする
- 「すべてのコンテンツと設定の消去」を選択する
あとは画面の指示に従い、アクティベーションを進めていきます。
まとめ
iPhoneは意外と電波が弱いクセがあり、ちょっと何かあるとアンテナが立たないケースもあります。
基本的には再起動やSIMカードの抜き差しで解決できるでしょう。
初期化まで必要なケースは稀です。
ただしiPhoneの電波がうまく入らないとなると、そもそも本体側の老朽化が予想されるので、買い替えを検討してもよいでしょう。
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