魅力的なモデルが続々と発売されるサムスンのGalaxyシリーズ。
Galaxyユーザーの方の中には、「そろそろ機種変更すべき?」と考えている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、発売から3〜4年が経過するGalaxy S9とS10 について「いつまで使える?」「サポートや修理はいつまで可能か?」という点を解説していきます。
Galaxy S9はいつまで使える?
引用 : サムスン
まず、2018年に発売されたGalaxy S9について考えてみましょう。
2022年となったいま、以下の理由からGalaxy S9を使い続けるのは難しいです。
- Android OSのサポートが終了している
- セキュリティパッチの更新が終了している
- サムスンによる修理受付期間が2023年3月まで
- スペック的に厳しい
1.Android OSのサポートが終了している
Galaxy S9はAndroid OSのサポートが終了しています。
Galaxy S9がサポートで対応した最終OSはAndroid10、つまり2世代前のOSです。
OSのアップデートが行われないと「システム的な問題が生じる」「新機能を追加できない」「ウィルスに感染しやすくなる」など様々な問題が生じます。
OSのサポート終了は、Androidスマホにとっては大きな問題です。
古いOSのまま使い続けるのは大きなリスクとなるので注意が必要です。
2.セキュリティパッチの更新が終了している
Galaxy S9はセキュリティパッチの更新も終了しています。
通常、セキュリティパッチの更新は2〜3年程度行われるのですが、Galaxy S9は2021年7月を最後にセキュリティパッチの更新が行われていません。
セキュリティパッチの更新が行われないと「ウィルスに感染しやすくなる」「情報漏洩しやすくなる」「ハッキングされやすくなる」などの問題を抱えることになります。
Android OSのサポート終了と合わせると大きなリスクとなるので、このまま使い続けるのは難しいといえるでしょう。
3.サムスンによる修理受付期間が2023年3月まで
サムスンは、Galaxy S9の修理受付を2023年3月で終了すると発表しています。また、Galaxy S9+は2022年8月をもって修理受付が終了します。
修理受付が終了すると純正部品の供給もストップされる可能性が高いため、修理業者での修理もできなくなります。
このため、故障した場合はすぐに買い替えが必要となる点も考慮しておくべきでしょう。
4.スペック的に厳しい
Galaxy S9は2018年に発売、すでに発売から4年経過しているためスペック的に厳しいです。
Galaxy S9のユーザーからは、例えばゲームの利用で「厳しい」といった声が聞かれます。
ウマ娘が十分動くスペックで、sdカードが使えるAndroidって何がありますかね。今はGalaxyS9を使ってるんですが、ウマ娘は厳しいです。
— 渚 (@ngs_fgo) January 5, 2022
また、「アプリを使っていて落ちる」「電源が落ちる」といった声も多く聞かれます。
【悲報】俺のGALAXY S9いよいよインスタのストーリーで落ちるようになる
— 序章 (@_JADE_07_) July 15, 2022
中でも「電源が落ちる」という場合は、近いうちに起動できなくなる可能性があるので注意が必要。
できれば、早めに機種変更しておいた方が良さそうです。
Galaxy S9を今から買うのはおすすめできない
冒頭で触れた通り、Galaxy S9は使い続けるのが難しいです。
中古ショップなどで格安で販売されていますが、これから買うことはおすすめできません。
Galaxy S10はいつまで使える?
引用 : サムスン
続いて、2019年に発売されたGalaxy S10がいつまで使えるか考えてみましょう。
Galaxy S10は、以下の理由から2024年頃までは十分に使えます。
- 3世代のOSアップデートが保証されている
- 4年間のセキュリティアップデートが保証されている
- サムスンによる修理受付が2024年8月末まで
- スペックに余裕がある
1.3世代のOSアップデートが保証されている
サムスンは、Galaxy S10に3世代のOSアップデートを保証しています。
実際に、ドコモ・auのGalaxy S10には2022年春から最新版Android 12の配信が開始されています。
また、場合によっては次期Android13へのアップデートが可能となるかもしれません。
OSアップデートの面からみて、Galaxy S10は2024年頃までは十分に利用できそうです。
2.4年間のセキュリティアップデートが保証されている
サムスンは、セキュリティ対策強化の一環としてGalaxyのセキュリティアップデートを最低4年間保証すると発表しました。
Galaxy S10の発売は2019年5月。つまり、Galaxy S10には最低でも2023年5月まではセキュリティパッチの配信が行われるでしょう。
OSのアップデート、セキュリティパッチの配信が保証されることで、Galaxy S10はまだしばらくの間、安心して使い続けられることになります。
3.サムスンによる修理受付が2024年8月末まで
サムスンは、Galaxy S10の修理受付を2024年8月で終了すると発表しています。
つまり、あと約2年間は修理の心配なしにGalaxy S10を使い続けられるということになります。
ただし、2024年9月以降は修理ができず、部品の供給もストップする可能性が高いです。
「バッテリーが弱ってきた」「修理したい箇所がある」という方は、今のうちに修理に出しておいた方が良いかもしれません。
4.スペックに余裕がある
Galaxy S10は2019年に発売。発売されて3年経過しましたが、スペック的にはまだ余裕があるようです。
この方は、中古でGalaxy S10を購入したのですが、「余裕でしばらく使える」と語っています。
新しいおもちゃ買って嬉しい😎😎😎
GalaxyS10中古だけど余裕で現役でしばらく使えそう
ベゼル狭いの初めてでキーボードめっちゃ端まで表示されてるのだけで楽しい() pic.twitter.com/7UMQ705zJc— 514 (@XF8konny) August 14, 2022
ただし、残念ながらGalaxy S10は5Gに対応していないという弱点もあります。
5Gの高速通信を使ってみたいということであれば、最新のGalaxyへ乗り換えるのも良いかもしれません。
Galaxy S10を今から買うのは条件つきで「あり」
これまで紹介した通り、Galaxy S10は2024年頃までは十分に利用できるはずです。
このため、「2年くらいで機種変更する」「一時的なつなぎとして利用する」というのであれば、今から買うのも「あり」かもしれません。
ただし、発売から3年経過しているため、バッテリーの状態は確認が必要です。
場合によっては、バッテリー交換をしておいた方が良いかもしれません。
まとめ
Galaxy S10やS9はいつまで使えるかについて解説してきました。
最後にもう一度要点をまとめます。
- Galaxy S9は使い続けるのが難しい
- Galaxy S9はOSやセキュリティパッチの更新が終了している
- Galaxy S10は2024年頃まで利用できる
- Galaxy S10は最新OSが利用でき、セキュリティパッチも2023年頃まで配信される