iPhoneもAndroidもぱっと見はどれも同じようなデザインで、人とは一味違うスマホを持ちたいなんて思っている人も多いのではないでしょうか。
そんなところに登場して話題になっているのが、折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip SCV47」です。
昔のガラケーのように折りたたんで使えることで
- コンパクトにたためるので、ポケットなどにも収納しやすい
- スマホスタンドなしでも机などで立てて観られる(YoTubeなどの動画視聴に便利)
- フルオープンに開くと今までにない大画面になる
- たたんだままでも時間(時計)を確認できる
などのメリットもあり、新しいスマホデザインのスタンダートになるか期待されています。
今回は、話題騒然の折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip SCV47」について深堀りしていきたいと思います。
Galaxy Z Flip SCV47の主なスペック
フルオープンに開くと大画面になる「Galaxy Z Flip SCV47」、バッテリーの持ちは?重量は?など普段使いで不便はないか気になる人も多いと思います。
まずは、Galaxy Z Flip SCV47Galaxy Z Flip SCV47の主なスペックを見てみましょう。
キャリア | au |
カラーバリエーション | ミラーパープル、ミラーブラック’(2色展開) |
OS | Android 10 |
画面サイズ | メイン:約6.7インチ(フルオープン時)、カバー:約1.1インチ |
カメラ | メインカメラ 広角:約1200万画素、超広角:約1200万画素、インカメラ 約1,000万画素 |
バッテリー | 3,300mAh |
内臓メモリ | ROM 256GB RAM 8GB |
サイズ・重量 | 約W74×H167×D6.9 mm(最厚部 7.2mm)、約183g |
主な機能 | ハイレゾ対応、指紋・顔認証 |
Galaxy Z Flip SCV47のスペックはこのようになっています。
カメラが、メインカメラだけでも広角レンズと超広角のダブルレンズで、しかもテーブルなどに置いて使えるので安定した高画質撮影ができそうですね。
また、バッテリー容量は3,300mAhと最近は4,000mAhを超えるモデルも増えてきているので最高クラスとは言えませんが、例えばiPhone11でもバッテリー容量は、3,110mAhとされているので、1~2日もつ程度は十二分に問題ないと思います。
Galaxy Z Flip SCV47の主な特徴
ポケットに綺麗に入るスマートなデザイン
6インチを超える大画面スマホが増えたことで、パンツのお尻ポケットやシャツの胸ポケットなどにスマホをしまおうとするとはみ出してしまうものも多かったですが、Galaxy Z Flip SCV47は半分に折りたためることで、スマートにしまうことができます。
カバンの内ポケットなどでもすっきり収納可能です。
また、90度だけでなく自由に角度調整が可能なので、上から覗き込むように撮影するなど使い方は広がります。
セルフィ―(自撮り)撮影が今までとは違う撮り方ができる
90度など曲げることで、自動で画面が分割され、上部はViewer(カメラ撮影画面)、下部はコントロール UX(撮影ボタンなどコントローラー部)にでき、セルフィ―も安定したところに置いて、しっかり撮影具合を確認してから撮影が可能!セルフィ―だって盛れて撮影ができるのです。
また、電源ボタン2回押しで瞬時にカメラを起動することができ、シャッターチャンスを逃しません。
暗い夜の撮影も綺麗に撮影できるナイトモード
今まで撮影しづらかった夜の撮影も「ナイトモード」に設定することで、日中と変わりない綺麗な撮影が可能です。
時間表示だけじゃないカバー画面
閉じたときのミラー画面は、日付、時間表示だけでなく、バッテリー残量や、不在着信の通知、ミュージックプレーヤーのコントロールも可能。閉じたままでも色んなことができます。
また、カバー画面をタップすると、端末を開いた時にすぐにアプリが起動し内容を確認することもできます。
フルオープンにする約6.7インチの没入感のある大画面
フルオープンに開けたときの画面サイズは約6.7インチと超大画面、また、HDR10+ ダイナミックトーンマッピング技術を採用していることもあり、動画閲覧などは今までにないダイナミックで配力ある映像が目に飛び込んできます。
Galaxy Z Flip SCV47を使うためには?価格は?
Galaxy Z Flip SCV47を手に入れるためには、現在のところ日本では2通りの方法があります。
- auとスマホの契約をして、auから購入する(分割払いで購入できますが、auと契約をする必要があります。)
- フリーSIMのグローバルモデルを購入する(個人輸入のため値段が高い(日本語の説明書はなし)、自分で格安SIMを契約して利用が可能)
それぞれの方法での値段はいくらなのでしょうか。
※auでの契約、購入の場合
実質負担金 119,600円(税込)(毎月の支払額 5,200円(税込)×23回)
auでの契約、購入の場合、23回分割払いが可能です。
分割にすると1か月あたり5,000円ちょっとになりますが、同じauで同じGalaxy製のGalaxy A20 SCV46では月々770円であることを考えるとやはり超高額といえます。
※フリーSIMのグローバルモデルを購入の場合
海外から個人が並行輸入品としてAmazonなどで売っているものなので、(まず大丈夫でしょうが)偽物という不安はどうしてもあります(保証がありません。)
また、価格も定価販売ではないため、高くなってしまいます。
価格は、2020年3月18日現在で、Amazonでは176,000円で販売されていました。当面はこの価格あたりで推移することでしょう。
ライバル機となる折りたたみスマホもある?
唯一無二のように思える折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip SCV47」。
ライバル機となるものはあるのでしょうか?
まだ日本では未発売のためグルーバルモデルの並行輸入品を購入するしかないのですが、「Razr(レーザー)」がアメリカでは発売されています。
「Razr(レーザー)」は、6.2インチ有機ELディスプレイで、ミラー画面(サブディスプレイ)は2.7インチ。OSはAndroidです。
現在は、アメリカVerizon向けに販売開始しており、価格は、1499ドルとなっています。
また、従来のガラケー折りたたみデザインで中身はOSを積んだスマホという通称「ガラホ」もSHARP AQUOS K SHF3などが販売されています。
ズバリ!Galaxy Z Flip SCV47は買いか!?
結論:セルフィ―好きやYouTubeなど長時間見ている人には向いていますが、10万越えの高額値段がネック!
また、今までのスマホとは写真の撮り方なども異なるため、違和感がないか一度実機を触ってから決めた方が良いでしょう!