ドコモでは1人1人が使えるプランに加えて、家族でデータ容量を分け合って利用できる「シェアパック」を提供しています。
その中にはウルトラシェアパックという大容量のデータ容量を利用できるプランがありますが、何がウルトラなのでしょうか?
この記事ではウルトラシェアパックについて詳しく紹介していきます。
ドコモのウルトラシェアパックについて
ドコモでは家族間でデータ容量を分け合って利用できる「シェアパック」が用意されています。
シェアパックは代表者のみパケットパックの料金を支払い、そのほかの回線は子回線としてパケットパックの料金は500円のみで利用が可能です。
その中でウルトラシェアパックは、
パケットパック名 | 月間データ量 | 月額料金 |
ウルトラシェアパック30 | 30GB | 13,500円 |
ウルトラシェアパック50 | 50GB | 16,000円 |
ウルトラシェアパック100 | 100GB | 25,000円 |
と大容量なデータ容量を使えるパケットパックとなっています。
ベーシックシェアパックよりもお得?
ドコモにはもう1つ「ベーシックシェアパック」と呼ばれる段階性のプランも用意されています。
このベーシックシェアパックは毎月使ったデータ容量に合わせて支払う料金が異なるプランなので、使えば使うほど高くなる仕組みです。
パケットパック名 | 月間データ量 | 月額料金 |
ベーシックシェアパック | ~5GB | 6,500円 |
~10GB | 9,000円 | |
~15GB | 12,000円 | |
~30GB | 15,000円 |
5GBまでであれば6,500円とウルトラシェアパック30と比べて半額以下の料金で利用できます。
家族の人数が少ない場合や、家族全員で利用するデータ容量が少ない場合にはベーシックシェアパックがおすすめです。
しかしベーシックシェアパックの場合15GBを超えた時点で料金が15,000円となり、ウルトラシェアパック30と比べて1,500円も高くなってしまいます。
ですので、1人でもデータ容量をたくさん使う家族がいる場合はウルトラシェアパックがおすすめです。
ポイント
- 家族の人数が少ない場合や家族全員で利用するデータ量が少ない場合はベーシックシェアパックがおすすめ
- ベーシックシェアパックは使ったら使った分料金が高くなるので注意が必要
- 15GB以上使う場合や、データ量をたくさん使いたい場合はウルトラシェアパックがおすすめ
ウルトラシェアパックの何がウルトラなのか
ウルトラシェアパックは名前に「ウルトラ」とつきますが、これは何がウルトラなのでしょうか。
正確な理由はわかりませんが、調べた結果
- データ容量
- 割引額
の2つがウルトラ級でした。それぞれについてどのようにウルトラなのか詳しく紹介します。
①データ容量がウルトラ級
まず、ウルトラシェアパックは使えるデータ容量がウルトラ級です。
先ほども紹介しましたが、
- ウルトラシェアパック30…30GB/月
- ウルトラシェアパック50…50GB/月
- ウルトラシェアパック100…100GB/月
と最低でも1ヶ月に30GBまで、追加料金を払わずに利用できます。
ウルトラシェアパックが提供されるまでは15GBまで使えるプランが最大容量でしたが、今では100GBまで使えるプランに変更されました。
そのためウルトラシェアパックは使えるデータ容量がウルトラ級だといえます。
②割引額がウルトラ級
もう1つ、ウルトラシェアパックは適用される割引額もウルトラ級になります。
ウルトラシェアパックで適用される割引は、
- ずっとドコモ割プラス
- ドコモ光セット割
の2つです。それぞれの割引について詳しく紹介します。
ずっとドコモ割プラス
ドコモでは利用年数やdポイント獲得数によってステージ制を設け、ステージによって料金の割引かdポイントの進呈を行うサービスを提供しています。
もし4年以上ドコモを利用しているのであれば、毎月料金の割引を受けられるのですが、ウルトラシェアパックの場合その割引額が大きいのです。
ドコモのウルトラシェアパックは元々料金が高いのですが、その分受けられる割引額も高くなっています。
シェアパックの代表者を、家族の中で1番ドコモを長く使っている人にすれば割引額がその分大きくなるので、シェアパックを組む場合はだれが1番ドコモを長く利用しているのかという点にも注目してみてください。
ドコモ光セット割
ドコモではドコモ光というプロバイダ一体型の光インターネットサービスを提供していますが、自宅のインターネットをドコモ光に変えると「ドコモ光セット割」という割引を毎月受けられます。
パケットパック名 | 割引額 |
ウルトラシェアパック30 | -2,500円/月 |
ウルトラシェアパック50 | -2,900円/月 |
ウルトラシェアパック100 | -3,500円/月 |
ウルトラシェアパックの場合、ドコモ光セット割の割引額も大きいので、ウルトラシェアパックを利用する場合にはドコモ光とのセット利用がおすすめです。
ウルトラシェアパックを便利に使えるオプション
最後にウルトラシェアパックをより便利に使うためのオプションを紹介します。
今回紹介するオプションは、
- テザリングオプション
- パケットくしこし
- シェアパック分割請求オプション
- データ量上限設定オプション
の4種類で、すべて無料で使えるオプションです。
それぞれのオプションについて詳しく紹介していきます。
①テザリングオプション
テザリングオプションとは、スマホをアクセスポイントとしてパソコンやタブレット、ゲーム機などをネットに接続できる機能です。
かみ砕いて説明すると、テザリングオプションを契約したスマホをポケットWi-Fi代わりにできます。
このテザリングオプションをウルトラシェアパックで利用する場合、通常であれば月額1,000円の利用料金が必要なのですが、現在キャンペーンで申し込み不要・月額料金不要で利用可能です。
このキャンペーンは終了時期が決まっていないため、実質ずっと無料でテザリングオプションが利用できます。
またウルトラシェアパックはデータ容量が多い料金プランなので、テザリングオプションを活用することでよりお得にウルトラシェアパックの活用が可能です。
②パケットくりこし
ドコモのパケットくりこしは、1ヶ月の内に使いきれなかったデータ容量を翌月に繰り越して利用できるオプションです。
たとえばウルトラシェアパック30を契約した場合で、4月は20GBまでしか利用しなかった場合残りの10GBは5月に繰り越されます。
5月は40GB使える計算となりますが、4月から繰り越された10GBは5月末までしか利用できません。
そのため5月に25GBを使って15GB残った場合でも6月に繰り越せるのは5GBだけとなります。
③シェアパック分割請求オプション
ドコモのシェアパックは通常代表者のみがパケットパック料金を支払い、残りの回線はパケットパックは500円のみという格安の料金で利用できます。
ご家族で請求をまとめている場合は問題ありませんが、離れた家族と請求を別にしたい場合などは家族全員の料金を家族の人数で分割して支払えるように設定が可能です。
その場合個人が契約しているオプションの料金などは分割にならず、個人で支払う形になります。
④データ量上限設定オプション
ドコモのシェアパックは家族でデータ容量を分けあう形なので、4人家族でウルトラシェアパック30を契約したとしても3人は2GBしか使っていないのに1人が20GBを使ったなどという可能性も考えられます。
そして決められたデータ容量を超えると家族全員が通信制限にかかってしまうので、注意が必要です。
このデータ量上限設定オプションは、そんな心配に備えて指定の回線が利用できるデータ容量の上限を設定できます。
家族の中にデータ容量をたくさん使う方がいる場合や、子供の利用を制限したい場合におすすめのオプションです。
まとめ
ウルトラシェアパックは使えるデータ容量と受けられる割引額がウルトラなパケットパックです。
このウルトラシェアパックは新料金プランが始まる関係で5月31日までの受付となっています。
なお既にドコモのパケットパックを利用している方は5月31日以降であってもプラン変更が可能です。
たくさんのデータ容量を家族で分け合って利用したい方はぜひドコモのウルトラシェアパックを利用してみてはいかがでしょうか。
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