2020年現在、格安SIMの普及率18.9%まで伸びています。
つまり、5人に1人は格安SIMを利用している時代になっているわけですね。
三大キャリアと比較して「安さ」・「契約縛りのゆるさ」・「使いやすさ」がすぐれており、今後も続々と利用者は増えていくでしょう。
とはいえ、「格安SIMに乗り換えたいけれど、どこの業者がよいかわからない」という人も多いはず。
特に、「どこが人気なのか?」という点は、初心者からしてみればまるで見えてこないかもしれません。
本記事では、格安SIMの業界シェアランキングを解説しているので、参考にしてください。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
格安SIMのシェアランキングTOP5
シェアランキングは、一言で言うと、かなり衝撃的な結果となりました。
選ぶ際に役立つのはもちろんですが、なかなか興味深いランキングです。
ぜひ一度、チェックしてみてください。
(社名右部、カッコ内がシェア率)
注:楽天モバイルはキャリアであるため、ランキングから除外しています。
5位:BIGLOBEモバイル(6.1%)
(引用:BIGLOBEモバイル)
5位にランクインしたのは、BIGLOBEモバイルです。
BIGLOBEモバイルの強みは、「全国10万ヵ所にも及ぶフリーWi-Fiスポットを利用できる」というところ。
フリーWi-Fiを意識的に利用することで、データ通信量はかなり低減できます。
「エンタメフリー・オプション」も、かなり魅力的です。
同オプションは、YouTubeやApple Musicなどのコンテンツ・サービス利用時、”それにともなうデータ通信量を、利用したデータ通信量としてカウントしない”というもの。
これを利用すれば、さらにデータ通信量は低減できるし、何より通信制限を気にせず大容量なコンテンツが楽しめます。
BIGLOBEモバイルはこちら->
4位:IIJmio(6.2%)
(引用:IIJmio)
4位にランクインしたのは、IIJmio。
国内でもっとも早いタイミングで格安SIMサービスを本格化させており、サービスやサポートはきわめて洗練されています。
他社と比較してさまざまなセット販売を用意しており、さらには値引にも積極的。
また、通話量が半額になる「みおフォンダイアル」など、長く使い続けるうえで重要なオプションなども用意しています。
そしてIIJmioと言えば、「バースト通信」があまりにも強力。
バースト通信は、「普段は低速モードで通信し、”ページを読み込む瞬間だけ”高速通信する」という、実に器用で便利なシステム。
これにより、通信制限やデータ通信量の無駄遣いを避けられるようになっています。
その他にも、ユーザーに対して親切な機能・オプション・プランが揃っており、とても優秀な格安SIM業者だと呼んでよいでしょう。
IIJmioはこちら->
3位:OCN モバイル ONE(7.6%)
(引用:OCNモバイルONE)
3位にランクインしたのは、OCNモバイルONEでした。
NTTグループ傘下にdocomoがあり、そしてOCNモバイルONEはdocomoの傘下に入っている格安SIM業者ですね。
1GBから30GBまで幅広いプランを用意しており、よりフィット感のあるプランを選べるでしょう。
さらにデータ容量繰越などのオプションも充実。
また、NTTグループが絡んでいることから、通話品質はたいへん優れています。
さらにはOCNモバイルONEに対応している無料Wi-Fiスポットをあちこちに配置。
現在では90,000箇所近い場所にスポットを用意しているとのこと。
かなり便利で親切な格安SIM業者だと言えるでしょう。
OCNモバイルONEはこちら->
2位:mineo(11.0%)
(引用:mineo)
mineoは、関西電力傘下に入っている格安SIM業者。
IIjimioといい、意外と三大キャリアとは関係の薄い企業がシェアを伸ばしている様子です。
昔は回線が不安定でしたが、現在ではかなり安定感を持っていると言われています。
mineoは、月額1,298円(税込)から利用できるとてもリーズナブルな格安SIM業者。
節約効果を期待している人にとっては、かなり心強い存在です。
無制限でデータ通信できる「パケット放題」が月385円(税込)で提供されていたり、かなりインパクのあるサービスを提供。
老舗の特徴がわかりやすく現れており、電話やチャット、TwitterやAIによるサポートが充実しています。
また、法人向けのサービスが充実しているのも特徴です。
mineoはこちら->
1位:UQ mobile(11.8%)
(引用:UQ mobile)
1位は、UQモバイルでした。
UQモバイルは、au傘下の巨大通信業者です。
とにかく通信速度が速く、なんと最速で150Mbpsを叩き出します。
時には、三大キャリアの通信速度を追い越してしまうケースも。
混雑時でも遅延せず、ストレスを感じることはほとんどないでしょう。
さらにくりこしプランM、Lでは通信制限がかかっても通信速度1Mbpsを確保できるのもポイント。
1Mbpsあれば、だいたいのことはできてしまいます。
一方で月額料金はくりこしプランSで1,628円(税込)と、かなりリーズナブルです。
つまり安くて快適なので、たいへん満足できるでしょう。
シェアが高くなるのもうなずけますね。
UQ mobileはこちら->
格安SIM業者を選ぶときのポイントとは?
上記のランキングから格安SIM業者をチョイスすれば、基本的に失敗することはありません。
合わせて、以下のようなポイントについてもチェックしておけば万全です。
速度が信頼できるものを選ぶ
格安SIM業者を選ぶうえで、やはり通信速度は重要です。
できるだけ通信速度が速いものを選びましょう。
上記のランキングで言えば、UQ mobileは通信速度が速い部類に入ります。
たとえ通勤ラッシュに巻き込まれてもなんら影響がないレベルでインターネットを楽しむことが可能です。
月額料金で選ぶ
もちろん、月額料金も非常に重要です。
いくら格安SIMが安いと言えども、適当にチョイスしていると、三大キャリア時代と大して変わらなかったりします。
今回紹介したシェアランキング上位は、いずれも2,980円程度から契約可能です。
いずれも業界内では安い部類に入るので、少なくとも経済的ではあります。
データ通信量で選ぶ
また、データ通信量で選ぶことも重要になるでしょう。
すでに知っている人も多いでしょうが、データ通信量が少ないと通信制限がかかりやすくなって不便になります。
利用する目的に応じて、適切なデータ通信料をチョイスしましょう。
普段からSNSやGoogle検索をする程度なら、5GB前後でOK。
ただしYouTube視聴やオンラインゲームのプレイが習慣化しているなら、15GB程度は必要でしょう。
というように、データ通信量と使い方のバランスを上手に取ることが大切です。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
まとめ
格安SIMのシェアはIIJmioなどの老舗と呼ばれる勢力が、きちんとシェアを守っていました。
反面、よく見かけるであろうY!mobileやLINEモバイルなどはランク外であり、意外とシェアを取れていないことがわかります。
シェアの高い格安SIM業者は、それだけサービス内容も充実していると考えて、問題ないでしょう。
ぜひ本記事を参考に、フィットする格安SIM業者を見つけてください。