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変更前に要チェック!ahamo/povo/LINEMOのメリットとデメリット

NTTドコモが、2020年12月に低価格料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表したのを皮切りに、スマホ大手キャリアが続々と、auが「povo(ポヴォ)」、ソフトバンクが「LINEMO(ラインモ)」を発表しました。

  • ahamo(ドコモ)…2021年3月26日(金)サービス開始予定
  • povo(au)…2021年3月23日(火)サービス開始
  • LINEMO(ソフトバンク)…2021年3月17日(水)サービス開始

といよいよ各社ともサービス開始となります。

大手キャリアでありながら、従来のやり方とはだいぶ違う点もあり、切り替えるかどうか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで、ahamo/povo/LINEMOのメリットとデメリットについて分かりやすく解説し、乗り換えるべきかどうか結論が出るように導いていきたいと思います。

各キャリアオンラインショップはこちら↓
注)ahamo、povo、LINEMOはオンライン限定のサービスでキャリアメールは非対応です。なお、ahamoのみ店頭での申込サポートを有償で行います。
 
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ahamo/povo/LINEMOの詳細

各社から発表されたahamo/povo/LINEMO。

「スマホの料金プランなんてどこも一緒でしょ?」と思う人も多いでしょうが、実は、今回のahamo/povo/LINEMOは少しづつながら各社違いがあり特徴があるのです。

まずは、ahamo/povo/LINEMOの詳細をみてみましょう。

 月額料金
※金額は税込
データ容量データ容量超過時話し放題オプションキャリア決済国際ローミング5Gその他
ahamo
(NTTドコモ)
2,970円20GB最大1Mbps
※1GB500円で通常速度に戻せる
5分以内話し放題付き×あり(無料)〇(無料)ファミリー割引適用内
povo
(au)
2,728円20GB最大1Mbps別料金オプションなし ※現段階〇(無料)24時間220円でデータ使い放題オプション
LINEMO
(ソフトバンク)
2,728円20GB最大1Mbps別料金オプション△(今後対応予定)あり(無料)〇(無料)LINE使い放題

ahamo(NTTドコモ)

ahamoロゴ

引用:NTTドコモ ahamo

データ容量:20GB

国内電話5分以内話し放題

月額2,970円(税込)

  • 20GB使えて、5分以内話し放題付き2,980円(税込)のワンプライス
  • 国際ローミングを82の国・地域で追加料金なしに使える
  • 従来のドコモとのファミリー割引可
  • 新規契約やMNPの場合iPhon11が安く買える49,390円(税込)~、なおAppleで購入した場合は71,280円(税込)~

先陣を切って発表したNTTドコモの「ahamo」。

当初、月額3,278円(税込)だったものが、割引となり、税込でも2,000円以内となる月額2,970円となりました。

ahamoの特徴は、データ20GB、5分以内話し放題付きで月額2,970円の分かりやすいワンプライス設定でしょう。

オプションを付けたりなど、途中で何を付けたか分からなくなってしまうような人にはシンプル料金体系でおすすめです。

また、従来のドコモユーザーの家族と適用できる「ファミリー割引」が、ahamo契約者でも適用になりました。

しかし、家族内通話が完全無料のファミリー割引ですが、ahamo回線からの発信は有料となり、ahamoへの発信のみ無料となっている点や、「みんなドコモ割」にはahamo契約者は対象外になるなど、多少、従来のドコモ契約者とは違いがあるので注意が必要です。

povo(au)

引用:au povo

データ容量:20GB

国内電話話し放題は別料金オプション

月額2,728円(税込)

  • 話し放題オプションは加入するかは自分で決める
    5分以内話し放題→550円/月(税込)、完全話し放題→1,650円/月(税込)
  • 220円で24時間データ使い放題になるオプションあり

auの「povo」の最大の特徴は、なんといっても欲しいオプションを自分でトッピングしていくシステムでしょう。

例えば、各種お店の予約や、家族や取引先などとの連絡事項など5分以内の短い電話が多い人は、月額で+550円「5分以内話し放題」をトッピングする、友達や恋人などと長電話を気兼ねなくしたい人などは、月額+1650円の「通話かけ放題」をトッピング、この日はずっとYouTubeを見るなどデータをかなり使いそうな日には、+220円で24時間データ使い放題になるオプションをトッピングと、自分の使い方に合わせて好きな体系にしていくことができます。

ちなみにauの家族間割引である「家族割」ですが、従来povo契約者は対象外ですが、夏までに加入なら家族割カウント対象となるので、家族にauユーザーがいる場合、povo申し込みは早めに行うのがおすすめです。

LINEMO(ソフトバンク)

LINEMO

引用:ソフトバンク LINEMO

データ容量:20GB

国内電話話し放題は別料金オプション

月額2,728円(税込)

  • LINEがカウントフリー(使い放題)
  • eSIM対応
  • 国際ローミング無料オプション

ソフトバンクのLINEMOは、20GB、話し放題は別料金オプションで月額2,728円(税込)と、料金でみれば、auのpovoと同じになりますが、LINEがカウントフリー(使い放題)になるという点が最大の特徴でしょう。

メッセージのやり取りだけでなく、通話もLINEがほとんどなんて人は、LINEMOがかなりお得に使えるのではないでしょうか。

また、ドコモ「ahamo」、au「povo」に先駆けて、LINEMOは、eSIMに即対応済み。

eSIMは、従来は、SIMカードに書き込まれていたユーザープロファイルを、スマホ内部に搭載されたICチップに保存するシステムで、(LINEMOでは)自身の顔写真と本人確認書類の写真をアップロードするだけで本人確認が完了し、すべてオンライン上で手続きを完了させることができます。

ahamo/povo/LINEMOのメリット

メリット フリー

 

データ容量20GBで2,000円台のリーズナブルプライス(ahamo/povo/LINEMO)

上記で示したとおり、ahamo/povo/LINEMOのどこも、データ容量20GB/月で2,000円台のリーズナブルプライスを実現しています。

格安SIM各社と比較をしてみると、

などとなっており、サブブランド、格安SIMと比較しても大差がない、もしくはahamo/povo/LINEMOのほうが安くなっているのです。

これで後述するように、MNO(移動体通信事業者)品質という安定感を考えると、かなりお得と言わざるを得ません。

縛り(契約期間)や解約金がなし(ahamo/povo/LINEMO)

今まで、ドコモ、au、ソフトバンクともに契約時に、いわゆる「縛り」という2年ないし3年以内に解約をすると違約金、更に1か月の解約期間を経過すると、再び縛り期間に入ってしまい、ユーザーは解約時期を自分で決めることがなかなかできなかったため、他社に変更するのも躊躇してしまっていましたが、ahamo/povo/LINEMOには縛り、解約金がありません。

つまり、いつでも解約を自由にすることも可能ということになり、サービスで不満がある/他社のサービスに魅力がないときに、違約金を気にせず変更することが可能です。

テザリングを無料で使える(ahamo/povo/LINEMO)

もともと、ドコモではテザリング利用料が無料でしたら、au、ソフトバンクでは一部料金プランでは有料のオプションサービスでしたが、ahamo/povo/LINEMOでは、どこでも無料でテザリングも利用できるようになりました。

データ容量が20GBなので、常にテザリングをオンにはできませんが、出先などでノートパソコンやタブレット、ゲーム機などをネット接続したい、自宅のネット環境はないですが、switchなどゲーム機でゲームをダウンロードするときだけはネットにつなげたいなどのときにテザリングが無料で気軽に使えるのは重宝する人も多いのではないでしょうか。

eSIM対応(LINEMO/ahamoとpovoは対応予定)

eSIMは、従来は、SIMカードに書き込まれていたユーザープロファイルを、スマホ内部に搭載されたICチップに保存するシステムで、従来のSIMカードにユーザープロファイルを書き込む物理SIMでは、オンラインで契約をしてもSIMカードが届くまで2~3日待つ必要がありました。

しかし、eSIMでは、本人確認等を含めて、ユーザープロファイルもオンライン上のみで行うことができるため、手続きをしたその日からすぐ利用することができます。

MNO(移動体通信事業者)品質のネットワーク(ahamo/povo/LINEMO)

ahamoはドコモ、povoはau、LINEMOはソフトバンクと、それぞれキャリアといわれているMNO(移動体通信事業者)自身の回線を使用しています。

例えていうなら、格安SIMは各キャリアの回線をレンタルして運用しており、道は1車線だとしたら、各キャリア自身の回線は2車線、3車線あるようなイメージです。

そのため、利用者が仮に同じでも、1車線のほうが複数車線より混雑する可能性は高いですよね。

混雑する=速度が出なくなるということなので、安定して高品質のネットワークをahamo/povo/LINEMOでは期待ができます。

5Gも料金内で利用可(ahamo/povo/LINEMO)

5G用料金プランは、やや高い別料金であったり、プラスで有料オプションサービスだったりしますが、ahamo/povo/LINEMOどこでも、現在の料金プランに5G利用料も含まれています。

※5Gサービスを受けるには、更に5Gエリア内(各キャリアにより異なる)、5G対応端末(iPhone 12など)が必要になります。

事務手数料が無料

キャリアショップなどでの契約の際、事務手数料が3,150円(税込)がかかるのが一般的でしたが、後述通り、オンライン契約のみのahamo/povo/LINEMOでは事務手数料がかかりません。

 

ahamo/povo/LINEMOのデメリット

デメリット 単語帳

オンラインのみでしか申し込みができない(ahamo/povo/LINEMO)

ahamo/povo/LINEMOの契約は、それぞれの公式オンラインからのみで、キャリアショップ(ドコモショップなど)や家電量販店などでの契約はできません。

オンライン契約のみということで、事務手数料がかからない、余計なオプションサービスを勧められることがないなどのメリットもありますが、手続きをすべて自分で完了させないといけません。

サポートもオンライン(チャット含む)のみ(ahamo/povo/LINEMO)

契約手続きがオンラインのみに加えて、契約後、分からない点が出た時などの問い合わせ等もチャットなどのオンラインのみとなり、電話やキャリアショップに来店しての問い合わせには未対応となっているため、一から十まですべてスタッフさんにやってもらっていたような人は、スマホを使って自分自身で行わないといけなくなります。

キャリアメールが使えない(ahamo/povo/LINEMO)

具体的には、@docomo.ne.jp/@au.com/@ezweb.ne.jp/@softbank.co.jpというキャリアメールが使えなくなります。

注意したいのが、他社のサービスでキャリアメールにて登録し、キャリア決済をしている場合など、契約前に登録メールアドレスをYahoo!メールなどWebメールに、支払い方法もキャリア決済以外に設定変更をしておかないと、各種サービスが利用できなくなる恐れがあります。

20GBプランしかない(ahamo/povo/LINEMO)

ahamo/povo/LINEMOどこでも月の契約データ容量は20GBのみです。

スマホユーザーの平均月のデータ消費は7~8GB程度とされており、例えば格安SIMでも、5GBプラン、10GBプランではahamo/povo/LINEMOより安い料金プランもあるため、低容量しか使わない人では逆にahamo/povo/LINEMOにすることで高くなる恐れもあります。

今まで使っていたサービス・割引が使えなくなる可能性も(ahamo/povo/LINEMO)

一例を挙げますと、障がい者割引(ドコモ:ハーティー割引、au:スマイルハート割引、ソフトバンク:スマイルハート割引)がahamo/povo/LINEMOが対象外です。

ほかにも、ドコモ「いちおしパック」、ソフトバンク「Yahoo!プレミアム」など既存のキャリアサービスが対象外になるものも少なくありません。

未成年(ahamo/LINEMOが20歳未満、povoが18歳未満)は契約ができない

例えば、既存のドコモでは、中学生(13歳)以上であれば自身での契約が可能ですが、ahamo/LINEMOは20歳未満、povoは18歳未満では自分自身で契約をすることはできません。

では、未成年はahamo/povo/LINEMOが使えないかというとそうではなく、親名義で契約をして「利用者登録」をする形で使うことは可能です。

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注)ahamo、povo、LINEMOはオンライン限定のサービスでキャリアメールは非対応です。なお、ahamoのみ店頭での申込サポートを有償で行います。
 
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まとめ

スマホ戦士編集長
今回は「変更する前に要チェック!ahamo/povo/LINEMOのメリットとデメリット」についてお送りしました。
花木
メリットもデメリットも個人個人スマホの使い方が違うから、メリットになるかデメリットになるか変わってきますよね。
上手くahamo/povo/LINEMOの仕組みを理解すれば、賢くスマホ代を節約できる人が多そうですよね。
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