今やスマホは、電話帳データをはじめ、画像(写真)データなど個人情報の塊です。
更に最近は、〇〇Payなどでスマホ決済も主流になってきていますから、財布より何よりセキュリティを強固にしなくてはいけないモノになっています。
スマホは、たとえ家族や恋人でも中を見られたくないという人は多いのではないでしょうか。
そこで、今回はスマホのセキュリティ認証方法の種類、それぞれのメリット、対応機種スマホなどについて解説していきたいと思います。
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スマホのセキュリティ認証方法① 指紋認証
指紋は遺伝子の影響で必ずオンリーワンとなっており、世界で1つだけのものです。
そのため、自分の指紋を登録することでセキュリティ認証に使うのが「指紋認証」です。
Appleデバイス(iPhoneなど)では「Touc ID」と言われているものです。
ほとんどのスマホが複数登録をしておくことが可能なので、例えば右手の人差し指だけでなく、親指や左手などでも登録しておくことをおすすめします。
また、不慮の事態の際に、スマホを開けて個人情報を見られるようにするためにも、信頼の置ける(スマホを見られても大丈夫)な家族などの指紋も登録しておくと便利でしょう。
指紋認証のメリット・デメリット
前述どおり、指紋は各自個別のものなので、簡単に破られることはなくセキュリティが強固と言えるでしょう。
また、ワンタッチでセキュリティを解除できるので、手が離せない時にスマホを使いたいときでも簡単にセキュリティ認証が可能です。
しかし、指が乾燥している・ふやけている場合認証がしづらい、高齢者の場合、(指紋がはっきりしていなく)登録しづらいなどのデメリットがあります。
当然、ケガしていて指紋部分がばんそうこうなどで覆われていてもダメですし、大けがの場合指紋が変わってしまうこともあります。
更に、ゼラチンで複製した指でも、高度な技術があれば認証できてしまう問題もあります。
指紋認証ができる主なスマホ機種
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 8
- AQUOS R5G
- AQUOS sence3 lite
- Xperia 1
- Galaxy S10
- ASUS ZenFone Max
- HUAWEI nova lite 3 など
※iPhone SE(第2世代)
スマホのセキュリティ認証方法➁ 顔認証
顔の目、鼻、口などの特徴点の位置や顔領域の位置や大きさをもとに照合を行う方法が「顔認証」です。Appleデバイス(iPhoneなど)では「Face ID」と呼ばれています。
顔認証が出始めの頃はまだ精度がいまいちで、例えばメガネを外したら認証ができない、双子ではどちらでも認証ができるなどの問題点が生じてしまいましたが、最近では精度も上がり、本人以外のなりすましはほぼできないのではとされています。
顔認証のメリット・デメリット
自分の顔で認証を行うため、パスワードを忘れたというような事態もなく、他人に認証をされてしまうこともないでしょう。
また、両手がふさがっていても認証できるメリットもあります。非接触なので衛生的でもあります。
ただ、精度がまだいまいちのものだと、マスクを着けたままでは認証不可、大幅に整形などをすると認証ができなくなってしまいます。寝ている時に勝手に認証されるリスクもゼロではありませんね。
他にも、スマホの認証であれば自分のものなので良いですが、例えば入場ゲートなどで顔認証が進むと、自分の顔で個人情報が把握されてしまうという不安を持つ人もいます。
顔認証ができる主なスマホ機種
- iPhone 11
- iPhone X
- Galaxy S10
- AQUOS Zero2
- HUAWEI P30 Pro など
スマホのセキュリティ認証方法③ 虹彩認証
引用:NEC
虹彩とは、黒目の内側にある瞳孔の周りのドーナツ状の部分を指し、指紋同様個々人固有のものとされています。
また、生涯不変なものなので、整形をしても、また双子であっても個別のため、個人認証に使いやすいのです。
虹彩認証のメリット・デメリット
他の認証方法と比べても、虹彩認証は非常に精度が高く、高度なセキュリティを構築することが可能です。
非接触で衛生的、目で認証を行うのでマスクをしていても問題がありません。
ただ、色の濃いサングラス、カラーコンタクトでは反応できない場合があり、また目の細い人だと認証しづらいことが挙げられます。
また、導入コストがまだ他の認証方法に比べて高いため、虹彩認証を導入しているスマホはごくわずかというデメリットもあります。
虹彩認証ができる主なスマホ機種
- Galaxy S8
- arrows NX など
スマホのセキュリティ認証方法④ パスコード
どのスマホでも取り入れられているセキュリティ認証方法で、自分の好きな番号(もしくはアルファベット)でセキュリティ解除を行う方法です。
身近なもので言えば銀行の暗証番号のようなもので、スマホの機種によって数字だけ、数字+アルファベットの組み合わせ、4桁もしくは6桁などがあります。
パスコードのメリット・デメリット
他の生体認証と異なり、複雑な羅列の組み合わせにすることで、最もセキュリティ度が高くなるものともされています。
また、他の顔認証などだと、例えば陽の光の当たり方などで上手く認証ができないなどのトラブルは起こりやすいですが、パスコードは入力をするだけなのでそのような不安はありません。
ただ、パスコードの番号を生年月日などすぐに個人が分かるようなものにしてしまうと、簡単にロックが解除されてしまうリスクがあるので、できる限り難しい他人に分からないパスコードにすべきですが、逆に複雑すぎて自分が分からなくなってしまうと開けなくなりスマホが使えなくなる恐れもあります。
必ず入力をする必要があるので、少なくとも片手は空いていないとロック解除できず、必ずスマホを触らないとできません。
パスコードができる主なスマホ機種
- 基本、どのスマホでも対応
(スマホによってパスコードを解除できるものもありますが、リスクヘッジのためにも必ずパスコードの設定はしておいたほうが良いです。)
スマホのセキュリティ認証方法、どのタイプがお好み? まとめ
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
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