特に日本人では、スマホはiPhoneという人が多いのではないでしょうか。
多くの人が2~3年ごとに新しいiPhoneに買い替えていますが、次々と搭載されている新機能をすべて使いこなしている人は少ないのではないでしょうか。
音声アシスタント機能である「Siri」は、iPhoneに初搭載されたのはiPhone4sなので、今持っているiPhoneではほとんどがSiri搭載なのです。
意外と使いこなしていない人が多い初心者でも便利に使いこなせるSiriの使い方を伝授していきたいと思います。
iPhoneでのSiriの起動方法
「設定」でSiriを有効にする
まず、「設定」を開き、「Siriと検索」→「ホームボタン(もしくはサイドボタン)を押してSiriを使用」と進み、オンします。
Siriを起動される
Siriの起動方法には2つの方法があります。
- 声で呼びかける(Hey!Siri(ヘイ!シリ)と呼びかけるだけでOKです
※「Siriと検索」設定画面から「"Hey Siri"を聞き取る」をオンにしておく必要があります。 - ホームボタンを長押し(※iPhone8以前のホームボタンがある機種)、サイドボタン(右サイドボタン)(※iPhoneX以降のホームボタンがない機種)
このどちらかです。どちらも一瞬でSiriが軌道され、用件を聞いてくれるので試してみましょう。
また、iPhoneのSiri設定画面で「ロック中にSiriを使用」をオンにしている場合、iPhoneがロック中でも「ホームボタン」または「サイドボタン」を長押しすることで「Siri」を起動することができます。
iPhoneでのSiri便利な使い方
では、具体的なSiriの便利な使い方を見ていきましょう。
きっと「こんな使い方もあるのか!知ってればすぐに調べられた!」なんてものもあるかもしれませんよ!
見当たらなくなったiPhoneを探す
リビングなどでiPhoneが見当たらない…こんなことはよくある人も多いですよね。
Siriの最もベーシックな使い方が、「iPhoneを探す」です。
iPhoneではパソコンなどでログインしてiPhoneの現在地を表示できる「iPhoneを探す」アプリがありますが、それを使う前に古典的なやり方ですが、「Hey Siri」と呼びかけてみましょう。
すると、部屋のどこからか「はい!」「聞いていますよ!どうぞ」「御用をおっしゃってください」(何パターンかあります。)とどこからともなく聞こえてくるので、その声を頼りにiPhoneの居場所を見つけることができます。
アラームを設定する
寝る前に明日起きる時間をセット、毎晩設定する人もほとんどでしょうが、これもiPhoneを触らずにSiriを呼んで設定させることができます。
シフト制などの仕事で毎朝起きる時間が違う人は、毎晩時間の設定を声だけで変えられるのはとても便利ですね。
道案内をしてもらう
Appleの地図アプリも最近かなり進化していて、GoogleMAPなどと比べてもそん色ないほどのクオリティになってきました。
そのため、「〇〇に行きたい」とSiriに言うだけで、自動的にナビしてくれます。
運転中などスマホを見られない時でも、声だけで操作が可能なので、嬉しいですね。
電話をかける
Siriに「スピーカーで◯◯に電話」や「ハンズフリーで◯◯に電話」と呼びかけてみてください。
〇〇は電話帳に登録してある人なら聞き取ってくれるので、手ぶらで電話することが可能です。
運転中はもちろん、マイク付きのワイヤレスイヤホンがあれば、ライニング中などiPhoneをカバンにしまったままでも電話をかける(もしくは電話を取る)ことができますね。
流れている音楽の曲名を教えてもらう
iPhoneの「Apple Music」だけでなく、音楽サブスクリプションアプリでも、今聴いている曲の曲名が知りたいとき、「Hey Siri!この曲は何?」と聞いてみましょう。
驚くほど瞬時に今聴いている曲を表示してくれますよ。
「あ~この曲何だっけ?」とモヤモヤしたことがある人、是非Siriに聞いてみてください。スッキリしますよ。
天気を聞く
Siriで「明日の天気は?」と聞くと、現在地での明日の天気を話してくれます。
他にも、例えば「〇〇(地域名)の明日の天気を教えて」などでも対応してくれますので、いちいちリサーチして天気予報を探す手間が省けます。
「今日、傘はいる?」なんて聞き方もOKですよ。
写真を見つける
スマホ(携帯電話)にカメラ機能が搭載されてから、デジカメで撮っていた時代に比べて、圧倒的に写真を撮る機会は増えた人が多いのではないでしょうか。
ただ、バンバン写真を撮っていると、気付くとものすごいストックになっていて、いざ見つけたい写真が見つからない…なんてことに陥りがち。
そんなときは、Siriに「スイーツの写真」「桜の写真」「自分が映っている写真」などと呼びかけてみましょう。該当する写真だけをピックアップしてくれますよ。
更には「〇〇(人名)が映っている写真」なども可能なのです。飲み会などで話題になった写真などを探すときにも便利ですよね。
とにかく分からないことを聞いてみる
とにかくなんでもいいので、まず「Hey Siri」と呼びかけてみましょう。
例えば、「お腹がすいた」とSiriに聞いたら、現在地からの近い飲食店(食べログの評価点付き)が表示されます。
「風邪ひいた」と呼びかけたら、近くのドラッグストア(薬局)の場所を教えてくれます。
他にも、分からないことがあったら、なんでも聞いてみましょう。天気やグルメ情報など定型されているもの以外は、検索サーチに引っ掛かり、サイトを閲覧することができるので、一度使い始めると便利で手放せないという人が結構多いですよ。
面白いので暇なときに出もどんどんSiriを呼んで聞いてみてください。