- HISモバイルってどんなサービスなんだろうか?
- マイナーな格安SIMのようだが、信用できるのか?
このように思っている人は多いでしょう。
格安SIM業者といえばUQモバイルやY!モバイルが有名ですが、HISモバイルに関してはなかなか知る機会もないはず。
そこで本記事では以下の点を解説します。
- HISモバイルとはどんな格安SIM業者か?
- 料金や通信速度
- 利用するメリットやデメリット
それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
HISモバイルとはどんな格安SIM業者か?
(引用:HISモバイル)
HISモバイルとは、旅行会社大手H.I.Sが提供する格安SIMサービスです。
有名な企業がやっているという点で、ある程度安心できるでしょう。
旅行会社が運営元なだけあって、海外旅行に特化したサービスであるのが特徴です。
HISモバイルの料金
HISモバイルの料金システムは、以下2種類があります。
- 自由自在290プラン▶︎データ量に応じて月額料金が変わる料金プラン
- データ定額プ440ラン▶︎月額料金が最初から決まっているプラン
データ定額440プランは、他の格安SIM業者が提供している一般的なプランと同じ仕組みです。
やや特殊なのが自由自在290プランで、これは「使った分だけ月額料金がかかる」というもの。
両プランの料金詳細は以下のとおり。
<自由自在290プラン>
データ通信量 | 月額料金 |
〜100MB | 290円 |
〜1GB | 550円 |
〜2GB | 770円 |
〜3GB | 770円 |
〜5GB | 990円 |
〜7GB | 990円 |
〜20GB | 2,190円 |
<データ定額440プラン>
データ通信量 | 月額料金 |
〜100MB | 440円 |
〜1GB | 440円 |
〜2GB | 580円 |
〜3GB | 580円 |
〜5GB | 880円 |
〜7GB | 880円 |
〜20GB | 2,080円 |
自由自在290プランなら、最低限の費用で利用できるため、かなりリーズナブルです。
そしていずれのプランも、料金はある程度安い部類に入ります。この点に関しては後ほど詳しく解説します。
通信速度はどれくらい?
HISモバイルの通信速度はそれなりに安定しています。
少なくとも「遅い」「使えない」というレベルではありません。
(引用:HISモバイル)
上記はみんなのネット回線速度で記録されているHISモバイルの通信速度のデータです。
もっとも重要な平均ダウンロード速度は24.29MBps。
これはオンラインゲームでも高画質動画でも余裕で閲覧できる水準です。
また格安SIM業者に限定した通信速度ランキングでは、およそ50社中15位につけています。
上記のことから、通信速度はそれなりに安定しているといえるでしょう。
利用するメリット
HISモバイルを利用するメリットは、大きく分けて3つ挙げられます。
- 海外での利用に向いている
- 国内利用でもかなり安く利用できる
- 通信速度に安定感がある
いずれもかなり強力なメリットです。
それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
海外での利用に向いている
まずHISモバイルは、海外での利用に向いています。
海外旅行向けのポケットWi-Fiを借りられたり、海外用プリペイドSIMを購入できたりするからです。
ポケットWi-Fiは1日590円でレンタル可能。
海外用プリペイドSIMは販売していない格安SIM業者もあるなか、用意されているのは便利なポイントです。
海外へ行く予定があるなら、ぜひ購入しておくとよいでしょう。
ちなみにHISモバイルの場合、ポケットWi-Fiは空港でレンタルできます。
国内利用でもかなり安く利用できる
また国内利用する場合でも、かなり安く利用できます。
(引用:HISモバイル)
これはHISとその他主要なサービスの月額料金を比較した表です。
他のサービスと比較すると、HISモバイルはかなり安く利用できることがわかります。
「とにかく安く済ませたい」と思うなら、HISモバイルは選択肢に入れておくとよいでしょう。
通信速度に安定感がある
先ほども触れましたが、通信速度が安定しているのもポイントです。
NTTドコモの回線を利用しており、三大キャリアなどと比較して大きく劣るわけではありません。
少なくとも、動画を視聴したりゲームをプレイしたりするうえで困ることはないはずです。
一方でデメリットにも注意
ただしHISモバイルに関しては、以下のデメリットがある点に注意してください。
- データ通信量の繰越がない
- 販売端末が中古品メイン
それぞれ詳しく解説するのでご参考にしてください。
データ通信量の繰越がない
まず、HISモバイルにはデータ通信量の繰越がない点に注意してください。
たとえばデータ定額440プラン5GBを利用していて、1GBしか使っていないなら、4GBぶんの料金差が無駄になってしまうわけです。
つまり意図的にデータを使い切るなどしないと、コスパが悪くなってしまいます。
販売端末が中古品メイン
販売端末が中古品メインなのも、注意したいところです。
ほとんどの格安SIM業者は(リユース品をのぞいて)新品を販売しています。
しかしHISモバイルで購入できるのは中古品で、新品でないといけない人との相性は今ひとつ。
この場合はiPhoneやAndroidを持ち込んで契約するなどの工夫が必要になります。
HISモバイルよりメジャーな格安SIM業者のほうがよい?
結論からいえば、海外で利用する予定がないなら、格安SIM業者のほうが向いているでしょう。
たしかにHISモバイルは料金が安く、海外旅行に行くときには便利です。
ただし「データ通信量の繰越がない」など、割と致命的なデメリットもあります。
他にも細かいところで不満を感じるかもしれません。
たとえば家族割などが適用されないなどのデメリットを感じるかもしれません。
HISモバイルがダメなわけではないですが、他の格安SIM業者で自分に合ったのものを探すのがよいでしょう。
ちなみに新しい契約先を探すなら、かならずオンラインショップを利用しましょう。
オンラインショップでは、以下のメリットを得られます。
オンラインショップを利用するだけで、ずいぶんと費用がかかりにくくなります。
iPhoneとありますが、Androidも同様です。
また店舗へ行く手間も省くことが可能。
さらに下取りサービスを使い、さらに費用をおさえる方法もあります。
これは、今手元にあるiPhone・Androidを買い取ってもらうサービスです。
そして買取価格が新しい端末の購入代金から割引されます。
手元にiPhoneやAndroidを残さなくてもよい、ということなら、下取りサービスを利用するのがおすすめ。
ちなみに画面が割れていたり、背面に傷があったりしても下取りしてもらえる可能性があります。
諦めずに一度はAppleやキャリアに連絡しましょう。
キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
ドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO]と新プランが誕生し、これらに乗り換えた人も多いでしょうが、このキャリアの20GBプランに対抗して、格安sim各社新料金プランに変更しているところも多いのです。
まとめ
本記事ではHISモバイルに関して解説しました。最後に重要なポイントおさらいしましょう。
HISモバイルは株式会社H.i.Sが運営しているサービスであり、かなり安心できる存在です。
旅行会社が運営しているだけあって、海外に出かけるときに役立つサポートが取り揃えられています。
一方で月額料金が安く、国内で利用するうえでも役立つ点にも注目。
ただし「データ繰越ができない」など、他の格安SIM業者などでは当たり前にあるはずのサービスがない点には注意してください。
ぜひ一度HISモバイルや他の格安SIM業者の情報をチェックして比べてみましょう。
楽天モバイルが「ひどい」「やばい」と好き勝手言われている理由
楽天モバイルに関しては、やや厳しい評価が投げかけられるケースがあります。
ではなぜそのように言われるのか解説いたしますので、参考にしてください。
合わせて利用するメリットやデメリットに関しても解説します。