2022年9月、iPhone14シリーズの発売が発表されました。うちiPhone14Pro、iPhone14Pro Maxは、「ノッチが廃止された」ということで大きな注目を集めています。
iPhoneにとってノッチがあるかどうかはかなり重要です。これがあるかないかで、普段の使い勝手は大きく変わります。
しかし、以下の疑問を持っている人も多いでしょう。
- 「そもそもノッチとは何か?」
- 「ノッチが廃止されたことで、どのようなメリットが生まれるのか?」
本記事ではiPhoneのノッチについて詳しく解説するので、ご参考にしてください。
iPhoneの「ノッチ」とは?
iPhoneでのノッチとは、画面上部にあるくぼみの部分を意味します。要するに表面にあるものの、ディスプレイではないエリアのことです。
ノッチがついているiPhoneには、以下のギミックが搭載されています。
- 電話のスピーカー
- メインカメラ
- 環境光・近接センサー
というように、ノッチにはiPhoneを利用するうえで欠かせないギミックが搭載されています。
iPhone14でノッチが廃止された理由とメリット
そしてiPhone14では、このノッチが廃止されました。
つまり、従来は存在したディスプレイ上部にあった、「ディスプレイではないエリア」がなくなっています。
ノッチが登場したのは2017年から。そしてこの有無がiPhoneの使い勝手を大きく左右し、ある人からは「ノッチがあってよかった」、またある人からは「ノッチなんか無くしてしまえ」と、賛否両論の評価を受けていました。
否定派の意見は根強かったのですが、Appleは5年間ノッチをなくすことなく継続。しかしiPhone14でとうとうノッチが無くなりました。
ノッチの代わりにダイナミックアイランドが登場
ノッチがなくなったのであれば、「カメラやセンサーはどこへ行ったのか?」と思うでしょう。
iPhone14では、ノッチの代わりにダイナミックアイランドが採用されました。これはiPhoneのディスプレイの上部にある長方形の表示です。
ノッチと違って実態があるわけではなく、ディスプレイ上に電子的に表示されています。画面上にポッカリと、黒いエリアがある状態です。
ノッチにあった電話のスピーカーなどのギミックは、大半が本体内部に格納されました。そしてダイナミックアイランドが、ユーザーにさまざまな形でサポートします。
ダイナミックアイランドは、基本的にはバックグラウンドの動作を伝えます。ミュージックで流れている曲の情報を流したり、通話時間を表示したり、といった具合です。
これでユーザーは、バックグラウンドで動いているアプリが、今何をしているのか常に把握できるようになりました。
ノッチの削減=スリム化?
個人的な見解になりますが、ノッチをなくしたことは、iPhoneがよりスリムになった、あるいは無駄がなくなったとも捉えられるでしょう。
ノッチがあった時代は、ディスプレイ上部でそこそこのスペースを使って、電話のスピーカーやカメラが配置されていました。要は、貴重なディスプレイスペースを消費していたわけです。
しかしダイナミックアイランドになったことで、ディスプレイはより広く使えるように。これまでノッチに露出していた部分は内部に格納され、iPhone自体がスリムになっています。
「それができるなら、なぜ今までやらなかったのか」という疑問も浮かんできますが...
ノッチがなくなってしまったのにはデメリットも
ノッチには否定的な意見を持っている人が多く、それゆえiPhone14シリーズ発売時には、喜びの声も多数上がりました。
しかしノッチにはノッチなりの利点があり、それが失われた点には注意しましょう。
まずノッチがなくなったことで、ほぼフルスクリーンディスプレイになりました。画面が大きいのはよいのですが、ノッチがないため何となく安っぽい見た目になった点が気になります。
これは主観にもよりますが、人によっては「ダサい」と思うかもしれません。
また電話のスピーカーが見えなくなったことにより、スマホ慣れしていないシニア層にはより使いづらくなった、という側面もあります。
iPhone14を購入するならオンラインショップで
ノッチが廃止され、新しいステージに突入したiPhone14。「ぜひ一度試したい」と思っている人も多いでしょう。
iPhone14を購入するなら、オンラインショップで購入するのがおすすめ。なぜなら、実店舗よりも圧倒的に安く買えるからです。
オンラインショップを利用するだけで、数万円単位で端末価格が安くなったり、あるいは料金プランが割引されたりします。
iPhone14は円安の影響もあって、かなり高価な端末として評価されています。しかしオンラインショップ特有の割引をうまく活用すれば、負担額は相当低くおさえられるでしょう。
今後もノッチ復活はありうる
ちなみに今後もノッチが復活する可能性は十分にあります。
ノッチは嫌われている部分もありますが、一部のユーザーからは高い支持を集めているのも事実。
またノッチがあることでいかにも「iPhoneらしい」と感じる人もいます。
iPhone14ではダイナミックアイランドが搭載されましたが、これの使い勝手や評価もまだ確定していません。Appleが「やはりノッチのほうがよかった」と考えて、15以降で戻すこともあり得るでしょう。
まとめ
本記事ではiPhoneのノッチについて解説しました。
これまで5年間にわたり、ディスプレイ上部を占有していたノッチ。これはこれで悪いものではないのですが、やはり一部のユーザーからは不評でした。
iPhone14ではノッチを廃止し、新機能ダイナミックアイランドを実装。バックグラウンドで行われている動作をここで確認できるのは、かなり便利そうです。
もしiPhone14を購入したいなら、オンラインショップを利用するのがおすすめ。オンラインであるだけで、数万円単位で端末が安くなったり、料金プランが年単位で割引されたりします。
ぜひ一度、オンラインショップを覗いてみましょう。