- 「iPhoneの画面が小刻みに揺れる」
- 「これはいったい何のバグだろうか?」
- 「ウイルスに感染しているのでは?」
上記のように感じている人がいるかも知れません。
今回はiPhoneの画面が小刻みに揺れる原因と、その対処法を解説します。
見た目にはっきりできる不具合なので驚かされますが、落ち着いて対処すれば特に問題はありません。
iPhoneの画面が小刻み揺れるのはそもそもなぜ?2つのパターンを解説
iPhoneの画面が小刻みに揺れる理由は、「揺れ方」によって異なります。
- ホーム画面が小刻みに振動するパターン
- スクロールした際に小刻みに揺れるパターン
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
ホーム画面が小刻みに振動するパターン
ホーム画面が小刻みに振動するパターンでは、iPhoneの「視差効果」が働いていると考えて問題ありません。
視差効果とは、一言で言えばiPhoneの画面をグラフィカルに見せる演出機能です。
iPhoneの画面を立体的に表現して、見やすくしています。
しかし立体的に見えたり見えなかったり、するとiPhoneの画面が小刻みに揺れているように錯覚するわけです。
ただ解決方法としては簡単で、後述する視差効果の設定で基本的にはトラブルシューティングできます。
スクロールした際に小刻みに揺れるパターン
iPhoneをスクロールした際に、小刻みに揺れるパターンもあります。
これはアイコン移動や削除をおこなうとき、指を離さずにいると画面が振動してしまうという現象。
かなりはっきりとした現象なので、ウイルスに感染したのでは、と誤解する人もいますが、まずその可能性はないので安心してください。
ただし症状としてはやや問題が大きいでしょう。
こちらはホーム画面が揺れるパターンと違いiPhoneの不具合が考えられます。
グラフィック機能に問題があったり、ハードウェアが破損していたりするかもしれません。
iPhoneの画面が小刻みに揺れるときの対処法
iPhoneの画面が小刻みに揺れるときは、以下の対処法を実践しましょう。
- 設定で視覚効果を調整する
- 余計なAppの終了しておく
- 再起動する
- iOSをアップデートする
- 初期化を試してみる
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
設定で視差効果を調整する
iPhoneの画面が小刻みに揺れるときは、まず視差効果を調整しましょう。
iPhoneはディスプレイの表現を事細かに調整できるので、それを修正するわけです。
視差効果を調整する手順は以下のとおり。
- 「設定」を開く
- 「アクセシビリティ」をタップする
- 「動作」を開く
- 「視差効果を減らす」をONに切り替える
これで視差効果を減らし、小刻みに揺れる現象をおさえられます。
余計なAppを終了しておく
画面が小刻みに揺れるときは余計なAppを終了しておくようにしましょう。
なぜならAppの不具合が原因である可能性もあるからです。
数多く同時に起動しているとメモリに負荷がかかり、画面が小刻みに揺れる現象もより起こりやすくなります。
余計なAppを終了すれば解決するかもしれません。
正規品の充電器を使用する
iPhoneが小刻みに揺れるときは正規品の充電器を利用しているか確認してください。
非正規品の充電器を使うと、いろいろとiPhoneには故障・不具合リスクが生じます。
そのせいでiPhoneの画面が小刻みに揺れている可能性も。
Apple製品はApple製品で充電するのが大前提。
iPhoneを充電するなら基本的には正規品を利用しましょう。
再起動する
iPhoneが小刻みに揺れるときは、再起動を試してみましょう。
基本的に再起動さえすれば、だいたいの不具合は修正されるはずです。
もちろん画面が揺れるという現象も例外ではありません。
ただ電源を入れ直すだけで問題が解決することも多々あります。
ただし問題は根本的に原因を除去できていないこと。
基本的には一時的に改善しているだけであって、今後も同じような問題に悩まさられることがあるかもしれません。
iOSをアップデートする
ここまでやっても改善しないなら、いったんiOSアップデートを試してみましょう。
もしかしたiOSが古すぎて、障害が発生しているかもしれません。
古くなったiOSには不具合がつきもの、基本的には最新のiOSを保つことが大切です。
iOSアップデートの手順は以下のとおり
- 「設定」を開く
- 「一般」を開く
- 「ソフトウェア・アップデート」を開く
- 「自動アップデート」をタップする
- 「iOSアップデートをダウンロードする」をオンに切り替える
- 「iOSアップデートをインストール」をオンに切り替える
上記の方法でiOSがアップデートされます。
まだ実施していないなら、すぐやっておきましょう。
ここまでやってもダメなときは修理か買い替え
ここまでiPhoneが小刻みに揺れる現象に対して、できることを解説しました。
上記の対処法を試したのに改善しないなら、いよいよディスプレイやハードウェアの不具合が考えられます。
こうなると個人ではどうにもならないので、修理か買い替えが必要となるでしょう。
修理についてはかならず正規修理店でおこなってください。
なぜなら非正規修理だと失敗する可能性があるからです。
さらに非正規修理の履歴が残ると今後いっさい正規サポートを受けられなくなる可能性もあります。
ただしiPhoneは修理代金が異常に高いもの。
新しい端末が買えるくらいの金額がかかることもあります。
だとすると実際に新しい端末を購入ほうが、よほどコスパがよいと言えるでしょう。
まとめ:iPhoneの画面が小刻みに揺れるなら、すぐに対処か買い替えを!
iPhoneの画面が小刻みに揺れる場合、それはふたつのパターンに分けられます。
- ホーム画面が小刻みに振動するパターン
- スクロールした際に小刻みに揺れるパターン
うち1はすぐに解決することが可能です。
問題は2で、これはiPhoneが根本的に故障したときに起こりがち。
頻発するようなら、基本的には買い換える必要があるでしょう。
つまり寿命が訪れて買い替えどきがやってきたということ。
もしiPhoneを買い換えるなら、オンラインショップを利用するのがおすすめ。
オンラインショップなら高額な新品でも、数万円単位で端末料金が割引されたりします。
ぜひ一度オンラインショップを覗いてみましょう。