iPhoneを使っていると、スピーカーの音が音割れすることがあります。
このままだと音楽やゲーム、動画コンテンツ、何一つ楽しくないですよね。
せっかくの良曲が台無し、なんてことを感じている人も多いでしょう。
本記事では、iPhoneのスピーカーが音割れする原因と直す方法について解説します。
iPhoneのスピーカーが音割れする原因は何?
IPhoneのスピーカーが音割れする原因として、以下4つが考えられるでしょう。
- ホコリやゴミが詰まっている
- 浸水している
- 部品の経年劣化
- 保護フィルムの影響
それぞれについて詳しく解説するので参考にしてください。
ホコリやゴミが詰まっている
iPhoneのスピーカーが音割れする原因としてもっとも考えられやすいのは、ホコリやゴミが詰まっているということです。
iPhoneのスピーカー部分はある程度、ホコリやゴミが入りづらいように設計されています。
しかし穴が開いている以上、完璧に防げるわけではありません。
特に掃除せずにいた場合、少しずつ目詰まりを起こして音割れが起こるようになるでしょう。
また使用環境によっては砂などが入り込むこともあります。
普段から掃除して、キレイに保つことが大切だというわけですね。
浸水している
iPhoneのスピーカーが音割れするなら、浸水しているのかもしれません。
iPhoneのスピーカーは浸水が起こりやすい部分です。
ちょっとした水滴でもスピーカーの穴を通して中に水が入って行きます。
すると音が出力される時に水を通過するため、音割れが起こるというわけです。
もし過去にiPhone自体を水没させたことがあるなら、より深刻な浸水が起こっていることもあります。
この場合は将来的にスピーカーに限らない、より大きな故障の原因となり得ます。
部品の経年劣化
iPhoneスピーカーの音割れは、部品が経年劣化した場合にも起こります。
いくらiPhoneが丈夫なスマートフォンだとはいえ、経年劣化だけは避けられません。
例えばスピーカーから出力するための部品やケーブルが劣化していた場合、音が割れてしまうことは十分考えられます。
こういったことがあれば、やはり買い替えなどを考えるタイミングだと言えるでしょう。
もしiPhoneを3年、4年と使っているなら、そろそろ部品の劣化が起こる時期です。
保護フィルムの影響
もしかしたら保護フィルムの影響かもしれません。
保護フィルムがスピーカー部分に重なっている場合、もちろん音が正しく出力されないわけです。
保護フィルムによって出力が邪魔されて音が割れてしまう事は多々あるでしょう。
またスピーカー部分に重なっていなくても、音(振動)で保護フィルムが振動し、正しく音が鳴らないケースもあります。
iPhoneのスピーカーが音割れするのを直すには?
iPhoneのスピーカーが音割れした時は以下のような方法を試してみましょう。
- ホコリやゴミを取り除く
- 水滴を拭き取る
- アプリを再インストールする
- イコライザーの設定を確認する
それぞれについて詳しく解説するので参考にしてください。
ホコリやゴミを取り除く
iPhoneのスピーカーが音割れするときは、まずはホコリやゴミを取り除いてみましょう。
掃除の仕方はいろいろとありますが、エアダスターを使うのがもっとも現実的です。
エアダスターとは、一言で言えばホコリやゴミを吹き飛ばすスプレーのようなもの。
これで汚れを一気に綺麗にできます。
気をつけて欲しいのは、エアダスターによって、ゴミやホコリをiPhoneの内部に送り込んでしまうリスクです。
これはより大きな故障の原因にもなるので、エアダスターを使う時はそのリスクについて考えておく必要があると言えるでしょう。
水滴を拭き取る
スピーカーが音割れするなら水滴を拭き取ってみましょう。
もっとも簡単なのは、ティッシュの先端を補足してつつくこと。
これである程度、水滴を拭き取ることが可能です。
ただし注意したいのは、ティッシュの破片を出さないようにすること。
ティッシュの破片がiPhone内部に入り込むと、また別の問題が起こることもあります。
アプリを再インストールする
特定のアプリを使用している時だけ音が割れるなら、アプリの再インストールを試してみましょう。
つまりiPhoneではなく、アプリ側に原因があるかもしれないということですね。
アプリを再インストールすればあっさりと音割れがなくなることもあります。
またアップデートなどが存在するのであれば、実施しておきましょう。
イコライザの設定を確認する
続いてイコライザーの設定を確認してみましょう。
イコライザーとはiPhoneに標準的に搭載されている音声調整機能です。
例えば高音を強調したり、低音を控えめにしたりしてよりよいバランスで音声を楽しめます。
しかしイコライザーの設定次第では音割れが起こることもあります。
例えば高音が強調されるイコライザー設定を使っている場合、そもそも高くて大きい音は音割れしやすいでしょう。
つまりイコライザの設定がコンテンツの音質に合っていない、ということですね。
イコライザを「フラット」という設定にすれば音割れは起こらなくなります。
合わせて音量を小さくするなどすれば、音割れしづらくなるでしょう。
まとめ:それでも直らないならiPhone買い替えの時期
IPhoneのスピーカーは時々音割れを起こすことがあります。
音割れすると、音楽や動画、あるいは友達との電話もあまり楽しくはなくなってしまうでしょう。
本記事で紹介した方法であれば基本的にはすぐに音割れを直すことが可能です
るただし音割れが起こったということは、iPhoneの経年劣化を示すサインでもあります。
近いうちにiPhoneの修理が必要となるかもしれません。
しかしiPhoneはとにかく修理代金が高いという側面があります。
下手すれば修理代金で新しいiPhoneを買えるようなケースも少なくありません。
もしスピーカーの音割れが深刻ならば、iPhone自体の買い替えも考えてみるのがよいでしょう。
ついでに格安SIM業者も、今よりリーズナブルがもなものがないか確認するのがおすすめです。