iPhoneの時計機能は、使用している中で勝手にズレることがあります。
特に中古iPhoneにはありがちで、数分程度の差が生まれることも。
しかし数分とはいえ、時計がズレてしまうのはいただけません。
本記事では、
- iPhoneの時計が勝手にズレた場合の直し方
- その原因
などについて、詳しく解説します。
iPhoneの時計がズレるときの直し方は?
iPhoneの時計がズレるときの直し方は、大きく分けて6つあります。
- 再起動する
- iOS最新版へアップデートする
- 自動設定を変更する
- 「時間帯」をチェックする
- 自力で操作して、ズレを治す
- リカバリーする
それぞれについて、詳しく解説します。
再起動する
iPhoneの時計がズレるときは、何はともあれ再起動してみましょう。
時計のズレに限らず、iPhoneで起こりうる不具合の大半は、再起動で解決されます。
それでもiPhoneの時計がズレたままなら、以下の対応へと進みましょう。
iOS最新版へアップデートする
再起動してもiPhoneの時計がズレたままなら、続いてiOS最新版へのアップデートを実施しましょう。
アップデートすることで不具合が解消されるのは、iPhoneにはよくあることです。
iOSをアップデートする方法は、以下のとおりです。
- 設定を開く
- 一般を開く
- ソフトウェア・アップデートをタップする
自動設定を変更する
アップデートでも改善されないなら、自動設定を変更してみましょう。
iPhoneの時計機能は、自動的に正しい時間へ合うように設定されています。
しかし自動設定が狂い、時計の表示にあやまりが出ることもあるのです。
自動設定の画面は、以下のような形で開けます。
- 設定を開く
- 一般を開く
- 日付と時刻を開く
この画面には、「自動設定」という項目があるはずです。
そして自動設定のON/OFFを切り替えてみましょう。
iPhoneの時計がズレる問題は、この方法で解決されるはずです。
「時間帯」をチェックする
iPhoneの時計がズレるというなら、時間帯の設定が狂っているかもしれません。
iPhoneには各国での時間帯を指定できます。
つまり日本なら日本の時間帯を指定するべきですが、これが別な国に設定されている場合もあるのです。
以下のような形で時間帯をチェックしましょう。
- 設定を開く
- 一般を開く
- 日付と時刻を開く
- 自動設定をOFFにする
- 正しい時間帯と対応する地域を選択する(日本であれば東京)
多くの場合、これだけでiPhoneにおける時計のズレは修正されるはずです。
自力で操作して、ズレを直す
ここまでやってもiPhoneの時計がズレるなら自力で操作してズレを直します。
いろいろとやり方はありますが、シンプルなのは以下のとおりです。
- 設定を開く
- 一般を開く
- 日付と時刻を開く
- 自動設定をOFFにする
この状態になると、日付や時間帯が手動で入力できるエリアが出てくるはずです。
そこで、正しい時間を入力しましょう。
正しい時刻を確認するには、なんでもよいのですが、Googleで「時間」と検索するのがおすすめ。
すると、その地域における正しい時間が、検索結果トップに表示されます。
「時報(電話番号117)を聞きながら、iPhoneの時刻を調整する」という方法もあります。
とにかくなんでもよいので正確な時刻を聞きながら、iPhone上でも時計について調整しましょう。
リカバリーする
ここまでやってもiPhoneの時計がズレるなら、リカバリーを実行しましょう。
リカバリーとは、iPhoneを工場出荷時の状態まで戻し、再度設定し直すという方法です。
リカバリーすれば、iPhoneの不具合はほぼ解決されます。
もちろん、時計がズレる現象も例外ではありません。
リカバリーの手順は複雑です。
できれば、Apple公式サイトのヘルプを見つつ、正確に進めていきましょう。
なお、リカバリーする前には、iTunesかiCloudでのデータバックアップが必須となるので、気をつけてください。
なおリカバリーは、iPhoneの時計に不具合がある場合の解決方法として最終手段となります。
リカバリーしても改善しない場合は、iPhoneの根本的な故障が考えられるわけです。
この場合、やはり修理に出すことを検討しましょう。
iPhoneの時計が勝手にズレるのはなぜ?
iPhoneの時計が勝手にズレる原因としては、以下のようなものがあげられます。
- 設定を間違えている
- Apple以外での修理
- iOSアップデートにおける不具合
- 中古品の購入
特に多いのは、なんらかの設定を間違えているという理由です。
要するに設定さえ変更すれば、時計のズレは修正されるわけですね。
Apple以外での修理も、ときどき聞かれます。
いわゆる非正規のiPhone修理店で修理した場合です。
この場合、「修理中は一時的に時計が止まる」という現象が見られます。
よって修理が完了したあとで電源を入れると、「修理にかかった時間だけiPhoneの時計がズレる」というわけです。
再起動・再設定すれば、基本的にはすぐに修正されます。
しかし非正規のiPhone修理は、「今後Appleにおける正規修理が受けられなくなる」という強烈なデメリットがあります。
よって、非正規店の利用はあまりおすすめできません。
また、中古品のiPhoneを購入した場合も、時計がズレたりします。
前の持ち主が時計の自動設定していない、そもそも海外時間に設定されている、といったことがあるようです。
中古で購入して時計がズレていると初期段階での不具合が疑われますが、多くの場合はそうではありません。
まとめ:iPhoneの時計がズレた場合の対処はカンタン
iPhoneの時計がズレる問題は、比較的対処しやすいものです。
というよりも大半は設定の誤りが原因であり、基本的には不具合には該当しません。
設定を修正することで、正しい時間が表示されるようになります。
ただし、ごくまれに何をやあってもiPhoneの時計がズレたまま、ということもあります。
この場合はiPhoneに、根本的な不具合があると考えられるでしょう。
だとすれば、やはりAppleにて正規修理を受けるのがおすすめです。