月々の契約データ使用容量をどれだけ節約できるかが、スマホ代の節約に直結します。
いかにデータ容量を節約する大きなポイントがいかにWi-Fi環境でネットを使えるかにあります。
自宅の光回線などでの無線LAN使用以外にも、駅やコンビニ、カフェなどでの公衆(フリー)Wi-Fiをいかに使えるかも重要となっています。
各キャリアでは、公衆(フリー)Wi-Fiを提供しており、自分がよく使うスポット、エリアで使えるWi-Fiがあるキャリアに、スマホの契約をするのもひとつの選ぶ指針になります。
そこで、ここでは「キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)の公衆Wi-Fiサービス比較」をしていきます。
キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)の公衆Wi-Fiサービス比較
NTTドコモ:「d Wi-Fi」
引用:NTTドコモ
NTTドコモでは、従来のドコモユーザーのみが使用できた「 docomo Wi-Fi」から、dアカウント所持者から申し込み、使用ができる「d Wi-Fi」になりました。
「d Wi-Fi」では、スマホ以外にもタブレット、ゲーム機など複数のデバイスに接続が可能、未成年者が有害サイトのアクセスを制限する「コンテンツフィルタオプション」もあります。
申し込み:必要(「dアカウント発行」「dポイントクラブ入会」「dポイントカード利用登録」が必要で、Web(ドコモオンライン手続き)、電話、ドコモショップで申し込み可。)
料金:無料
提供エリア:約15万アクセスポイント(セブン‐イレブン、スターバックスコーヒー、タリーズコーヒー、ロッテリア、東京メトロなど) ※詳しくはこちら
接続方法:ドコモの回線契約があるスマホなどの場合、Wi-Fi一覧から「SSID:0001docomo」を選べば、SIM認証で接続ができます。
PCなどドコモの回線契約がないデバイスの場合、Wi-Fi一覧から「SSID:0001docomo」を選び、「ネットワーク(SSID)」「パスワード(セキュリティキー)」「dアカウントID」「d Wi-Fiパスワード」の入力で接続できます。
※パスワード等はd Wi-Fi申し込み時に付与されます。(もしくは、「d Wi-Fi設定サイト」で確認できます。)
au:「au Wi-Fi SPOT」
引用:au×Wi
au Wi-Fi SPOTは、auユーザーは申し込み不要、無料で利用ができ、au PAY登録者、auスマートパスプレミアム会員も要登録、無料で利用ができます。
また、PCや他事業者契約のスマホなどの場合は、月額330円にて申し込めば利用可能です。
「au_Wi-Fi2」(WPA2エンタープライズ)、「au_Wi-Fi」(WPA2)、「Wi2premium_club」(WPA2)、「Wi2_club」(WPA2)、「0000Wi2」(WPA2)、「Wi2premium」(暗号化なし)、「Wi2」(暗号化なし)、「wifi_square」(暗号化なし)と幅広くネットワーク(SSID)があるのもメリットとなっています。
申し込み:不要 (auユーザー以外は申し込み必要)
料金:無料(auスマホへの接続以外は月額330円)
提供エリア:約24万アクセスポイント(ドトール、コメダ珈琲店、ケンタッキー・フライド・チキン、モスバーガー、小田急電鉄、東武鉄道など) ※詳しくはこちら
接続方法:auスマホの場合、au Wi-Fi接続ツールがプレインストールされており、Wi-Fiをオンにするだけで接続可能。
※iOS15より「au Wi-Fi接続ツール」は非対応となります。
PCなどau回線デバイス以外の場合は、「au Wi-Fiアクセス セキュリティモード(月額330円)に申し込み時に付与されたパスワードを、Wi-Fi一覧から「au_Wi-Fi」(WPA2)などを選択し入力で接続できます。
ソフトバンク:ソフトバンクWi-Fiスポット
引用:ソフトバンク
ソフトバンクWi-Fiスポットは約46万アクセスポイントがあり、キャリアWi-Fiのなかでは最大アクセスポイント数となっています。
申し込み:不要 (auユーザー以外は申し込み必要)
料金:無料(※ウルトラギガモンスターやミニモンスター、スマ放題、スマ放題ライトなどほとんどのプラン、2段階定額プランなどパケット定額サービス・プラン加入の場合、513.7円/月(加入から2年間は無料)
提供エリア:約46万アクセスポイント(ローソン、ファミリーマート、セブン‐イレブン、スターバックスコーヒー、サンマルクカフェ、マクドナルドなど) ※詳しくはこちら
接続方法:ソフトバンクスマホの場合、Wi-Fiをオンにするだけで自動的に接続可能。
PCなどソフトバンク回線デバイス以外の場合は、「0002softbank」などのアクセスポイントを選び、申し込み時に付与されたパスワード入力で接続ができます。
楽天モバイル:「楽天モバイルWiFi by エコネクト」
引用:楽天モバイル
楽天モバイルの公衆Wi-Fi(楽天モバイルWiFi by エコネクト)は、BBモバイルポイント(「mobilepoint(WEP))」など)、とWi2(「Wi2(WEP)」など)のアクセスポイントが利用可能で、全国約110,000か所のアクセスポイントがあります。
申し込み:必要(楽天モバイル「メンバステーション」より)
料金:月額398円
提供エリア:約11万アクセスポイント ※詳しくはこちら
接続方法:スマホの場合、エコネスト(iPhone)、楽天モバイルSIMアプリ(Android)アプリをダウンロードし、申し込み時に付与された楽天モバイルWiFiのIDとパスワードを入力で接続できます。
PCなどの場合は、Wi-Fi一覧から対象SSID「mobilepoint、mobilepoint1、mobilepoint2、Wi2、Wi2_club、wifi_square」を選び、申し込み時に付与されたネットワークキーを入力し、接続語、同じく付与された「**********@econnect.jp.wifi」のIDとパスワードを入力し接続完了。
公衆(フリー)Wi-Fiを使う注意点
手軽に利用ができ便利な公衆(フリー)Wi-Fiですが、利用する上で注意すべき点もあります。
公衆(フリー)Wi-Fiの注意点も覚えておきましょう。
ネットバンキング、クレジットカードの入力は避けましょう
ネットバンキングの利用や、ネットショッピングなどでのクレジットカード情報の入力など、大事な個人情報の認証情報を送信するものは公衆(フリー)Wi-Fi下では行わないようにしましょう。
公衆(フリー)Wi-Fiは、不正アクセスしやすく認証情報が抜き取られてしまったら大変です。
「https:」で始まるサイトのみを接続するようにしましょう
「https://」で始まるサイトは、スマホやパソコン、タブレットなどと通信をする際、暗号化して情報の送受信を行うサイトのため、傍受されづらく比較的安全にネットを使うことができます。
使用が終わったらWi-Fiを切りましょう
Wi-Fiの使用が終わったらそのまま接続したままにせず、Wi-Fiを切るようにしましょう。
自分の知らないうちに情報が傍受されてしまうことを防ぐとともに、バッテリー節約にもつながります。