格安SIMが一般的に使われるようになって、ずいぶんと経ちました。
3大キャリアと比較すると、年間100,000円以上安くできるケースもあり、すぐにでも乗り換えたいところ。
とはいえ、「格安SIMは、田舎でも使えるんだろうか?」という疑問も少なくありません。
たしかにいくら劇的に安くなるとはいえ、「通信速度が遅い」とか、そういった問題が出てくるのは困りますよね。
本記事では、格安SIMを田舎で利用することについて、詳しく解説します。
格安SIM選びで失敗したくない人は、ぜひ参考にしてください。
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キャリア新プランに対抗!格安SIM11社、新料金プラン比較
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格安SIMは田舎でも使えるのか?
結論から言うと、田舎だったとしても格安SIMを使うことは、じゅうぶん現実的です。
もう少し厳密に言えば、「現在3大キャリアを使っていて問題なく使えているなら、格安SIMも使える」といったかたちです。
なぜ格安SIMは、田舎でも問題なく使えるのか?
格安SIMが田舎でも使える理由は、「格安SIMの通信エリアは、3大キャリアに準ずるから」です。
格安SIMは、基本的に自前の通信回線を持っていません。
だから、3大キャリアの回線を借りて、サービスを提供しています。
たとえばY! mobileなら、ソフトバンクの回線を借りています。
つまり格安SIMに変えたとしても、通信回線はソフトバンク・ドコモ・auのいずれかを利用するわけです。
したがって「今住んでいる場所で、3大キャリアを使っていて問題がなければ、そのキャリアの通信回線を借りている格安SIMも、問題なく使える」ということ。
たとえばソフトバンクを使っているなら、Y!mobileも使えるというわけですね。
というように田舎だったとしても、通信回線を正しく選べば、問題なく利用できます。
ただし「違う回線を使う場合」は別。
たとえばドコモの回線を使っているのにauの回線へ切り替えるなら、使い勝手が落ちる可能性はあります。
4G以外を利用する場合
ただし格安SIMでは、4G回線以外のものを使うのが、非常に難しくなっています。
なぜなら4G以外の3G、5G回線は、格安SIMでは未対応になっているケースが多いからです。
現状で格安SIMが用意できるのは、基本的には4G回線です。
3G回線には見切りをつけていて、5G回線はまだ対応する見込みがたっていません。
格安SIMを利用する場合は、ほぼ確実に4G回線を使うことになると考えておきましょう。
むしろ田舎のほうが有利?
あくまでもケースバイケースですが、「田舎の方が、快適に格安SIMを使える」というケースがあります。
主に通信速度において、都会よりも田舎のほうが速くなる、という現象が考えられます。
都会では、ビジネス街や学校、地下鉄などでは、多くの人が一斉に通信を行います。
その結果、電波構造的には有利なはずなのに、回線が混雑して通信速度が遅くなるというわけです。
しかし田舎の場合、回線が混雑する状況自体、あまり多くありません。
したがって(電波さえ届いていれば)田舎のほうが、むしろ快適に格安SIMを使えるケースがあるというわけです。
ただし、一時的に人が集まるようなイベントがあったときは、エリアで提供されている電波状況次第では、通信速度を悪くするような可能性はあります。
格安SIMを田舎で使うなら、周波数をチェック
というように上記では、格安SIMを田舎で使うにあたって、大きな問題はないことを解説しました。
合わせて格安SIMを利用する前に、周波数(バンド)もチェックしておくと、なおよいでしょう。
すべての端末には、それぞれ「対応周波数」というものが割り当てられています。
そしてキャリアはいくつかの「周波数」を持っており、各周波数だけを利用する仕組みになっています。
もし周波数が一致していなければ、通信速度や電話の音質などに影響が出るかもしれません。
今現在利用している端末の周波数と、乗り換え先で採用している周波数が一致しているか、確認しておきましょう。
自力で周波数のことを確認するのはたいへんなので、キャリアへ問い合わせるのがおすすめです。
ちなみに格安SIMを使う場合は、「800GHz」という周波数が重要です。
800GHzは、山間部などで重大な役割を果たす周波数なので、できれば利用したいところ。
格安SIMは、どれくらいの速度を出してくれるのか?
とはいえ、「実際にどれくらいの通信速度が出るのか?」というのは気になるところでしょう。
3大キャリア時代よりも急激に遅くなってしまうなら、とても困りますよね。
結論から言えば格安SIMは、基本的には普段使いするにあたって問題がない程度の通信速度を出せます。
たとえば、
- インターネットをする
- SNSを見る
- YouTubeで動画を再生する
といったことは、じゅうぶん可能です。
格安SIM業者によって通信速度には差がありますが、使い勝手を大きく変えるほどではありません。
もし通信速度を高く保ちたいなら、
あたりがおすすめ。
いずれも通信速度が速いのがウリで、とても快適に利用できます。
格安SIMについては、「各社での通信速度比較」がしょっちゅう行われますが、上記4社はいつも上位に上がっています。
UQmobileにいたっては、「3大キャリアの通信速度を上回る」というケースも。
各社とも利用料金が飛び抜けて高いとか、そういったわけでもありません。
簡単に言えば「安くて使いやすい」というものなので、かなりおすすめできます。
ただし通信速度が速いことと、「通信容量」は別問題です。
格安SIMで使える通信容量は、基本的には月額で定められています。
動画やオンラインゲームなどで消費していると、すぐに通信制限がかかってしまいます。
このあたりには注意しておきましょう。
まとめ
格安SIMを田舎で使うことには、さして大きな問題はありません。
使われている回線が3大キャリアから借りてきたものであり、引き続き同じ回線を利用する格安SIMなら、まず問題はないでしょう。
むしろ接続状況の関係から、「都会よりも使いやすい」というケースもあります。
「田舎だからやめておこう」とは考えず、一度検討してみることをおすすめします。
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