SoftBankから他者へ乗り換えると、新しいキャリアからは何かと優遇してもらえます。
乗り換えただけで数万円のキャッシュバックがある、違約金を負担してくれるなど、非常に魅力的なものが揃っています。
ただ、なんとなく「乗り換えの手続きは面倒くさそう」と感じている人も少なくありません。
乗り換えるなら、「MNP予約番号」の取得が必要ですが、特にそこが面倒だと思われがち。
本記事を読んでいる人は、
「MNP予約番号って何!?」
「どうやって発行するの?」
というような疑問を抱えていることでしょう。
本記事では、ソフトバンクでMNP予約番号を取得して、乗り換えるまでの流れについて解説します。
ソフトバンクからMNP予約番号を取得して、乗り換えるには?
早速、MNP予約番号を取得して、乗り換える方法について解説します。
ちなみに「MNP予約番号」とは、簡単に言えば 「今使っている端末を、別なキャリアでも使えるようにするためのパスワード」のようなもの。
これがなければ、SoftBankから別なキャリアへ乗り換えができません。
MNP予約番号は、
- 電話での問い合わせ
- ショップでの申込
- MySoftBankでの手続き
のうち、いずれかで行います。
それぞれについて、詳しく解説します。
電話で問い合わせる場合
まず、ソフトバンクお問い合わせ窓口(*5533)へ連絡します。
(一般電話からは、0800-100-5533)
すると、オペレーターがMNP予約番号を発行してくれるというわけです。
ソフトバンクからしてみれば、要するに「解約の申し込み」です。
よって、若干の引き留めをかけてくるかもしれないので、注意しましょう。
ショップでの申込
もうひとつは、ソフトバンクショップでの申込む方法。
本人確認書類を持ってショップへ行き、「MNP予約番号を発行して欲しい」と伝えましょう。
これだけで番号を発行してもらえます。
ちなみに、「契約したショップでないといけない」というわけではありません。
ソフトバンクショップなら、どこでもMNP予約番号を発行することが可能です。
ただし電話と同じく、若干の引き止めに遭う可能性はあります。
MySoftBankで手続きする
もっとも簡単なのは、MySoftBankで手続きする、という方法です。
MySoftBankにアクセスして、手続きをしましょう。
ソフトバンクでMNP予約番号を取得してからの流れ
MNP予約番号を取得したら、新しいキャリアで手続きします。
基本的には新しいキャリアのショップへ出向いて、手続きするという形になるでしょう。
ショップで乗り換えの手続きを完了すれば、それでOKです。
この時点でソフトバンクとの契約は中断され、あたらしいキャリアとの契約がスタートします。
ここまでをまとめると、
- MNP予約番号を取得する
- 新しいキャリアでMNP予約番号を伝えて、新規契約する
という流れです。
「MNP」だとか小難しい単語が出てくるので、手続きも複雑そうに感じるかもしれません。
しかし、実際はたったの2ステップで完了します。
結局、乗り換えにはいくらかかる?
乗り換えする場合は 3,000円がかかります。
これは「MNP予約番号の発行手数料」、というような意味合いですね。
ただし乗り換え先が、費用を負担してくれるケースも少なくありません。
負担してくれる場合は、新しいキャリアでの利用料金から差し引くなどといった形が取られるでしょう。
乗り換え時に、注意すべきこと
乗り換え自体は簡単なのですが、やはり気を付けるべきポイントはさまざまあります。
実際に乗り換える前に、以下の点を確認しておきましょう。
分割払いの残債を支払いしなければいけない
第一に、分割払いの残債を支払いしなければいけないという点には注意しましょう。
SoftBankから新しいキャリアへ移るタイミングで、端末の分割払いが残っていたとしましょう。
となると、当然のことながら、毎月分割払いする必要があります。
つまり分割払いが終了するまでは、
- 新しいキャリアでの料金
- SoftBankでの分割支払い
の両方を、二重で支払うことになる、というわけです。
高額な料金で苦しくならないように、注意しておきましょう。
MNP予約番号には、有効期限がある
MNP予約番号は、15日間経過すると無効になるという仕組みがあります。
つまり15日以内に他者への乗り換えを済ませる必要があるというわけです。
ただし無効になったとしても、再度MNP予約番号を取得することは可能......なのですが、面倒な手続きなのでできるだけ避けるようにしましょう。
違約金がかかることも
乗り換えることで違約金がかかるケースもあります。
SoftBankとの契約途中にある段階で乗り換えをすると、「中途解約」という扱いになります。
そして中途解約する場合は、違約金として9,500円の支払いが必要となるわけです。
SoftBankの場合、「契約更新月」というものがあり、この月に乗り換えするのであれば違約金はかかりません。
できるだけ、契約更新月で乗り換えするようにしましょう。
もし「契約更新月までもう少しだ」、という場合は、その月までは乗り換えを見送るという判断もあるでしょう。
メールアドレスは変わる
SoftBankから別なキャリアへ乗り越えた場合、当然ながらメールアドレスは変わります。
「Softbank.ne.jp」ではなくなる、というわけですね。
ただし、電話番号は変わらず、継続して利用することは可能です。
ポイントがなくなる
SoftBankを利用していると、さまざまなポイントが溜まっていきます。
しかし乗り換えをしてしまうと、それらのポイントはほとんどの場合失効してしまいます。
乗り換えるなら、ポイントは使い切るようにしておきましょう。
まとめ
SoftBankから新しいキャリアへ乗り換えるのは、さほど難しいことではありません。
MNP予約番号を取得して、新しいキャリアで手続きするだけ。
面倒に感じている人も多いかもしれませんが、実際にやってみればすぐ終わります。
ただし違約金や分割払い残債などの問題もあるので、こういった点には注意しておきましょう。