スマホはいまや生活必需品のひとつであり、今後もそうであり続けるでしょう。スマホは消耗品であるため、一定期間で買い替える必要があります。しかし、いつ買い替えるべきか、判断がつかず困っている人も多いでしょう。買い替えのタイミングは場合によって違いますが、時期によって損得が変わる可能性もデてきます。いつ買い替えるのが適切か、お得なタイミングを知って賢くスマホを買い替えましょう。
スマホを買い替える適切な4つのタイミング
スマホを買い換える時期が早すぎる、あるいは遅すぎると損をすることも多くなります。そのため、いつが適切かを上手に見極めて買い替えを検討しましょう。
買い替えに適したタイミングは、大きく4つに分けられます。それぞれのポイントを把握して、より良いタイミングを探りましょう。
1.スマホの寿命が近づいたとき
寿命が近づいたサイン |
|
当然ですがスマホというのは消耗品です。そのため寿命が近づいているなら、完全に故障する前に買い替えるのがベターです。寿命が近づいている際に見られるサインは、主に上記の4つが挙げられます。スマホは寿命が近づくと性能が悪くなり、処理速度が下がります 。ネットやアプリを開いていても、次に進めず強制終了されることが多くなってきます。また、強制終了だけではなく、動作不良を起こしたタイミングで再起動がかかることもあります。
再起動自体はスマホの新旧に関係なく、何らかの不具合で起きるものではありますが、寿命が近づくと頻繁に発生する傾向があることは覚えておきましょう。
また、劣化するのは性能だけではなく、バッテリーも同じこと。朝の外出前には充電が100%あったのに、昼過ぎには10%を切るようであれば要注意。それほど使用していないのに異常なほど早く充電が減るのは、寿命が近づいている証拠です。
スマホの寿命は本体にも影響を及ぼし、各種ボタンが使いづらくなります。iPhoneだともっとも使用するホームボタンの感度は特に悪くなりやすく、操作性に問題が出たなら、買い替え時と考えてください。
2.新機種が発売されたとき
スマホは一定期間ごとに新機種が発売され、この時も買い替えを検討すべきタイミングのひとつです。新しい機種では性能面が向上していることが多く、既存の機種よりさらに便利に使うことができます。
最新機種にしかない新機能が搭載されていることもあり、より快適に使いたいなら、買い替えがおすすめです。古いスマホでも使えないわけではありませんが、劣化が進んだり、搭載されている機能が限定的になるなど、便利さではやはり最新機種には劣るものです。
3.契約期間が終了したとき
大手キャリアで契約しているなら、2~3年の契約期間があります。契約期間満了のタイミングも、買い替えには適した時期です。これは既定の更新月なら機種変更や解約で違約金が発生しないからです。
契約更新月以前の買い替えでは理由に関係なく違約金が発生するため、この費用だけでも大幅なコストになってしまいます。また、契約更新は自動であり、この期間を逃すと次に違約金なしで買い替えられるのはさらに2~3年後になってしまいます。
契約途中でも破棄して違約金を払って買い替えはできますが、余計なコストをかけたくないなら契約期間終了のタイミングを狙うほうが良いでしょう。
4.キャンペーン期間中
時期 | キャンペーン例 |
3月 | 新生活応援キャンペーン |
12月 | 年末キャンペーン |
キャリアによっては時期ごとにキャンペーンを実施していることもあり、この内容が充実していてお得になりそうなら、このタイミングで買い替えるのもおすすめです。
キャンペーンは変動するため時期によって違いますが、たとえば例年3月付近では「新生活応援キャンペーン」、年末だと「年末キャンペーン」を実施しているのを見かけます。
全く同じ内容で買い替える場合でも、キャンペーンの有無でお得度が格段に違うということも少なくありません。キャンペーンは終了期間が決まっているもの、決まっていないものとバラバラです。よく確認してお得情報を見逃さないことが大切です。
スマホの買い替え方法
実際にスマホを買い替えるには、方法を正しく知っておくことが大切です。スマホの買い替えでは、解約して新規契約、機種変更、他社乗り換えといった、複数の選択肢があり、どれが一番良いのか比較するにも要素が複雑です。
しかし、買い替え先を決めてからの手順はそれほど難しくはなく、全体的な流れを把握しているなら誰でも簡単に行うことができます。手続き別の方法を知って、スムーズに買い替えを完了させましょう。
キャリアを乗り換える
現在契約しているキャリアから、他のキャリアに乗り換える場合は、単純に解約して新しいキャリアと新規契約するか、MNP転出して乗り換えるかの2つの方法があります。
おすすめなのは電話番号をそのまま持ち出せるMNP転出で、これを利用しての乗り換えなら、電話番号を引き継げるため、買い替え後の不便が少ないのが嬉しい点です。
手順
STEP | 解説 |
1 | MNP予約番号を受け取る |
2 | 店舗へ電話しMNP予約番号を伝え新規申し込み手続き |
乗り換えの手順は、大きく分けて以上の2つです。まずはMNP予約番号の受け取りですが、これは電話でもネットでもどちらからでもできます。例えばドコモの場合は151に電話し、音声ガイダンスに沿って進めると、MNP予約番号は受け取れます。
ネットからなら、「My docomo」から予約番号は取得できます。番号を取得した後は、店舗に電話し、MNP予約番号を伝えて乗り換えの手続きを進めてもらいます。
MNP予約番号は、取得から15日間のみ有効のため、期限切れにならないよう番号取得後はすぐに手続を進めましょう。
用意するもの
用意するもの |
|
乗り換え時に必要なものは、以上4つです。MNP予約番号は事前に取得したもので、口頭で伝える、あるいは取得済みならショップの店員が確認してくれます。契約者の氏名や生年月日、現住所は契約書に記載する内容のため、特別持参するものはありません。
後の本人確認書類を提出することで、これらは確認ができるため、特に問題はないでしょう。乗り換えの契約時には、支払いの手続きもするため、キャッシュカードかクレジットカード、預金通帳のどれかが必要です。
金融機関によっては取り扱いがなく、キャッシュカードを持参しても受付てもらえない場合があるため注意しましょう。また、預金通帳は届出印と一緒に持参が必要です。
注意点
注意点 |
|
乗り換え時には上記6つの注意点があります。本人確認書類はコピーは不可で、原本であることが必須です。分割払いは商品によって対象外だったり、頭金の支払いを求められたりする場合もあります。頭金はどこで購入するかによって金額が変わることもあるので、費用を細かく比較したい場合には、必ず実際にかかる費用を計算して比較するようにしましょう。
代理人による手続きは、委任状の持参と代理人本人の本人確認書類も必要です。支払い方法で口座振替を選択するなら、金融機関と契約内容が紐付けされるまでの期間、数回払込みになる可能性があります。
クレジットカード払いも可能ですが、利用を開始するには店舗で手続きをしなければなりません。
今のキャリアのまま機種変更をする
項目 | ドコモオンラインショップ | ドコモショップ |
待ち時間 | 24時間いつでも手続き可能 | 予約が必要だったり、店頭での待ち時間がかかることがある |
手数料 | 無料 | 有料 |
現在ドコモを使用していて、キャリア変更せずに機種変更で買い替えの場合、「ドコモオンラインショップ」か「ドコモショップ(実店舗)」で手続きが可能です。ドコモオンラインショップの場合、申し込みはすぐに完了し、手続きもすぐに終わります。
加えて、人件費が発生しないため、事務手数料もかかりません。一方、ドコモショップに出向く場合は、基本的には当日申し込みが可能ですが、商品在庫や店頭の混み具合によっては、当日手続きがができない可能性があります。予約をすることもできますが、アフター5や土日祝日は予約が取りにくいことが多く、店舗に直接行っても混雑のため長時間待つことにもなりかねません。
さらに、店頭での機種変更では事務手数料も発生するため、ドコモオンラインショップのほうが使い勝手は良いでしょう。
スマホを買い替える前にしておくべきこと
買い換え前にすべきこと |
|
スマホを買い替える際には、事前に上記の5つをやっておかなければなりません。まずは内部データをスムーズに移行できるよう、写真や連絡先といった必要な情報は、別の場所に移す、あるいは新しいスマホに移すものを選定する必要があります。
それに伴い、クラウド内に保管しているデータの整理もし、買い替えてもそのまま紐づけし、すぐにデータを取り出せるようにしておきましょう。パスワードは契約変更の手続きの際に必要なため、忘れている場合は事前に再発行しなければなりません。
買い替えは契約内容を見直すチャンスでもあるため、細部まで確認して本当にその内容で良いのか吟味しましょう。情報の引き継ぎは内部データだけではなく、アプリでも必要です。
買い替えてもスムーズに情報を引き継げるよう、各アプリごとの引き継ぎ設定を済ませておきましょう。
[H2]スマホの買い替えはドコモオンラインショップがおすすめ
メリット | デメリット |
事務手数料なし 待ち時間なし dポイントが使える | 実物に触れない プランの相談ができない 送料がかかる場合もある |
ドコモオンラインショップはメリット・デメリットの両面がありますが、基本的にはメリットのほうが大きいためおすすめです。ドコモオンラインショップショップなら税抜き3,000円の事務手数料がかからないため店頭手続きよりお得で、待ち時間も発生しません。
契約内容を自分で決められるため、スムーズに手続きが進みますし、支払いにdポイントが利用できます。一方で実物に触れないことはデメリットで、サイズや色が想像と違ったということにもなり兼ねません。不安があれば、事前に店舗で実物に触れておいたほうが良いでしょう。
また、契約手続きは全て自分で行うため、煩わしい提案をされることはありませんが、反面プランの相談できず、自己責任で決めなければなりません。しかし、オンラインのプラン診断やチャットサポートを受けることは可能です。もちろん、どうしてもわからない場合には後日ショップに出向くというのも良いでしょうまた、購入金額が2,500円を下回る場合は、別途送料が540円かかります。
ただし、送料は受け取り場所をドコモショップにすると、2,500円以下でも無料になるので、工夫次第でデメリットも解消できます。メリット・デメリットはそれぞれありますが、デメリットは解消できるものも多く、それほど大きな問題にはなりません。
時期を見極めてスマホをお得に買い替えよう
スマホの買い替えは乗り換えや機種変更があり、費用を重視するのか、キャリアを重視するのかなどにより適切な買い替え時期や方法は異なります。スムーズに行うには個々の特徴と手順を理解した上で比較しましょう。ドコモならドコモオンラインショップを使うというように、購入場所を変えるだけで費用が安く抑えられることもあります。
スマホは買い替え時期をきちんと見定め、適切なタイミングで行うことで、より快適に使い続けられ、お得度も増します。買い替えに適したタイミングを見極め、ドコモオンラインショップを活用して賢くスマホを買い替えましょう。
まとめ |
|