- 「iPhoneのリユース品って何だろう?」
- 「新品と比較してどれくらい安いのだろう?」
上記の疑問を持っている人は多いのではないでしょうか?
ナンバリングが進むにつれ、高額化が止まらないiPhone。しかしリユース品ならある程度安く購入できます。
しかし新品とはやや異なる点もあり、事前に確認しておく必要があります。そこで本記事では以下を解説。
- リユース品の定義
- リユース品の安さや新品・中古品との違い
iPhoneの購入を考えている方はぜひご参考にしてください。
iPhoneのリユース品(認定中古品)とは?
iPhoneのリユース品(認定中古品)とは、キャリアで販売されている中古端末を示します。
多くのキャリアや格安SIM業者は、中古iPhoneを回収したり、あるいは下取りしたりしています。
それらを販売できる状態に整備して提供されているのがリユース品です。わかりやすく言えば「各社お墨付きの高品質な中古品」といったところでしょう。
iPhoneのリユース品は数万円安い
iPhoneのリユース品は、とにかく安いのがメリットです。端末の状態などにもよりますが、数万円安いのは当たり前。
(引用:UQモバイル)
たとえば、UQモバイルの例を見てみましょう。au Certifiedというのが、本記事で述べるリユース品に該当します。
iPhone SE2の新品は、高ければ50,000円程度です。しかしUQモバイルなら、最安4,800円で購入できます。
ここまで安いのは極端ではありますが、他のナンバリングでも安いのはありません。いずれの場合でも数万円程度安く購入できるでしょう。
普通の中古品とリユース品の違い
- 普通の中古品とリユース品では、以下の違いがあります。
- キャリアや格安SIM業者によって整備されている
- バッテリー容量が80%以上残存しているのが保証されている
- 確実に赤ロムではない
まずキャリアや格安SIM業者が整備しているのが、中古品との大きな違いです。これはメルカリなどで個人から購入する場合と比較したときに大きなメリットとして感じられるでしょう。
またリユース品を扱っているキャリアや格安SIM業者はたいてい「バッテリー容量が80%以上残っている」という検査基準を設けています。要するに、すぐに電池が切れるようなことはまずあり得ません。
赤ロムではないと確約されているのも大きなポイントです。赤ロムとは、前の所有者による料金未納で、一時的にiPhoneが使えなくなっている状態を示します。
ただしリユース品は赤ロムではないことが前提となっており、購入して「インターネットに接続できない」といった致命的なトラブルが起こり得ません。
リユース品は、他の中古品と比較して安心して利用できるものだと言えるでしょう。
Appleが出している「認定整備済」の製品とは異なる
リユース品と似たようなものに、Appleが提供する「認定整備済製品」が存在します。
キャリアや格安SIMが扱っているものとは全く違うので注意しましょう。
認定整備済製品について知っておきたいのは、今のところ日本ではiPhoneの取り扱いがないという、その一点です。
ただしMacBookAirやiMac、AppleWatchなどは日本でも認定整備済製品として流通しています。もしiPhone以外にも手に入れたいApple製品があるなら確認しておくのがよいでしょう。
リユース品とオンラインショップの割引を組み合わせよう!
iPhoneのリユース品は、それだけでもかなりリーズナブルな販売価格になります。時期やナンバリングにもよりますが、数万円単位で安くなるでしょう。
もしリユース品に買い換えるなら、合わせてオンラインショップの割引を利用するのがおすすめです。
ほとんどのキャリアや格安SIM業者は、オンラインでの購入・乗り換え・機種変申込みに関し、以下のような特典を用意しています。
- 端末料金の更なる割引
- 料金プランの長期的な割引
- 各社のポイントによる還元
- 事務手数料の免除
これらの特典を受ければ、さらに数万円単位での割引が発生します。そうするとiPhoneを新品で購入する場合と比較して、相当安い金額で購入できるでしょう。
ただし注意したいのは、オンラインショップでの特典内容は時期によって変動すること。今の時点でどのような特典やキャンペーンが展開されているのか、実際にアクセスして確認してみましょう。
まためぼしい特典やキャンペーンはいつまでもやっているわけではありません。さらに後述するようにリユース品も無限にあるわけではなく、欲しいナンバリングが売り切れることもあります。
もしリユース品とオンラインショップの割引を組み合わせるなら、早めにアクションするようにしましょう。
リユース品を購入する際の注意点
リユース品を購入するうえで、いくつかの注意点があります。
- あくまでも中古である
- 現物を確認できない
- 場合によっては新品のほうがコスパがよいかもしれない
最も注意が必要なのは、あくまでも中古であること。よって、多少の傷やバッテリーの消耗がある点は理解しましょう。
そして、「現物を確認できない」というのもやや苦しいポイント。購入してから「思ったより大きな傷がついている」という可能性もあります。たとえば「軽微な傷」とは聞いていたものの、1mmサイズでやや気になる、といったことはあり得ます。
また中古でない以上、iPhoneのパフォーマンスが落ちているのも事実。その点を踏まえればリユース品よりも新品を購入したほうがコスパがよいかもしれません。
まとめ
本記事では、iPhoneのリユース品について解説しました。
リユース品であるだけで数万円安く購入できるので、かなり魅力的です。オンラインショップを組み合わせればさらに安く購入できます。
ぜひオンラインショップでリユース品を購入できないかチェックしましょう。
ただし、安ければよいとは限りません。新品のほうを買ったほうが、コストパフォーマンスが良かったり、自身が満足できるケースもあります。
リユース品なのか新品なのか、購入前によく考える必要があるでしょう。